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元転職エージェントのここだけの話

バス運転手の年収や適性、さまざまな仕事内容と必要資格について

路線バス

バスの運転手(バス運転士)という職業を聞いて真っ先に思い浮かぶのは、普段街中で見かける路線バスの運転手だという人は多いでしょう。あるいは小旅行が好きな人は観光バスの運転手を思い浮かべるかもしれません。

実は、バス運転手の仕事はこれ以外にも数多くあり、さまざまな業界でバス運転手を募集しています。

そこで今回は、幅広くバス運転手の仕事内容を取り上げ、大変さや仕事内容、待遇面、適性などについてお話します。また、就職・転職をおすすめできるポイントについても解説していきます。

複数の業界がバス運転手を募集している

たくさんのバス

一般的にバス運転手という職業といえば、路線バスや観光バスを思い浮かべると思います。しかし、さまざまな求人募集を見てみると、他にも働き方があることに気付きます。

代表的なものを以下に挙げ、それぞれのスケジュールや特徴を簡単に見てみましょう。

① 路線バス運転手・・・街中を走る路線バスの運転
② 長距離バス運転手・・・高速道路を走り、長距離都市間を運行するバスの運転
③ 観光バス運転手・・・都市内及び都市を出発し観光地へとお客様を運ぶ観光バスの運転
④ 送迎バス運転・・・結婚式場やホテル、幼稚園・学校など特定施設に属するバスの運転

このように、バス運転士の求人募集は大きく上記4つに大別されます。

まず①については、公営バスの場合は自治体、それ以外の場合は私鉄などの民間企業が募集主体となります。②や③は中小旅行会社やはとバスなどの観光業、そして④について各施設運営企業が募集主体となります。

バス運転手になるには?必要な資格

バスの運転席

バス運転手になるにはどうしたら良いのか?についですが、まずは必要な資格を見ていきましょう。

バスには様々な大きさがあり、バスの大きさによって必要となる免許も異なります。以下、簡単に区分を記します・

A:定員10名以下の小型バス・・・普通自動車免許で可能
B:定員11名~29名以下のマイクロバス・・・中型免許が必要
C:定員30名以上の大型バス・・・大型免許が必要

なお、お客様を乗せて営業運転する場合、人数に関係なくそれぞれ第2種免許が必要となります。第2種免許を取得するには、第1種免許よりもさらに高い運転技術を求められ厳しい試験を通過する必要があります。

ちなみに、大型二種免許の合格率は、平成27年で51.8%(平均の受験回数は1.9回)。合格率は年々上がってきています。

④の送迎バス運転手は第2種があれば可能なケースも

このように運行するバスの大きさによって必要になる免許も異なります。

例えば④の施設が運行するバスの場合、定員が29名以下のマイクロバスの運転の場合もあります。病院の送迎、幼稚園や学校のスクールバス、介護者の送迎、結婚式場の送迎など、多くの施設で募集をしています。中には中型免許取得費用を負担してくれる企業もありますので、求人内容を確認してみてください。

また、①②③は多くの場合大型2種免許が必要となります。ですが、取得費用は決して安くはありませんので、個人で取得費用を出すのは大きな負担です。ここで大切なのは養成制度のあるバス会社を選ぶことです。

割と、多くの企業で入社後の養成補助制度がありますので、そちらを利用すると取得費用を出してくれます。ただし、無条件で費用を出してもらうのではなく、○年以上の勤務で取得にかかった費用は返済しなくても良いという所もあります。

免許をこれから取得する人は、こうした養成制度のあるバス会社を選ぶのはもちろん、取得後の見習い期間をしっかり設けているかも大切です。

見習い期間は、バス会社や運転技術によって異なります。1ヶ月でデビューするケースもあれば、半年間は指導員の元で運転することもあります。

バス運転手の仕事内容と給与について

駅の構内のバス

次にバス運転手という職業は、どんな一日を過ごすのか、そして給与についても見ていきましょう。

実はバス運転士は、どこの会社に勤めても仕事内容に大きな差はありませんが、給与に大きな差が生まれる業界。

同じ仕事内容であるにも関わらず会社によって給与が大きく異なるのが現実なら、やはり条件の良い会社で働きたいですよね。退職金制度についても、ある所とない所がありますので、求人情報を確認しておいてください。

