寄稿 - WORQLIP 元転職エージェントのここだけの話 2019-06-21T16:05:07+09:00 worqlip Hatena::Blog hatenablog://blog/10328749687197270683 労基へ通報は意味なし!?育児休暇取得で部署異動になり労基へ行った話 hatenablog://entry/8599973812317114963 2017-11-14T11:47:26+09:00 2018-09-19T13:39:56+09:00 私は、当時勤務していた会社に対して、大きな不満があり、労基(労働基準監督署)への通報を決意しました。 その状況と、私のその後をご紹介いたします。労基へ通報を検討している方に、少しでも参考になれば幸いです。 <p> 私は、当時勤務していた会社に対して、大きな不満があり、労基(労働基準監督署)への通報を決意しました。</p> <p>その状況と、私のその後をご紹介いたします。労基へ通報を検討している方に、少しでも参考になれば幸いです。</p> <ul class="table-of-contents"> <li><a href="#2度目の育児休暇取得で部署異動に">2度目の育児休暇取得で部署異動に</a></li> <li><a href="#移動先では休みも取れず残業の日々">移動先では休みも取れず残業の日々</a></li> <li><a href="#上司からの突然の呼び出しで懲戒免職もんだよ">上司からの突然の呼び出しで「懲戒免職もんだよ」</a></li> <li><a href="#上場企業の内部監査部門はまったく機能せず">上場企業の内部監査部門はまったく機能せず</a></li> <li><a href="#労基へ匿名メールで通報するも返事はなし">労基へ匿名メールで通報するも返事はなし</a></li> <li><a href="#今度は名前を書いて労基へ通報するも返事はなし">今度は名前を書いて労基へ通報するも返事はなし</a></li> <li><a href="#労基へ直接電話するも大丈夫ですよね">労基へ直接電話するも「大丈夫ですよね?」</a></li> <li><a href="#名前を出して労基へ通報する事を決意">名前を出して労基へ通報する事を決意</a></li> <li><a href="#結局労基の調査は入らず私は退職へ">結局労基の調査は入らず私は退職へ</a><ul> <li><a href="#労基への通報経緯">労基への通報経緯</a></li> </ul> </li> <li><a href="#これから労基へ通報を考えている方へのアドバイス">これから労基へ「通報」を考えている方へのアドバイス</a></li> <li><a href="#さいごに">さいごに</a></li> <li><a href="#労基へ通報すべきか迷っている人向けQA">労基へ通報すべきか迷っている人向けQ&amp;A</a><ul> <li><a href="#本人に代わって家族が労基に通報する場合どんな書類が必要ですか"> 本人に代わって家族が労基に通報する場合、どんな書類が必要ですか?</a><ul> <li><a href="#家族ではない他人が通報できる">家族ではない他人が通報できる?</a></li> </ul> </li> <li><a href="#アルバイトという立場でも労基に通報できますか">アルバイトという立場でも労基に通報できますか?</a></li> <li><a href="#労基に通報するならクビを覚悟しないといけませんか">労基に通報するならクビを覚悟しないといけませんか?</a></li> <li><a href="#有給休暇を消化させてもらえません労基への通報で改善できますか">有給休暇を消化させてもらえません。労基への通報で改善できますか?</a></li> <li><a href="#上司のパワハラを労基に通報した場合どんな調査が行われますか">上司のパワハラを労基に通報した場合、どんな調査が行われますか?</a></li> <li><a href="#給料未払いで労基に通報した場合未払い分はちゃんと支払われますか">給料未払いで労基に通報した場合、未払い分はちゃんと支払われますか?</a></li> <li><a href="#労基に通報したいけどその後の報復が怖いどんな対策が必要ですか">労基に通報したいけどその後の報復が怖い・・・どんな対策が必要ですか?</a></li> <li><a href="#労基への通報で会社が営業停止や倒産することもあるのでしょうか">労基への通報で会社が営業停止や倒産することもあるのでしょうか?</a></li> </ul> </li> </ul> <h3 id="2度目の育児休暇取得で部署異動に">2度目の育児休暇取得で部署異動に</h3> <p><img class="" title="" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20171113/20171113000105.jpg" alt="" /></p> <p>私は38歳女性です。以前、IT系の会社へ勤務していました。</p> <p>そこは7年間勤務していた会社で、合計2回の育児休暇を頂きました。1回目の育児休暇後は同じ部署に戻れたものの、担当業務が変わったため、大半は新しい業務となりましたが、なんとか仕事を覚えてこなしていました。</p> <p>そして、2回目の育児休暇取得後の職場復帰の際は、同じ部署に戻ることはできず、大きく部署移動となってしまいました。</p> <p>育児休業後の部署異動は、法律ではっきり「ダメ」という風に記載されていませんが、以下のように「不利益な取扱いをしてはならない」と、曖昧ではありますが記載されています。</p> <div class="note"> <p><strong>育児介護休業法第10条(不利益取扱いの禁止)</strong><br /><strong>事業主は、労働者が育児休業申出をし、又は育児休業をしたことを理由として、当該労働者に対して解雇その他不利益な取扱いをしてはならない。</strong></p> </div> <p>しかし、この時点で2回もの育児休暇を取得していたので、そのことに関して会社に対し文句を言うことはできず、部署異動にも応じました。</p> <p>実際に、職場復帰および部署異動してみるものの、子供3人の育児をしながらの会社勤めは本当に大変なものでした。</p> <h3 id="移動先では休みも取れず残業の日々">移動先では休みも取れず残業の日々</h3> <p>会社では新しい業務が山盛り状態。</p> <p>9~16時の時短勤務であったのにもかかわらず、フルタイムのメンバーと同じ業務をしかも兼務で強いられ、少し仕事を減らして欲しいと、直属の上司Aとの月一面で何度か交渉したにもかかわらず、結局減らしてもらえず、休みも取ることもできず、残業の毎日でした。</p> <p>残業代は基本的につけにくい雰囲気だったので、あまりつけていませんでした。</p> <p>職場復帰後、自分の時間も取れず、日々の生活に追われ、だんだんと家事育児もままならなくなりました。</p> <h3 id="上司からの突然の呼び出しで懲戒免職もんだよ">上司からの突然の呼び出しで「懲戒免職もんだよ」</h3> <p><img class="" title="" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20171113/20171113001402.jpg" alt="" /></p> <p>そんな時、別件で事件が起こり、上司Aに「こんなの懲戒免職もんだよ」と言われました。</p> <p>その別件というのは、後輩女性が、理不尽に上司に怒鳴られ、言い返すことができずに、ミスをなすりつけられていたので、私の上司Aのさらに上司Bに直接このことをメールで伝えました。</p> <p>後輩女性の上司と私の上司は同じ上司だったので、私の中では「間違っていない」という判断でした。</p> <p>しかし、翌日、上司Aから呼び出しがあり、「こんなの懲戒免職もんだよ」と言われたのです。