WORQLIP

元転職エージェントのここだけの話

エージェントを使えばハードルが下がる?フリーターから正社員を目指す方法とは

低収入、不安定、負け組、etc.

フリーターに対する世間のイメージは決して良いものではありません。非正規雇用者という括りでは契約社員と派遣社員は同じではありますが、他者からのイメージや社会的信用は大きく異なります。

望むと望まざるに関わらず、このようなフリーターという立場に甘んじていると心も荒み、メンタルに支障をきたす可能性も出てきます。そうなる前にフリーターから正社員へと転職を成功させるにはどのようにすればよいでしょうか?

今回はフリーターから正社員へ就職する方法について詳しくお話しいたします。

一生フリーターで終わるつもりが無いのなら・・・

フリーター生活が長くなると「このまま一生フリーターのままなのだろうか」「正社員になる夢はかなわないのだろうか」という不安に押しつぶされそうになることがあるでしょう。

フリーターになった理由は人それぞれでしょうが、自ら望んでフリーターになった人はどちらかと言えば少数派。多くは正社員を目指し努力した結果、夢かなわず失敗。仕方なくフリーターで生活せざるを得ないという状況でしょう。

このように挫折を経験してフリーターになった人は、「どうせ俺なんて・・・」とネガティブな考え方をしてしまう傾向にあります。
しかし、フリーター生活が長いからといって正社員になれないわけではありません。現に多くのフリーターが就職活動を頑張り、安定した正社員へと転身しています。

一生フリーターで終わるつもりがないのなら、ちょっとだけ本気を出して就活にチャレンジしてみてはいかがですか?

フリーターから正社員になるいくつかの方法

フリーターから正社員になる方法としては以下の通りいくつかの方法があります。

①バイト先で正社員になる

今フリーターとして働いている勤務先で、成績や勤務態度を認められ正社員へ登用してもらう方法です

②ハローワークなどで正社員募集企業を探す

ハローワークや求人雑誌、求人サイトなどから自分の希望する仕事を探し、応募してみる方法です

③派遣社員から正社員を目指す

一足飛びに正社員になるのではなく、まずは派遣社員として働き、テンプトゥパームなどの制度を利用して正社員になる方法があります

このようにいくつかの方法がありますが、それぞれに大きな問題点を抱えています。

まず①ですが、今働いているバイト先の業績次第ではこの先もずっとアルバイトのままという可能性があります。アルバイトと正社員では企業の負担も桁違いであり、よほどのことが無い限り正社員に登用されることは無いと考えたほうがよいでしょう。

②の方法で正社員になるのは比較的ハードルは低いと言えます。しかし、いわゆるブラック企業比率が高く、入社してみたらとんでもない労働環境だったということもあり得ます。

③についてはそもそも枠が少なく競争が激しいため数少ないチャンスをものにする運と実力が求められます。
つまり、フリーターから(ブラック企業以外の)正社員になるのは結構ハードルが高いということです。

フリーター期間は「職歴無し」?

もう一つ、フリーターから正社員になるためには、募集している企業・会社の書類審査や採用面接をクリアしなければなりません。その際のハードルとなるのがフリーターの間の職歴です。

原則として、多くの企業ではアルバイト期間は履歴書や職務経歴書に書いても、職歴とは見なしません。もちろん、フリーター期間の仕事も職歴と見なしてくれる企業が皆無ということではありませんが、かなり少数であると断言できます。派遣社員や契約社員は職歴に換算するのに、なぜアルバイトは職歴と認められないのか大いに疑問ですが、それを言っても仕方ありません。「そういうもの」と捉えるしかないのです。

だからと言って職歴に何も記載しないのは間違いです。フリーターは無職とは異なり、就労経験がありますので、アルバイト歴と仕事内容は極力詳細に記載し、そこで何を学んだか、どのような努力をしたか、どんな実績や資格があるのかについて一通り話ができるよう準備をしておきましょう。

未経験歓迎企業ならばフリーターでも就職できる

応募者の過去の職歴を重要視するのは、できるだけ「経験者を採用」したいからです。未経験者歓迎企業であれば、それほど悲観的にならずとも書類選考を通過することができるでしょう。

特に慢性的な人材不足に陥っている介護業界や外食業界など、世間一般的に「不人気業種」と言われている業界であれば、フリーターでも歓迎してくれる可能性は大きいです。

業界の特徴として大手企業が少なく中小企業が多いため、面接から採用までのスパンも短く、だらだらと就職・転職活動をせずとも良いというメリットもあります。

もちろん、不人気の職業ですから仕事内容や労働環境は優良企業と比べて、必ずしも恵まれているとは言えません。給与や福利厚生などは人気大手企業と比べると見劣りすることもあるでしょう。

しかし、正社員として雇用されるメリットの方が大きく、脱フリーターの一歩目としてこういった企業へアプローチするのも一手です。

企業選び・書類記入・面接対策など、やることはいっぱいある

いくつか例を挙げましたが、それ以外にもフリーターから正社員を目指す場合には色々とややこしい問題が発生します。

例えば応募する企業選び。転職サイトを見て、自分がどの条件の求人に応募できるか考えたことはありますか?

もちろん、新卒ではありませんし、正社員経験が無ければ第二新卒でもありません。いわゆる既卒者扱いになりますが、既卒にも卒業年度で制限が掛かっている場合が多く(ほとんどは卒業3年以内)、それ以上の年齢になるとどの条件に該当するのかわからなくなってしまいます。

また、応募書類の書き方や面接対策などもフリーターには戸惑うことばかり。面接もアルバイトの面接とは異なり、かなり突っ込んだ質問を受けることもあります。せっかくの機会を無駄にしないよう、万全の対策をして臨んだほうが間違いなく良い結果が生まれるはずです。

では、フリーターが正社員を目指して就職活動を行うなら、どういう方法がベストでしょうか?
実はフリーターでも求人情報サイトや転職エージェントの活用がベストだと言えるのです。

転職エージェントを活用しフリーターから正社員を目指そう!

フリーターから正社員を目指して就職活動する時に転職エージェントのサービス内容についてお話します。

転職エージェントでは、経験豊富なキャリアコンサルタントがフリーターから脱出する方法について、親切丁寧なアドバイスや求人案件の紹介などのサポートを行っています。

もちろん、応募書類の書き方や面接対策なども納得がいくまで付き合ってくれる点もポイントが高いです。あわせて、多くの求人案件の中からアナタにマッチした業界や職種の案件を見つけ出し、フリーターから正社員への就職を後押ししてくれるのです。

ベテランのコンサルタントになると、限られた時間の面談でもその人の長所をうまく引き出し、面接で効果的なアピールができるように指導してくれることもあります。フリーターが正社員として全てのサービスは無料で利用できますから、就職する際の心強いパートナーとして、転職エージェントを活用しない手はありません。