①路線バス運転手の仕事と給与

路線バスの運転手の仕事内容は、運行ダイヤ通りの道を定刻で運行させることです。車体が大きいため、洗車や点検は専門職が担当しますので、運転手は運転に集中できます。

しかし、路線バスの運行主体が自治体か民間企業かによって大きく異なるのが給与です。

具体的な例を一つ挙げてみます。

厚生労働省の全国の賃金構造基本統計によりますと、職員1000人以上の企業におけるバス運転手の平均年収は502万円であるのに対し、横浜市交通局のバス運転手は782万円。どうしても大きな差があります。

これ以外の例を見ても、民間のバスよりも公営バスの運転手の年収が軒並み高いことがわかります。段階的に見直しが進んでいるとはいえ、この差はなかなか埋まらないと言われています。

②長距離バス運転手の仕事と給与

長距離バスの運転手の仕事内容ですが、お客様を乗せて長距離都市間を往復するのが主な仕事内容です。2016年現在、最も距離が長いと言われているのは東京~福岡間の長距離バス。走行距離にして1,200kmを15時間かけて走ります。

この場合運転手は交代制になり、途中で仮眠をとりながら運転することになります。法令により夜間の走行距離が400km(条件を満たせば500kmまで)を超える移動の場合はワンマン運転が禁止されているため、多くの高速バスが運転手2人態勢で乗務しています。

ちなみに昼間の走行距離は一運行500km、1時間以上の休憩と乗務中の体調を報告するという条件を満たせば600kmまでは交代せずに運転できることになっています。

給与ですが、所属する会社によって若干の違いはあります。参考までに、関東にある私鉄バス系列だと40歳の年収モデルが430万円となっています。拘束時間が長いというデメリットがあり、あまりなり手がいないと言われています。

③観光バス運転手の仕事と給与

バスを利用する人が減少していると言われていますが、旅行会社のサイトを見ると、バスツアーがたくさん企画されています。参加人数も多く、まだまだ人気があることが伺えます。実は、最も労働環境が過酷だと言われているのがこの観光バス運転手です。メディアを賑わせたバス事故も多くはこの観光バスによる事故であり、原因は運転手の過労です。

もちろん、会社により労働環境が異なるため一概には言えませんが、インバウンド需要の激増により、一部の会社では運行管理者不在のままかなりの過重労働が発生していると言われています。

ですが、その一方でしっかりとした労働管理を行っている会社もあるため、会社選びは慎重に行う必要があります。給料も会社によって大きく異なり、正社員ではなく契約社員として歩合制を採用している会社もあるため、その幅は200万円台~500万円台まであるようです。

こんな魅力もある

同じバス運転手でも、路線バスと観光バスとでは業務内容に色々と違いが見られます。まず休憩するタイミング。

路線バスだと勤務時間内は走り続けますが、観光バスだとお客さんに合わせて時々トイレ休憩を挟みます。

観光バスは目的地に到着すると、観光地へ行くお客さんを見送り、車両点検を行い、集合時間前にはバスで待機します。

観光地ですから、美味しい物が食べられるのは、観光バス運転手ならではの魅力です。

職業柄、プライベートで旅行に行くのは難しいかもしれませんが、仕事をしながらも旅行気分も味わえます。

また、お客さんとお話できる機会も多くなるので、人と接するのが楽しいという人なら向いていると思います。感謝の言葉をもらえることが多いのも観光バスならでは。

休日については、観光客が増えるシーズンは忙しいですが、オフシーズンの時はしっかり休めるような勤務形態にする等の工夫をしています。

④送迎バス運転手の仕事と給与

施設利用者の送迎のため、最寄りの駅や繁華街から施設までを往復するのが仕事です。

多くの場合は、マイクロバスを使用していて、短距離・短時間の運転になります。基本的に運転手専門ではなく施設における他の仕事を兼務しながら運転手業務も行います。給与もその施設の給与レベルが適用されます。