</p> <p>初めは意味が分からなかったのですが、どうやら上司Aに相談することなく、上司Bに直接言いつけたことが原因だったようです。</p> <p>私は、その言葉にひどく傷つき、その発言が最大のきっかけとなり、労基に相談することを決意しました。</p> <h3 id="上場企業の内部監査部門はまったく機能せず">上場企業の内部監査部門はまったく機能せず</h3> <p>私の勤務する会社は上場企業でしたので、一度社内の内部監査室に匿名で相談しようと思いましたが、私がその「内部監査室」の担当の1人でしたので、同じ内部監査室の男性に相談しましたが、軽く受け流されてしまいました。</p> <p>この時点で、内部監査室の機能は、全く機能していないということになります。</p> <h3 id="労基へ匿名メールで通報するも返事はなし">労基へ匿名メールで通報するも返事はなし</h3> <p><img class="" title="" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20171113/20171113001645.jpg" alt="" /></p> <p>社内の内部統制は、残念ながら機能していなかったので、まずは労基へメールを送ることにしました。</p> <p>会社へ知られることを恐れ、初めは匿名のメールを送りました。内容は、「不当な育児休業後の人事異動と、根拠のない暴言について」。</p> <p>しかし、匿名であるためか、1週間待ってもなかなか返事をもらうことはできませんでした。</p> <p>▼労働基準関係情報メール窓口 送信フォーム<a href="https://www.mhlw.go.jp/form/pub/mhlw01/roudoukijun_getmail">https://www.mhlw.go.jp/form/pub/mhlw01/roudoukijun_getmail</a></p> <h3 id="今度は名前を書いて労基へ通報するも返事はなし">今度は名前を書いて労基へ通報するも返事はなし</h3> <p>次に、名前を書いてメールを送りましたが、この内容では緊急性が低いと思われているためなのか、メールの対応は後回しなのか、1週間待っても特に返事が来ることはありませんでした。</p> <h3 id="労基へ直接電話するも大丈夫ですよね">労基へ直接電話するも「大丈夫ですよね?」</h3> <p><img class="" title="" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20171113/20171113005745.jpg" alt="" /></p> <p>今度はさらに勇気を出して、名前を出して電話を掛けてみました。</p> <p>つながりはしたものの、話し中が暫く続き、時間をおいてようやく繋がりました。</p> <p>「不当な育児休業後の人事異動と、根拠のない暴言について」を話しましたが、電話に出た担当の方は質問をしながら話を聞いてくれるものの、「相談」という感じで「特に大丈夫ですよね?」と言われてしまい、あっけなく電話相談として終わってしまいました。</p> <p>後日、再度労基に電話を掛けることにしました。今度はもう少し、切羽詰まった感じと緊急性をプラスして伝えました。</p> <p>すると、電話に出てくれた担当の方が前回と違っていたというのもあるのか、前回よりも話を聞いてくれました。いずれにしても、何らかの「証拠」はないかと聞かれました。</p> <p>「懲戒免職」と言われたときは、会議室に呼ばれて二人きりで言われたので、ボイスレコーダーも何も用意をしていなく、特に証拠はない状態。上司Bに直接伝えたときのメールはありますが、それ以上の証拠は、ありません。</p> <p>とりあえず、証拠になりそうなものを探して、時系列で状況を教えてくださいとのことでした。</p> <p>また、遠回しにですが、給料や残業の未払い、不当解雇、休日がないなどの案件と比べると、やや緊急性や重要性が低くなるというような言い方されました。</p> <p>数日後、証拠となりそうなメール、チャットなどを探し、後日訪問しました。</p> <p>労基の方は、話を聞いてくれるものの、やはり、緊急性、重要性という面では優先順位は低いようで、なかなか話は進みませんでした。</p> <p>且つ、私は会社にばれたくなかったため、できれば匿名で行きたいと思っていましたが、調査が入るには、名前や連絡先などあったほうが、より優先度は上がるというような言い方をしていました。</p> <p>担当の方は、顔色を変えず淡々と話していたのが印象的です。こういうことで、労基へくる方はたくさんいるのだろうなという印象を持ちました。</p> <p>私は、まだ名前を明かすまでは勇気がなく、一旦その日は労基を後にし、岐路につきました。</p> <h3 id="名前を出して労基へ通報する事を決意">名前を出して労基へ通報する事を決意</h3> <p>数日後、再度よく考えた末、自分の名前を出して、「不当な育児休業後の人事異動と、根拠のない暴言について」、再度改めて労基へ「通報」することを決意しました。</p> <p>これは、私にとってかなり勇気がいることでした。ここまで来て後戻りはできないという想いで揺れ動いていましたが、もし今回でだめなら、もう諦めようと思いました。</p> <p>なぜなら、この労基に対する労力と時間、精神的な苦痛を考えると、会社を辞めて新しい仕事を探す方がよっぽど楽だと思ったからです。そのくらい、私にとって心身ともに苦痛なものでした。</p> <p>名前と連絡先を伝えることで、優先順位が上がると思い、思い切って、連絡先を伝えることにしました。</p> <p>その後、詳しい状況を聞かれ、メールやチャットなど資料となり得そうなものを紙に印刷して資料として持参しました。そして、その日以降毎日ドキドキしながら、会社に調査が来るのを待つことになりました。</p> <h3 id="結局労基の調査は入らず私は退職へ">結局労基の調査は入らず私は退職へ</h3> <p><img class="" title="" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20171113/20171113010650.jpg" alt="" /></p> <p>ところが、何日経っても労基からの「調査」は、入りません。</p> <p>会社の電話が鳴るたび、会社のインターホンが鳴るたび、FAXが来るたび、私の中で緊張が走りました。</p> <p>そうした日々を2週間くらいでしょうか、過ごした頃、もうその緊張感から解放されたいと思うようになり、もう会社を辞めることを決意しました。</p> <h4 id="労基への通報経緯">労基への通報経緯</h4> <p>私の場合となりますが、労基への通報経緯をまとめました。</p> <div class="note"> <p>労基へ匿名のメールを送付→1週間返信なし<br />↓<br />名前を記載し、労基へメールを送付→1週間返信なし<br />↓<br />名前を出して電話→あっけなく「電話相談」として終了<br />↓<br />緊急性をプラスし、名前を出して再度電話→何か信ぴょう性のある証拠はないかと聞かれる<br />↓<br />メール、チャットなどの証拠となり得そうなものを持参し、後日訪問→連絡先を伝える勇気がなく一旦帰宅<br />↓<br />後日、勇気を出して、名前と連絡先を出して、改めて「通報」する→調査が入ったかどうかは不明<br />↓<br />結局、心身ともに耐えられなくなり、退職を決意<br />↓<br />退職</p> </div> <p>私は覚悟をしていたようで実際には覚悟ができていなかったため、中途半端なやり取りが多くなり、最終的に自分の身が持たなくなり、退職を決意しました。