バス運転手の休日・休暇について

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バス運転手は、どういった休日を送っているのでしょうか。独身であれば時間に融通はきくでしょうが、家族がいると休日はものすごく重要になってきます。中には家族の時間を取ることができず、そこから溝が深くなり離婚にまで発展するケースは珍しくありませんから、日頃から気を付けたいところです。

転職エージェントDODAのバス運転手求人情報を見てみると、路線バス運転手の休日は正社員で4勤1休制(週休2日制)という条件で募集していました。また別の求人では、4週8休で年間休日が104日とする企業も。

もちろん、慶弔休暇、結婚休暇、特別休暇、年次有給休暇もありますので、連休をとることも可能です。ただし、1週間というような長い連休については、かなり厳しいのが現状だと言えます。

会社によっては、随分前からお願いしておけば可能だという所もありますが、職業柄、連休を取るのは難しいです。2~3日が限度だと思っておいたほうが良いでしょう。家族旅行へ行く計画を立てる際は短期間で楽しめるようなスケジュール調整が必要になりそうです。

また、上記の休暇については、社内のルールが設けられていますから、その辺についても確認が必要です。例えば、特別休暇は無給になる場合も多いですから、入社時には必ず就業規則を読んで確認しておいてください。

ちなみに、国土交通省の調査によると有給取得日数は、約13日でした(平成24年)。

そして、もうひとつ知っておいて欲しいのが「中休」について。中休とは一般的なお昼休憩のようなものではありません(中抜け・中間開放・中憩と呼ばれることもあります)。

路線バスの運転手だと、朝と夕方のラッシュ時に勤務する場合もありますが、それだと長時間勤務になるという問題があります。

そこで対策として、朝の乗務を終えたら、夕方の乗務までは一旦退勤して休むという勤務形態(中休)を採用しているのです。

長時間勤務が避けられますし、平日の昼間に用事を済ませられるのは良いのですが、生活リズムが崩れやすいのは悩みの種に・・・。そして休みとはいえ、数時間後にはまた運転しなくてはいけないので、心身の疲れをほぐせるかは疑問です。

特に、前職は全く別の仕事をしていて未経験だという人は、大きな車を扱う難しさ、お客さんの安全を守る責任はやはり重く感じてしまうものです。慣れるまでは大変だと思いますが、慣れてくると睡眠を取ったり、本を読んだりと上手くリフレッシュできるようになりますから、楽しい部分も見えてくると思います。

意外とホワイト勤務なバス運転手という職業

バスの運転手

 

業界全体で見ると人材不足は深刻ですから、バス運転手募集は常に行っています。相次ぐ事故報道により過重労働というイメージも浸透しており、労働条件や評判はいまひとつといった感じでしょう。

しかし、多くの会社は労務管理をしっかりと行っており、実はサービス残業や休日出勤があまり発生しないホワイト職種で安定しています。人は足りないながらも、バス運転手の待遇自体は意外にも悪くはないのです。人手不足については国土交通省も動いており、人材の確保や育成するための検討会を行っていますし、対応策についてもPDFも閲覧できるようになっています。

特に路線バス運転手の場合は、運行スケジュールが決まっています。タイムテーブルに沿って運行するため、残業はほぼないのが特徴です。これはバス運転手をおすすめするポイントのひとつです。

最近では、女性のバス運転手の活躍も目立ってきましたが、特に高齢の方から評判なのだとか。大型車を運転するとなれば男性が適任のように思えますが、バス運転手は乗客とのコミュニケーションも大切です。そういう点では女性ならではの優しい話し方やきめ細かい配慮は喜ばれるでしょう。

また、サラリーマンとは異なり一人で始業から終業まで勤務するため、理不尽な上司からのパワハラなどもありません。対人要素もあまりないため、仕事中のストレスが少ないのもバス運転手の特徴です。

一部の長距離バスや観光バスの運転手は渋滞などの不確定要素により勤務形態が不規則になる場合もあります。しかし、各バス会社は事故による会社イメージ低下に神経をとがらせているため、運転手にしっかりとした休憩を取らせることを順守しています。

大型2種免許を持っていればバス運転手求人はたくさんありますし、就職に困ることはあまり無いと言えます。

座りっぱなしの仕事であるため、腰や肩に負担はかかりますが、体調管理にさえ気を付けていれば長く続けることができる仕事であるため、業界における勤続年数は比較的長いようです。前職が何であっても、転職しやすい点もメリットです。