</p> <h3 id="これから労基へ通報を考えている方へのアドバイス">これから労基へ「通報」を考えている方へのアドバイス</h3> <p>もし、これから労基へ通報しようと思っている方がいましたら、通報する際には、名前と連絡先を伝える覚悟はあるか、通報したことが会社にばれたとしてもその覚悟はあるか、会社を辞める覚悟はあるか、会社と戦う覚悟はあるか、ということを念頭に入れておくべきです。</p> <p>絶対にばれるということはありませんが、絶対にばれないとも言えないからです。</p> <p>気軽に相談だけするのであればいいのですが、本気で覚悟をもって「通報」する際は、それ相応の覚悟を持って「通報」すべきです。</p> <p>安易に気軽な気持ちで、名前も出さずに、ばれずに通報したとしても、いずればれてしまう可能性があるということです。</p> <div class="note"> <p><strong><これから労基へ通報しようと思っている方へのアドバイス></strong><br />・名前と連絡先を伝える覚悟はあるか<br />・労基へ通報したことが会社にばれたとしても、覚悟はあるか<br />・いざというとき、会社を辞める覚悟はあるか<br />・会社の人と戦う覚悟はあるか</p> </div> <h3 id="さいごに">さいごに</h3> <p>私のような「不当な育児休業後の人事異動と、根拠のない暴言について」などは、優先順位が低くなってしまうと感じました。</p> <p>また、労基への「通報」には、それ相応の覚悟が必要ですし、そこまで戦う覚悟がなければ、通報しない方が自分のためだと感じました。私の経験がどなたかの参考になれば幸いです。</p> <p> </p> <p>寄稿 まゆ</p> <p> </p> <h2 id="労基へ通報すべきか迷っている人向けQA">労基へ通報すべきか迷っている人向けQ&amp;A</h2> <p><img class="hatena-fotolife" title="f:id:worqlip:20180919122504j:plain" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20180919/20180919122504.jpg" alt="f:id:worqlip:20180919122504j:plain" /></p> <p> </p> <h3 id="本人に代わって家族が労基に通報する場合どんな書類が必要ですか"> 本人に代わって家族が労基に通報する場合、どんな書類が必要ですか?</h3> <p>本人に通報する意志はないものの、辛い労働環境の中で働いている様子を見て家族が労基へ通報するケースもあります。この場合は、その会社で働いていることを証明できるものと、家族であるという証明が必要になります。その他には会社名・所在地・代表者の名前・電話番号といった情報も提示した上で、どういった違反があったのかを説明することになります。</p> <p>明らかに違反しているという証拠があれば、状況を有利に運ぶことができるでしょう。</p> <h4 id="家族ではない他人が通報できる">家族ではない他人が通報できる?</h4> <p>第三者の他人でも労基への通報は可能です。その際は上で挙げた情報をまとめておいてください。また、あなたの身分証明証も必要になります。</p> <h3 id="アルバイトという立場でも労基に通報できますか">アルバイトという立場でも労基に通報できますか?</h3> <p>労基へ通報するとなった場合、アルバイトか正社員かというような雇用形態は関係ありません。必要書類と会社情報、そして違反している証拠になるものを用意しておきましょう。</p> <h3 id="労基に通報するならクビを覚悟しないといけませんか">労基に通報するならクビを覚悟しないといけませんか?</h3> <p>労基への通報は、労働者の権利を守るためとはいえ、会社と対立する可能性・通報者が知られてしまう可能性はあります。働きやすさを考えると最悪退職も辞さない覚悟も必要になるでしょう。</p> <p>ですが、自分の意志ではなく、通報したからクビだと言われたとか、通報後に明確な理由もなく突然解雇されたという場合は不当解雇にあたります。中には、自己都合で退職するように嫌がらせをしてくるような所もあるようです。</p> <p>こうしたケースの相談先は、労基や労働組合で受け付けてはいますが、より濃いアドバイスが欲しいということであれば、弁護士さんへの相談がおすすめです。不当解雇の撤回や慰謝料の請求が可能です。</p> <h3 id="有給休暇を消化させてもらえません労基への通報で改善できますか">有給休暇を消化させてもらえません。労基への通報で改善できますか?</h3> <p>有給休暇さえ取れれば問題ないとか、その他の待遇はしっかりしているという場合は、出来る限り会社側と揉めずに解決を目指したいですよね。有給休暇については労基へ通報する前に次のことをやってみてください。</p> <p>まず上司に有給休暇の申請をします。就業規則も頭に入れた上で話をするとスムーズだと思います。もしこの日はできないと言われたなら、いつならできるのか確認してください。</p> <p>この時に「うちは誰も有給休暇なんて取っていない」とか「そんなに休みたいなら退職しろ」といった返答があれば違法である可能性が高まります。ただし、労基へ通報する前に社内の相談窓口や労働組合にもかけあってみてください。この際は、会社への敵対心や不信感は見せず、有給休暇が取れなくて困っているというニュアンスで相談してください。</p> <p>それでもだめなら労基への通報を真剣に検討することになります。証拠となるメールや書類、音声などを用意しておくことをおすすめします。</p> <p>有給休暇の取得妨害は違法行為ですから、あまりにも悪質な会社なら法的手段を取るという選択肢もあります。</p> <h3 id="上司のパワハラを労基に通報した場合どんな調査が行われますか">上司のパワハラを労基に通報した場合、どんな調査が行われますか?</h3> <p>上司のパワハラ問題が深刻な場合、残念ながら労基へ通報で改善させることは難しいでしょう。当然パワハラはあってはいけないことですし、違法ではありますが、労基は労働基準法において違法であることが証明されなくては動きません。</p> <p>労基へ通報は意味がないと言わざるを得ませんが、労働基準監督署の中の「総合労働相談コーナー」なら有益な情報を得られるかもしれません。”個別労働関係紛争の促進に関する法律”に基づいて、会社内で解決を目指せるのか、それとも解決・改善を促してくれる第三者解決機関が必要なのかを判断します。</p> <h3 id="給料未払いで労基に通報した場合未払い分はちゃんと支払われますか">給料未払いで労基に通報した場合、未払い分はちゃんと支払われますか?</h3> <p>労基に通報すれば未払いに対して調査が行われ、未払いであることを証明できれば賃金の支払いを勧告します。ただし、強制力はありませんので、ちゃんと支払われるかどうかは、結局は経営者次第なんです。労基への通報で給料未払いが解決できない場合は、弁護士への相談を検討することになります。</p> <h3 id="労基に通報したいけどその後の報復が怖いどんな対策が必要ですか">労基に通報したいけどその後の報復が怖い・・・どんな対策が必要ですか?</h3> <p>当たり前ですが、労基への通報で何らかの報復をすることは違法行為です。対策としては弁護士などの専門家に相談することがまず挙げられますが、残念ながら報復行為までしてくるような会社と健全な関係を築いていくのは難しいと言わざるを得ません。</p> <p>この場合は、上記の寄稿者のように転職することを対策とする人もいますし、会社側の悪質さが際立つのであれば、慰謝料請求をして戦う道もあります。</p> <h3 id="労基への通報で会社が営業停止や倒産することもあるのでしょうか">労基への通報で会社が営業停止や倒産することもあるのでしょうか?</h3> <p>労基に通報することで営業停止になることはまずありません。労基は是正勧告をしますが、<wbr />営業停止についてはその業種の監督官庁が行っています。</p> <p>結果的に営業停止になったり、<wbr />会社のイメージダウンによって倒産になる可能性はありますが、<wbr />労基が直接的にそれらに関与することはありません。