バス運転手のメリット・デメリット

自由

これらの現状を踏まえ、バス運転手のメリット・デメリットを挙げてみましょう。

バス運転手のメリット

◇ストレスフリーである
◇学歴不問とする企業が多い
◇体が丈夫なら長年にわたる勤務が可能である
◇バス運転手の求人には、免許取得費用を出すなど育成に力を入れている所も多い
◇前職の経験を問わず、未経験でも採用可
◇比較的高給をもらえる
◇最就職しやすい
◇バス運転手の人材が足りないため、求人募集が多い

バス運転手のデメリット

◇会社選びを間違うと悲惨なことになる
◇不規則な勤務形態や長時間労働があるので、自分のスケジュールが立てにくい
◇事故を起こしたら停職や解雇もあり得る
◇運転中は常に気を張っていなければならないため疲労度が大きい

まとめ

転職

バス運転手の仕事は、どういった会社に就職するかという点に大きく左右される仕事です。会社によって給与も大きく異なりますし、勤務形態や労務管理の体制にも大きく差が出ます。

失敗しない仕事先選びをするには、多くの会社を知っている転職エージェントを使うことがベストです。転職エージェント経由であれば、きちんとエージェントがブラック企業を弾いて紹介してくれるので安心です。

バス業界では人手不足が顕著ですし、20代・30代の若手も少ないですから、募集している企業は多いです。そのため、バス運転手の中途採用を積極的にサポートする転職エージェントが増えてきています。

その中でもDODAは、全国に拠点を持つ転職エージェント。バス運転手の求人ももちろん掲載しています。求人検索もしやすく、関東・関西、東北と、勤務地から検索する方法もありますし、職種や勤務地、年収といった条件からも検索できます。

経験者歓迎という会社から未経験でも大丈夫という会社まで、豊富な案件数を誇っているので、バス運転手としての転職もスムーズですし、志望動機や自己PRなどの面接対策もしっかり準備できるのは大きなメリットです。

劣悪な労働環境にあるブラック企業につかまり人生を棒に振らないためにも、しっかりとした転職コンサルティングを行うDODAを活用してよい縁に巡り合うよう、頑張ってください。

バス運転手への転職を成功させるたった一つの方法

バス運転手への転職を成功させるコツは、転職エージェントを利用する事です。

バス運転手の仕事は、どういった会社に就職するかという点に大きく左右される仕事です。会社によって給与も大きく異なりますし、勤務形態や労務管理の体制にも大きく差が出ます。

失敗しない仕事先選びをするには、多くの会社を知っている転職エージェントを使うことがベストです。転職エージェント経由であれば、きちんとエージェントがブラック企業を弾いて紹介してくれるので安心です。

バス業界では人手不足が顕著ですし、20代・30代の若手も少ないですから、募集している企業は多いです。そのため、バス運転手の中途採用を積極的にサポートする転職エージェントが増えてきていますよ。

転職エージェントを利用する大きなメリットは全部で3つあります。

表に出てこない非公開求人に応募できる
面接のサポートをしてくれる
年収アップ交渉もエージェントにお任せ

1つずつ解説していきます。


表に出てこない非公開求人に応募できる

求人検索をして、気に入った案件がないと諦めていませんか?

実は、転職サイトに掲載されている求人はほんの一握り。

専門性の高いものや良質な案件は非公開の求人として、運営企業が当てはまる人にのみ紹介しているのです。

その大きな理由として挙げられるのが「ライバル企業に知られたくないから」。

求人内容をライバル企業に見られることで、どんな事業をしようとしているのか、どの職種にどれだけの報酬を支払っているかがわかってしまいます。

そこで、重要な仕事やポジションの求人を非公開にして、応募してもらえる人にだけ提供するよう運営企業に求めているんです。

転職エージェントに登録すると、この非公開求人を紹介してもらう事ができるようになります。


面接のサポートをしてくれる

「書類選考は通過するけど、面接でいつも失敗してしまう」そんな悩みを抱えている人はいませんか?