</p> worqlip 宅地建物取引士が語る!宅建試験に一発合格する勉強法 hatenablog://entry/10328749687207438371 2017-01-18T07:22:35+09:00 2017-01-20T11:54:42+09:00 毎年20万人が受けるマンモス資格試験、宅建。 私の宅建合格までの期間は1ヶ月程でした。(※民法については多少の知識あり) 近年の宅建試験の合格率は15%程度ですから、100人受けて15人しか受からない計算になります。 「そんなに難しいのか……」と受験するのを悩んでいる人もいるかと思いますが、難しく考える必要はありません。 不合格のほとんどの原因は2つ。絶対量の勉強をしていないか、正しい方法で勉強をしていないか、のどちらかです。 宅建は、正しい勉強法で努力しさえすれば誰でも受かることができる試験です。合格に必要な絶対量はクリアしていただけるものとして、あとは正しい勉強法を身につけるのみです。 こ… <p><img class="" title="宅建" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20170117/20170117180300.jpg" alt="宅建" /></p> <p>毎年20万人が受けるマンモス資格試験、宅建。</p> <p><strong>私の宅建合格までの期間は1ヶ月程でした。<span style="color: #3d3f44; font-family: 'Helvetica Neue', Helvetica, Arial, 'ヒラギノ角ゴ Pro W3', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', メイリオ, Meiryo, 'MS Pゴシック', 'MS PGothic', sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: normal; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; display: inline !important; float: none;">(※民法については多少の知識あり)</span></strong></p> <p>近年の宅建試験の合格率は15%程度ですから、100人受けて15人しか受からない計算になります。</p> <p>「そんなに難しいのか……」と受験するのを悩んでいる人もいるかと思いますが、難しく考える必要はありません。</p> <p>不合格のほとんどの原因は2つ。絶対量の勉強をしていないか、正しい方法で勉強をしていないか、のどちらかです。</p> <p>宅建は、正しい勉強法で努力しさえすれば誰でも受かることができる試験です。合格に必要な絶対量はクリアしていただけるものとして、あとは正しい勉強法を身につけるのみです。</p> <p>ここでは、宅地建物取引士である私(安藤あつし)が「宅建試験に一発合格する勉強法」をお伝えするので、あなたの宅建試験の勉強にお役立ていただければと思います。</p> <p>では、しばらくのあいだお付き合いください。</p> <ul class="table-of-contents"> <li><a href="#1-資格学校の受講がおすすめ">1. 資格学校の受講がおすすめ</a></li> <li><a href="#2-おすすめの資格学校">2. おすすめの資格学校</a></li> <li><a href="#3-独学はしっかり計画を立てる">3. 独学はしっかり計画を立てる</a></li> <li><a href="#4-勉強は過去問をメインにする">4. 勉強は過去問をメインにする</a></li> <li><a href="#5-暗記はスキマ時間を使って効率的に">5. 暗記はスキマ時間を使って効率的に</a></li> <li><a href="#6-科目別勉強法">6. 科目別勉強法</a><ul> <li><a href="#6-1-民法とりあえず終わらせる">6-1. 民法「とりあえず終わらせる」</a></li> <li><a href="#6-2-宅建業法満点を取るつもりで">6-2. 宅建業法「満点を取るつもりで」</a></li> <li><a href="#6-3-法令上の制限やらず嫌いにならない">6-3. 法令上の制限「やらず嫌いにならない」</a></li> </ul> </li> <li><a href="#7-学習期間は6ヶ月1年">7. 学習期間は6ヶ月~1年</a></li> <li><a href="#8-モチベーションを維持する">8. モチベーションを維持する</a></li> <li><a href="#9-番外編もしなにもやらずに直前期を向えてしまったら">9. 【番外編】もし、なにもやらずに直前期を向えてしまったら</a></li> <li><a href="#10-まとめ">10. まとめ</a></li> <li><a href="#11-参考動画">11. 参考動画</a></li> </ul> <h3 id="1-資格学校の受講がおすすめ">1. 資格学校の受講がおすすめ</h3> <p><img class="" title="勉強" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20170117/20170117182947.jpg" alt="勉強" /></p> <p><strong>「宅建試験に一発合格する勉強法」先ずは、教材選び</strong>です。</p> <p>自分に合わない教材で勉強をしていると、習得に時間がかかり、モチベーションが低下して挫折……なんてことになりかねません。</p> <p>短期合格を狙っているのであれば、なおさらです。教材選びは慎重に行いましょう。</p> <p>おすすめの教材ですが、<span style="text-decoration: underline;">社会人など時間がない人には、資格学校の利用を強くおすすめ</span>します。金額は高くなりますが、内容も整理されていて大変わかりやすく、その分合格率を上げることができるので、金額に見合うメリットはあります。</p> <p>資格学校の講座は、法改正など宅建試験に必要な情報をもれなく提供してくれますので、勉強以外の余計な負担が減り、宅建の勉強だけに専念できることもメリットです。</p> <p>落ちて再受験をする時間と労力を考えれば、決して高い買い物ではないと思います。</p> <h3 id="2-おすすめの資格学校">2. おすすめの資格学校</h3> <p><img class="" title="学校" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20170117/20170117182848.jpg" alt="学校" /></p> <p>ちなみに、私が利用した資格学校の講座は<strong>「LEC 東京リーガルマインドの宅建合格講座(担当講師:水野先生)」</strong>です。</p> <p>理由としては、色々な資格学校の講座を検討しましたが、テキストがスタンダードで分かりやすく、講師との相性がよいと思ったからです。水野先生は、とても話術がある先生で、飽きずに学習できる工夫がされているので、この先生を選びました。</p> <p>この先生は講師業界でも名を馳せていて、大変人気の先生です。</p> <p>ただ、<span style="text-decoration: underline;">こればっかりは個人の主観ですから、自分がどういうタイプの人間かによって変わってくる</span>かと思います。</p> <p>講師とは、受験期間ずっと膝をつきあわせて勉強するわけですから、選ぶ際は実際に無料講義などをみてから慎重に決めた方がよいと思います。自分に合わない講師を選んでしまうと、受験より講師で苦労することになりますのでお気を付けください。</p> <h3 id="3-独学はしっかり計画を立てる">3. 独学はしっかり計画を立てる</h3> <p><img class="" title="計画" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20170117/20170117180711.jpg" alt="計画" /></p> <p>それでも、<strong>お金がなく独学しかできない……という人は、計画をしっかりと立てましょう。</strong></p> <p>資格学校のメリットの1つに、試験日を逆算して練られたスケジュールがあります。</p> <p>どんなに勉強しても、実力のピークを試験日にもっていけなければ、合格も難しくなります。試験当日に「まだやってない……」「勉強し終えてからブランクがある……」という状況にならないように、試験日にピークをもっていけるように計画を立てましょう。</p> <p>あとは、書店などでよく吟味して“読みやすい”と感じた教材を選びましょう。講座では講師との相性が問題となりますが、独学では教材との相性が大切です。毎日付き合うものですから、できる限り色々な教材に目を通して選びましょう。 </p> <h3 id="4-勉強は過去問をメインにする">4. 勉強は過去問をメインにする</h3> <p><img class="" title="過去" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20170117/20170117180858.jpg" alt="過去" /></p> <p>過去問は大切です。<strong>どんな試験にも言えることですが、過去問は試験委員からのメッセージが込められています。</strong></p> <p>過去問に出るということは必要な知識だから出ているわけです。その過去問を押さえることで、試験に必要な知識がみえてきます。</p> <p>特に、<span style="text-decoration: underline;">宅建試験は過去問の焼き直しが多いので、過去問をマスターできればグッと合格に近くなる</span>でしょう。</p> <p>では、「インプット教材は必要ないのか?」と言うと、そうではありません。</p> <p>過去問をマスターするには、インプット教材が必要なのです。</p> <p>いきなり過去問を解こうとすれば、前提知識がないので時間がかかってしまって非効率ですし、挫折の原因にもなってしまいます。</p> <p>さらに、過去問で間違えた知識の確認にもインプット教材が役に立ちます。過去問の解説は、スペースの都合からどうしても簡易的ですので、理解を深めるにはインプット基本教材に立ち返ることが大切なのです。</p> <p>上記の理由から、一通りインプットを終えたら、過去問を解くことをメインにして、分らない箇所はインプット教材に立ち返る……という勉強法がおすすめです。</p> <h3 id="5-暗記はスキマ時間を使って効率的に">5. 暗記はスキマ時間を使って効率的に</h3> <p><img class="" title="スキマ時間" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20170117/20170117181021.jpg" alt="スキマ時間" /></p> <p>宅建試験では、暗記を避けることはできません。と言っても、ずっと机に向かってひたすらブツブツ言って覚えるのは気が滅入ってしまいますよね。</p> <p><strong>そこでおすすめなのが、スキマ時間で暗記をすることです。</strong><strong>通学・通勤などのスキマ時間は、暗記にあてましょう。</strong></p> <p>人間の脳は集中するまで時間が掛かりますので、短いスキマ時間で難しいことをやると理解するまでに至らず、中途半端で終わってしまうことが多いものです。その点、暗記ものは基本短いセンテンスですし、「見て覚える」というスピーディー且つ単純作業なので、スキマ時間に向いています。</p> <p>暗記の方法ですが、1度に何回も繰り返すより、間隔を空けて何回か繰り返す方が記憶に定着しやすくなります。1日後、3日後、7日後……とスキマ時間を使って同じ項目を何回か繰り返すと定着率が上がり、効率的よく暗記できます。<br />その際は、暗記カードなどに日付を記入しておくと分かりやすくてよいでしょう。</p> <h3 id="6-科目別勉強法">6. 科目別勉強法</h3> <h4 id="6-1-民法とりあえず終わらせる">6-1. 民法「とりあえず終わらせる」</h4> <p><img class="" title="本" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20170117/20170117181252.jpg" alt="本" /></p> <p>初学者にとって一番やっかいな科目です。苦手意識を感じている方も多いのではないでしょうか?</p> <p><strong>他の科目と違って、できるようになるまで時間がかかる科目ですので、早い段階に勉強することをおすすめします。</strong></p> <p>民法は、パンデクテン体系という構成でできていて、はじめに全てに共通する「総則」から始まり、物権や債権などの各論に移っていきます。</p> <p>しかし、この「総則」は抽象的なものが多いので、初学者にはとっつき難く、なかなか1度では理解できません。</p> <p>民法は、全てを通してやっと理解できるという性質がありますので、最初の「総則」は理解できていなくてもよいので、<span style="text-decoration: underline;">とりあえず先に進めて一通り終わらせることを目標</span>としましょう。</p> <h4 id="6-2-宅建業法満点を取るつもりで">6-2. 宅建業法「満点を取るつもりで」</h4> <p><img class="" title="はなまる" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20170117/20170117181140.jpg" alt="はなまる" /></p> <p>宅建試験の主役科目です。この宅建業法は基本的に点が取りやすい科目ですので、満点を取るくらいの気持ちで臨みましょう。</p> <p>この科目を得点源にできないと、合格は難しくなります。細かなひっかけ問題が出題されるので、知識は正確に把握する必要があります。</p> <p>3科目の中では一番学習しやすく、得点が伸びやすいので、勉強することに慣れていない人や民法で挫折しそうな人は、宅建業法からはじめてもよいでしょう。</p> <h4 id="6-3-法令上の制限やらず嫌いにならない">6-3. 法令上の制限「やらず嫌いにならない」</h4> <p><img class="" title="家の模型" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20170117/20170117181431.jpg" alt="家の模型" /></p> <p>不動産の実務経験者であれば、馴染みがあって入りやすいかも知れませんが、一般の受験生は苦手とする人が多い科目です。</p> <p>建坪率や容積率……聞いただけで眠くなりますよね。苦手とする原因は、言葉の意味が分らなかったり、数字がたくさん出てくるところにあります。</p> <p>民法も言葉の意味は難しいのですが、そこに覚えなければいけない数字が出てくるので、ダブルパンチといったところでしょうか……。</p> <p>しかし、よくよく見ていけば理解できますので、最初のインパクトで嫌いにならないように根気よく勉強していきましょう。</p> <h3 id="7-学習期間は6ヶ月1年">7. 