転職エージェントは転職のプロ。

ビジネスマナーから転職業界のトレンド、そして何より企業に関しての情報を多く持っています。

今までの面接で落ちてしまったのは、マナーが間違っていたり、アピールの方法がズレていたのかもしれません。

転職エージェントはマナーの講習ももちろんのこと、応募先企業に合った面接対策も教えてくれます。

あなたの経歴で、どこをアピールポイントとすべきか、想定される質問から事前にどのように回答すれば良いのかも一緒に考えてくれます。

エージェントと面接の練習をしておけば、本番で緊張することも少なくなりますね。


年収アップ交渉もエージェントにお任せ

とてもやりたい仕事でも「年収がもう少し良ければ…」「条件がちょっと合わないかな」と思うことも少なくありません。

そういった時に自分から企業側へ言い出すのは難しいですよね。

しかし転職エージェントなら、そんな交渉も快く請け負ってくれます。

自分で転職活動をして応募していると、どうしてもあなたが立場上弱くなりがち。

これを利用して、ブラック企業などは最低限の年収や条件交渉をしてくることもあり、結果的に不利な転職になってしまいます。

年収アップやキャリアアップのために転職活動をしている方にとっては、転職エージェントは大きな力となります。

他にも転職エージェントは求人紹介、相手企業への連絡、面談などの日程調整等も代わりにやってくれるので、自分は転職に集中する事ができますよ。
以上3点が転職エージェントを利用する大きなメリットですね。


元エージェントがバス運転手への転職におすすめする転職エージェント2選

元転職エージェントの私から見て、バス運転手への転職に本当にオススメできると感じた転職エージェントは以下の2つです。

どちらがオススメなのか?と聞かれたら、私は両方とも登録することをおすすめしています。

実は、非公開求人は運営会社ごとの差が出る部分なので、2社のエージェントに希望条件を出すと、同じ案件はほとんど出てきません。

単純に2倍の非公開求人を見ることができるので、良い条件の仕事を見つけやすくなります。(※どちらも登録は3分程度、完全無料で利用できます。)


1.DODA 2人体制での手厚いサポートが魅力

DODAは「キャリアアドバイザー」と「採用プロジェクト担当」の2人体制で行う、手厚いサポートが魅力です。

キャリアアドバイザーは電話面談やカウンセリングを通して、あなたにあった職業選択や、キャリア開発のアドバイスを行ないます。

これに対し、採用プロジェクト担当は、求人情報や企業情報の提供、面接や書類作成のサポートなどを行います。

他社では1名で行う為、仕事が雑になりやすい傾向がありますが、2名体制で行う事で質の高いサポートが受けられます。

求人案内も早いので、なるべく早く就職したいと考えている人には、DODAがオススメですね。

DODA公式サイト:https://doda.jp


2.リクルートエージェント 求人数は業界ナンバー1

リクルートエージェントは人材紹介業界最大手の「リクルート社」が提供するサービスです。

現在20万件以上の求人が登録されていますが、ホームページから探せるのは3万件程度で、残り80%は非公開求人となっています。

リクルートエージェントに登録することで、17万件を超える非公開求人の紹介を受ける事ができます。

他社と比べても求人数が圧倒的に多いので、就職を考えているなら必ず登録しておきたいサービスです。

リクルートエージェント公式サイト:https://www.r-agent.com

就職後に後悔しないように、この2社は必ず抑えておきましょう! 

 


バス運転手の転職についてQ&A

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バス運転手って離職率が高いイメージがありますよね?

バス運転手としての勤続年数は長くても、離職率は他業種に比べると高い傾向があるのですが、それを聞くと少し不安になります。

国土交通省の資料「バス運転者を巡る現状について」によると、離職率は勤務して1年で約30%、4年になると50%近くにもなります。

離職する理由は?

離職する理由については、不規則な勤務時間や長時間勤務、待遇面への不満などが挙げられることが多いです。不規則な勤務時間については職種上、どうしても避けられません。

とはいえ、一番の離職理由は転職(最就職)しやすいことにあるでしょう。苦労せずに次の勤め先が見つかるため、会社への不満が割と簡単に離職するという結論に繋がりやすいのです。

ドライバー未経験だった場合でも働けますか?

バス運転手の離職率の高さは、企業からすると深刻な問題です。常に人手不足に悩まされています。待遇面を見直したり、バス運転手の魅力を伝えるためのPR活動をしたりと、イメージアップを目指して様々な取り組みを行っています。

その取り組みの中では、ドライバー未経験、つまり大型二種免許を取得していなくても積極的に採用している企業もあります。

年齢や学歴、普通免許の取得などの条件を満たせば、大型の取得費用は全て会社が負担してくれますし、研修制度も整っています。

面接時の自己PRは働く意欲を見せることができれば、採用される可能性は高いでしょう。

バス運転手の経験がなく、免許もこれからという人は、育成に力を入れているバス会社を優先的に選んでください。

注意点は?

長距離のバス運転手はしばらく避けたほうが良いかもしれません。高速での運転・長時間勤務となりますから、未経験者には不向きです。

バス運転手の転職は年齢も影響しますか?

バス運転手だけではなく、求人募集をする際は年齢制限を設けることは原則として禁止されています。ですが、採用するかどうかの判断基準としてやはり年齢は影響するものです。

ただし、バス運転手のように人手が足りないという話を度々聞く業界は、年齢のハードルは低く、正社員として採用される可能性も高いです。

バス運転手は高齢化が問題になっていて、平均年齢は48.3歳なのだとか。更に60歳以上

という高齢のバス運転手は6人に1人となっています(国土交通省)。

高齢になるとバスの運転は危ない?

運転は十分にできる年齢ではあっても、高齢になるにつれて疲れが取れにくくなってしまいます。一瞬の気の緩みが大事故を引き起こしてしまうかもしれないと考えると怖いですよね・・・。

このように、人手が足りない現実に悩まされているというだけあって、年齢に関係なく転職しやすいと言えるでしょう。

ただ、会社によっては労働条件が厳しく、ゆっくり休む暇がないというところもあります。無理して働いても、心身ともに追い詰められて事故を起こす…なんて事にもなりかねませんから、無理は禁物です。

転職サイトに詳しく業務内容が載っていますので、不明な点があれば面接時に必ず確認するようにしてください。

バス運転手に就職するまでのスケジュールどうなっていますか?

バス運転手になりたいなら、経歴や学歴よりも必須となるのが大型二種免許になります。ですが、現時点で持っていなくても普通免許さえあれば就職は可能です。

バス運転手の育成に力を入れている企業だと、大型二種免許は入社後に取得しても良いとされているので、求人情報を確認してみましょう。運転免許の取得費用については、各自で取得する場合と、会社が支給してくれる場合があります。

入社後は免許取得、座学での研修や先輩のサポートで実際にバスを運転する路線教習などを経て、一人前の運転手として働く事になります。

バス運転手のあるあるネタって何ですか?

バス運転手なら誰でも共感できるあるあるネタを紹介します。

・バス停をたまに間違える事がある
・プライベートの運転でも危険予測がクセになっている
・1日中座っているので腰痛対策は必須
・渋滞などで1時間以上遅れると、逆に遅れたと気付かれないのでクレームはこない
・幽霊を見た事がある
・運転席の後ろに明らかに怪しい人が座ると不安を感じる
・マナーの悪いドライバーに、マイクで苦情を言いたくなる
・自分なりの眠気対策がある、眠気防止アイテムを常備している

路線バス運転手が一番人気って本当ですか?

路線バスは、会社の人間が自分一人だけ。バスガイドが同乗する観光バスや、何人かで運転を交代する夜行バスと比べると、人間関係の煩わしさがない点はおすすめです。もちろん上司と関わる機会も少ないです。

また、それでいてお客さんにありがとうと言われる事が多い仕事でもありますので、適度に人と関われる点も、仕事のやりがいに繋がるでしょう。

特に、ベビーカーへの配慮をしてくれたり、小さい子どもに理解のあるバス運転手は大人気です。ネットで優しくしてもらったというママさんの書き込みも結構多いです。

コミュニケーションを取らなくて済むからバス運転手になりたいという人もいますが、さすがに無言というわけにはいきません。乗客との会話も楽しめるようになると、仕事へのやりがいも増していくと思います。

現役バス運転手の口コミはどんな感じですか?