学習期間は6ヶ月~1年</h3> <p><img class="" title="2017" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20170117/20170117181548.jpg" alt="2017" /></p> <p>学習期間は人によってまちまちですが、初学者であれば、<strong>基本的な学習期間は、6ヶ月~1年程</strong>はみておいてください。</p> <p>宅建業法と法令上の制限は、すぐに成果が出やすいのですが、前述の通り民法は成果が出るのに時間がかかる科目です。一般的に学びはじめて、おぼろげにでも分るようになるまで3ヶ月はかかると思います。</p> <p>そして、実力に結びつく期間を考えると6ヶ月は欲しいところです。</p> <p>民法の点数が伸びずに、惜しいところで落ちてしまったという受験生も多いので、<br />確実に一発で受かりたいのであれば1年勉強してもいいと言えます。</p> <h3 id="8-モチベーションを維持する">8. モチベーションを維持する</h3> <p><img class="" title="漫画" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20170117/20170117181656.jpg" alt="漫画" /></p> <p>長く勉強しているとモチベーションを維持するのが大変です。はじめた頃は、あんなにやる気に満ち溢れていたのに、今では……なんて人も多いのではないでしょうか?</p> <p>そうならないために、<strong>たまに宅建の魅力に触れてモチベーションを維持しましょう。</strong></p> <p>具体的には、法律を題材にした漫画や小説などはおすすめです。漫然と民法を勉強していると飽きてしまうものですが、漫画や小説で事例に触れることでモチベーションが上がるほか、知識の習得の助けにもなり一石二鳥です。</p> <p>他にも、家のポストに入ってくる不動産の広告を“誇大広告になっていないか?”と読み込んでみたり、役所で自分の住んでいる場所の法令上の制限を調べてみたり、法務局で自宅の登記簿を取ってみたりすることも、宅建の知識が身近に感じられモチベーションの維持に一役買います。</p> <h3 id="9-番外編もしなにもやらずに直前期を向えてしまったら">9. 【番外編】もし、なにもやらずに直前期を向えてしまったら</h3> <p><img class="" title="頭を抱える" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20170117/20170117181849.jpg" alt="頭を抱える" /></p> <p>確実に一発合格を狙うなら上記の勉強法をおすすめしますが、それでも時間が無くて試験直前期になってしまった……という人もいることでしょう。</p> <p>そういう人は、<strong>宅建業法と法令上の制限を頭に叩き込んでください。</strong></p> <p><span style="text-decoration: underline;">民法は捨ててください。</span></p> <p>民法は前述の通り、実力を伸ばすのに時間がかかる科目ですので、ここで民法の新しい分野に手をつけると泥沼にはまります。</p> <p>とにかく短期間で点数に繋がりやすい箇所に絞って勉強します。一発逆転を狙うなら、点になりやすい業法と法令に集中して少しでも得点を伸ばし、合格点のボーダーラインにのせることに全勢力を傾けてください。</p> <p>合格は運の要素も強くなりますが、諦めてはいけません。仮に合格できなくても、そこでもがいて身につけた知識は、知識の貯金となります。翌年も受けるつもりであれば、そのがんばりは決してムダにはなりません。</p> <h3 id="10-まとめ">10. まとめ</h3> <p><img class="" title="合格" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20170117/20170117182004.jpg" alt="合格" /></p> <p>宅建試験は一昔前に比べるとだいぶ難しくなりましたが、それでも正しい勉強法で努力さえすれば、誰でも結果が出る試験です。</p> <p>ここでは、一般的な宅建試験の勉強のコツを書いてみました。合格するためには、なにも特別なことは必要ありません。</p> <p>大切なのは試験の特性、科目の特性を知って、正しい方法で努力をすることです。“やればできる”この言葉を信じて勉強に取り組んでいただけたら、きっと結果もついてくるはずです。</p> <p>ここで書いたことが少しでもあなたの参考になれば幸いです、ご覧いただきありがとうございました。宅建試験がんばってくださいね。</p> <p> </p> <h3 id="11-参考動画">11. 参考動画</h3> <p>【宅建士】2016スーパー合格講座<権利関係第1回></p> <p><iframe src="https://www.youtube.com/embed/t8WCnvAfy9I?feature=oembed" width="459" height="344" frameborder="0" allowfullscreen=""></iframe></p> <p> </p> worqlip 資格ゲッターが教える!短期間で資格試験に合格する7つの勉強法 hatenablog://entry/10328749687200489078 2016-12-27T07:34:20+09:00 2017-01-20T11:55:01+09:00 初めまして、数々の資格を取得してきた資格ゲッター安藤あつしです。 私は、宅地建物取引士や行政書士、貸金業務取扱主任者、色彩検定など様々な資格を短期間で取得してきました。 「そんな人は、どうせ元から頭がいい人なのでしょ?」と思われるかもしれませんが、私はそんなに頭が良い方ではありませんでした。むしろ、学生時代の成績は下から数える方が早いくらいでした。 では、なぜそんな私がこれらの資格を短期取得できたのかというと、勉強方法を工夫したからです。勉強方法さえ間違えなければ、短期での資格取得はなんら難しいことではありません。 ここでは、そんな私が資格取得の経験で培った“資格試験に合格する7つの勉強法”を… <p><img class="" title="マークシート" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20161222/20161222182523.jpg" alt="マークシート" /></p> <p>初めまして、数々の資格を取得してきた資格ゲッター安藤あつしです。</p> <p>私は、<strong>宅地建物取引士</strong>や<strong>行政書士</strong>、<strong>貸金業務取扱主任者</strong>、<strong>色彩検定</strong>など様々な資格を短期間で取得してきました。</p> <p><span style="text-decoration: underline;">「そんな人は、どうせ元から頭がいい人なのでしょ?」</span>と思われるかもしれませんが、私はそんなに頭が良い方ではありませんでした。むしろ、学生時代の成績は下から数える方が早いくらいでした。</p> <p>では、なぜそんな私がこれらの資格を短期取得できたのかというと、勉強方法を工夫したからです。勉強方法さえ間違えなければ、短期での資格取得はなんら難しいことではありません。</p> <p>ここでは、そんな私が資格取得の経験で培った“資格試験に合格する7つの勉強法”をお教えいたします。勉強ができるようにならない、勉強をすることができない……そんなお悩みを抱える方は、ここで共に解決しましょう。</p> <ul class="table-of-contents"> <li><a href="#1-勉強部屋には何も置かない">1. 勉強部屋には何も置かない</a></li> <li><a href="#2-勉強をはじめる時は軽い作業から">2. 勉強をはじめる時は、軽い作業から</a></li> <li><a href="#3-勉強時間は細かく区切る">3. 勉強時間は細かく区切る</a></li> <li><a href="#4-眠たくなったら20分仮眠する">4. 眠たくなったら20分仮眠する</a></li> <li><a href="#5-休憩中には軽い運動を">5. 休憩中には軽い運動を </a></li> <li><a href="#6-勉強前の食事は低GI食品にする">6. 勉強前の食事は低GI食品にする</a></li> <li><a href="#7-暗記は繰り返す">7. 暗記は繰り返す</a></li> <li><a href="#まとめ">まとめ</a></li> </ul> <h3 id="1-勉強部屋には何も置かない">1. 勉強部屋には何も置かない</h3> <p><img class="" title="勉強部屋" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20161222/20161222182800.jpg" alt="勉強部屋" /></p> <p>まず、勉強を始めるにあたって、ご自身の部屋を確認しましょう。大好きな漫画や雑誌、テレビゲームなどはないでしょうか?</p> <p>人間は、どうしても誘惑に弱いものです。勉強をしなければならないのに、漫画を読んでしまった……、アルバムを引っ張り出して見てしまった……、掃除を始めてしまった……という失敗談はよくある話です。</p> <p><strong>そんな失敗も、そもそも物がなければ起こりえませんので、勉強する部屋には極力なにも置かないようにしましょう。</strong></p> <p>ワンルームなどで部屋が1つしかなく、それができないようであれば、外で勉強できる場所を確保しましょう。</p> <p>街中にも案外、勉強ができる場所はあるものです。図書館やカフェ、資格学校に通っているのであれば自習室などが最適です。</p> <p><strong>参考記事</strong></p> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="いろんな場所で勉強したほうが、記憶力はあがるらしい" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Fwww.lifehacker.jp%2F2010%2F09%2F100908change_studyingspace.html" frameborder="0" scrolling="no"></iframe></p> <p> </p> <h3 id="2-勉強をはじめる時は軽い作業から">2. 勉強をはじめる時は、軽い作業から</h3> <p><img class="" title="単語帳" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20161223/20161223222719.jpg" alt="単語帳" /></p> <p>勉強をはじめてみたが、5分ともたなかった……自分の集中力のなさを嘆いた経験はありませんか?</p> <p>それは、いきなり難しいことをしようとしているからなんです。やる気というのは、脳の側坐核という部分でつくられます。</p> <p>しかし、この側坐核というのは、刺激がないとうまく活動してくれません。</p> <p><strong>つまり、勉強をはじめなければやる気はでないのです。</strong></p> <p>ですから、はじめは簡単な問題を解きながら、側坐核が働き始めるのを待ちましょう。</p> <p>簡単な問題でなくとも、試験で覚える暗記カードの作成などの作業でも効果がありますので、意識してみてください。</p> <p><strong>参考記事</strong></p> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="池谷裕二が指南!やる気が出る「脳」のだまし方 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Fpresident.jp%2Farticles%2F-%2F2325" frameborder="0" scrolling="no"></iframe></p> <p> </p> <h3 id="3-勉強時間は細かく区切る">3. 勉強時間は細かく区切る</h3> <p><img class="" title="砂時計" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20161223/20161223222736.jpg" alt="砂時計" /></p> <p>資格試験の勉強、やったつもりになっていませんか?</p> <p>あんなに長い時間勉強したのに、なにも覚えていない……そんな時は、勉強に集中できていない可能性が高いです。</p> <p>人間が集中し続けられる時間は、ぜいぜい90分だと言われています。大学の講義もだいたい90分ですよね。</p> <p><strong>ですから、3時間勉強するのであれば、最低でも90分と90分に分けることをおすすめします。</strong></p> <p>最初は、30分を6回くらいに分けてもいいですし、自分の集中力に合わせてもっと短くしても構いません。</p> <p>いろいろ試して、自分にあった時間配分を見つけましょう。</p> <p>集中できていない状態で勉強することほど無駄なことはありません。</p> <p>どうしても、苦痛であれば、思い切って勉強時間自体を短くしてもよいでしょう。</p> <p><strong>参考記事</strong></p> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="「作業25分→休憩5分」ポモドーロ・テクニックを駆使してタスクをガンガン処理できる「lanes」" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Fgigazine.net%2Fnews%2F20160209-lanes%2F" frameborder="0" scrolling="no"></iframe></p> <p> </p> <h3 id="4-眠たくなったら20分仮眠する">4. 眠たくなったら20分仮眠する</h3> <p><img class="" title="コーヒーを飲む女性" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20161223/20161223222921.jpg" alt="コーヒーを飲む女性" /></p> <p>たまに、とても眠たそうに勉強をしている人を見かけますが、眠いまま勉強するのは効率がよくありません。</p> <p>思いきって、眠たくなったら寝てしまいましょう。</p> <p>しかし、時間は20分程度の仮眠に留めてください。</p> <p>なぜ20分かと言うと、30分以上寝てしまうと脳が完全に休息モードに入ってしまいますので、起きたときにボーッとして返って勉強にならないからです。</p> <p><strong>そして、可能であればコーヒーを1杯飲んでから寝てください。</strong></p> <p>コーヒーにはカフェインが含まれていますので、覚醒作用があります。</p> <p>“眠れなくなるのでは?”と思うかも知れませんが、コーヒー1杯分のカフェインが効き始めるのは、飲んでから約30分と言われています。仮眠をして起きた頃にちょうど効き始めるので、仮眠をする前に飲むことで、目覚めがよくなり勉強効率が上がります。</p> <p>コーヒーが苦手な方は、お茶・紅茶・ほうじ茶・コーラにもカフェインが含まれていますので、代用してもよいでしょう。コーラにまでカフェインが含まれているとは意外ですよね。</p> <p><strong>参考記事</strong></p> <p><iframe class="embed-card embed-blogcard" style="display: block; width: 100%; height: 190px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="眠くなったときに眠気を解消する方法、普段の睡眠の質を上げる方法 - 久保清隆のブログ" src="http://kiyotakakubo.hatenablog.com/embed/20100211/1265903754" frameborder="0" scrolling="no"></iframe></p> <p> </p> <h3 id="5-休憩中には軽い運動を">5. 休憩中には軽い運動を </h3> <p><img class="" title="ストレッチ" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20161223/20161223222945.jpg" alt="ストレッチ" /></p> <p>ずっと座りっぱなしで勉強をしていると、血流が停滞してしまいます。</p> <p>血流が悪くなると栄養を脳に運ぶことができなくなり、勉強の質が下がります。</p> <p><strong>そうならないように、休憩中はスマホを見るのではなく、ストレッチ等をして体の血流をよくしましょう。</strong></p> <p>1時間座りっぱなしでいると、血液を送るのに必要な血管機能が50%低下するという研究結果も出ていますし、</p> <p>座りっぱなしの人はそうでない人に比べて、死亡率が高くなるとも言われていますので、勉強のためだけでなく健康のためにも休憩時間は体を動かすようにしましょう。</p> <p><strong>参考記事</strong></p> <p><iframe class="embed-card embed-webcard" style="display: block; width: 100%; height: 155px; max-width: 500px; margin: 10px 0px;" title="肩こり、腰痛、ストレスの解消やダイエットにも オフィスでできる「ストレッチ」" src="//hatenablog-parts.com/embed?url=http%3A%2F%2Fhatenanews.com%2Farticles%2F201202%2F3982" frameborder="0" scrolling="no"></iframe></p> <p> </p> <h3 id="6-勉強前の食事は低GI食品にする">6. 勉強前の食事は低GI食品にする</h3> <p><img class="" title="そば" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20161223/20161223223006.jpg" alt="そば" /></p> <p>あなたは、勉強する前の食事に気を付けていますか?</p> <p>食事をした後に勉強を始めると、眠たくなって集中できなかったという経験は誰にでもありますよね。</p> <p>これは、食事により血糖値が上がり、インスリンが分泌されるためです。</p> <p>インスリンは休息ホルモンとも呼ばれていて、これが分泌されると眠くなります。</p> <p>血糖値が上がるのも、インスリンが分泌されるのも、体を維持していく上で欠かせない作用ですので、無すことはできません。</p> <p>しかし、低GIの食品を食べることで、血糖値をある程度コントロールすることは可能です。</p> <p>低GIの食品を食べると、</p> <div class="note"> <p>血糖値の上昇も抑えられる<br />↓</p> <p>インスリンの分泌も少なる<br />↓<br />結果、眠くなりにくい状態になる</p> </div> <p>ということに繋がります。例外もありますが、一般に白いものは高GI食品で、色の付いたものは低GI食品と言われています。</p> <p>たとえば、白米・食パン・うどん等はすべて高GI食品ですので、普段これらを食べている人は、そば・玄米・全粒粉パン等の色のついたものに置き変えてみるといいでしょう。</p> <p><strong>参考記事</strong></p> <p><a href="http://club.panasonic.jp/diet/calorie_control/gi/foodlist.html">GI値|カロリーコントロール | ダイエットナビ | CLUB Panasonic</a></p> <p> </p> <h3 id="7-暗記は繰り返す">7. 暗記は繰り返す</h3> <p><img class="" title="机のミニチュア" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20161223/20161223223028.jpg" alt="机のミニチュア" /></p> <p>上記のように、いろいろと工夫して勉強したとしても、全く覚えられずに「自分はバカなのでは……」と落ち込んでしまうことってありますよね。</p> <p>でも、人間はみんな忘れる生き物なのです。過去の悲しいことも時間と共に忘れていくから、生きられるのです。</p> <p>忘れることは人間の長所でもありますので、受け入れていきましょう。</p> <p>ドイツの心理学者であるエビングハウスが提唱した“エビングハウスの忘却線”では、人間は20分後に42%、1時間後に56%、1日後には74%を忘れると言われています。</p> <p>これを聞くと勉強する気が失せてしまうかも知れませんが、復習を繰り返せば定着率は上がっていきます。10分後、夜寝る前、朝起きた時……と暗記を積み重ねることで確実に知識は定着し易くなります。</p> <p>そして、暗記ものは夜に覚えると定着率が上がるとも言われていますので、<strong>眠る前はテレビを観るのではなく、暗記をする時間にあてるとより効果的</strong>でしょう。</p> <p> </p> <h3 id="まとめ">まとめ</h3> <p><img class="" title="黒板" src="https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/w/worqlip/20161223/20161223223053.jpg" alt="黒板" /></p> <p>資格勉強は方法を間違えると、辛いだけでなく挫折ということになりかねません。</p> <p><strong>勉強を始める前に、勉強の仕方を考えるということは、資格試験合格への近道となります。</strong></p> <p>ここでは、脳科学・心理学的に裏付けのある方法をご紹介しましたので、きっとあなたの勉強の助けになると思います。あとは、あなたが実践して自分にあった方法にカスタマズしていってくれればと思います。</p> <p>ここまでお読みいただき、ありがとうございました。資格試験の勉強、がんばってくださいね。</p> <p><span style="color: #333333; font-family: Arial, 'Hiragino Kaku Gothic ProN', Meiryo, sans-serif; font-size: 16px; font-style: normal; font-variant-ligatures: normal; font-variant-caps: normal; font-weight: normal; letter-spacing: normal; orphans: 2; text-align: start; text-indent: 0px; text-transform: none; white-space: normal; widows: 2; word-spacing: 0px; -webkit-text-stroke-width: 0px; background-color: #ffffff; display: inline !important; float: none;">寄稿 安藤あつし</span></p> worqlip