バス運転手の魅力や苦労は、口コミを見たら色々知ることができます。

【良い口コミ】
・勤務態度が良く、運転技術が高くて無事故で勤務を続けていると年収UPが期待できる
・人間関係のストレスは少ない
・最就職しやすい
・勤務形態に慣れるまでは大変だが、休息時間はしっかりある
・未経験でも積極的に採用してくれる企業が多い
・大型二種免許がなくても就職後に取得できる

【悪い口コミ】
・まとまった休日を取るのは難しい
・路線バスは渋滞などでスケジュール通りの運行が難しい
・眠気との闘いは大変
・事故を起こしてはいけないプレッシャーを常に抱えている
・休憩時間はあっても一日の拘束時間が長い
・女性が働けるようになるには環境の改善が必要

もしも免停になったらどうなりますか?

ご存知のとおり、運転免許は交通違反や事故などで違反点数が加算されていくシステム。免停になったり、取り消しになったりといった処分を受けることがあります。

もしもバス運転手という職業でありながら、免停になってしまった場合は、まずその理由次第では最悪クビを覚悟したほうがよいかもしれません。

十分に反省していることが伝われば、内勤や出勤停止後にバス運転手として復帰できる可能性もありますし、そのまま別の業務に回されることもあります。

ちなみに免停になった場合は有料ではありますが、停止処分講習を受けて停止期間を短縮できます。この講習により、停止期間を半分くらいには減らせるので、一日も早い復帰を目指すには大助かりなシステムです。

バス運転手とトラック運転手、どちらがおすすめですか?

まず、よりマイペースに仕事ができるのはトラック運転手のほうだと言えます。1日中乗客もいませんし、同僚や上司もいない中で運転するので、人付き合いが苦手な人に向いています。ただ、孤独感があるとか、深夜勤務がある、長距離運転があるという点では大変さもあるでしょう。

勤務形態については、バス運転手と言っても路線バス・観光バスと、種類があるのでそれによって異なります。

トラック運転手も数日~1週間に渡る長距離専門の仕事もあれば、宅配サービススタッフという働き方もあるので、勤務形態もどちらがよいとはいえません。

さらに企業がどんな方針なのかも影響しますから、転職エージェントなどを活用して、しっかりリサーチしておくことをおすすめします。

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バス運転手の仕事で高給取りになれますか?

高給かどうかの判断については、業種や年齢にも関係するので一概には言えませんが、いくつかの平均年収と比較してみましょう。

まず、バス運転手の平均年収は500万円くらい。最も高いと言われているのは、自治体のバス運転手で、ある市では平均年収は700万円を超えています。

職業関係なく全体で見ると、30代男性の平均年収は500万円。平均年収のランキングを見てみると、1位と2位は金融系で3位は営業系となっています。ちなみにランキング1位の平均年収は777万円です。高給を目指すなら、自治体のバス運転手募集をチェックすることをおすすめします。

更にバス運転手の求人が多い地域だと、より条件の良いところが見つかりそうです。中でもやはり東京はダントツで求人件数が多いので、一度覗いてみてください。

長年運転しているプロでも大型バスは難しいですか?

サイズが大きいですからやはり慣れるまでは、運転は難しいでしょう。運転に慣れてきても狭い道を走ったり、路駐している車をギリギリでよけたりを繰り返していると、タクシー運転手など運転技術に長けているプロでも事故を起こすことはあります。

また、高齢のお客さんに多いのですが、車内事故にも細心の注意が必要です。

いくら注意していても、一瞬の気の緩みが大きな事故に繋がってしまうかもしれないというのは怖いですよね。

バス運転手の持ち物って何ですか?

バス運転手の持ち物については、どんなバスを運転しているかによっても変わってきます。

高速バスや観光バスであれば地図は持っておいたほうが良いですし、正確な時間を知るための腕時計、点検するため・ハンドルを握りやすくするための手袋などがあります。

バス運転手の職業病って何ですか?

どの職業にも何らかの職業病というものはあると思いますが、バス運転手で最も心配されるのはやはり椎間板ヘルニアでしょう。あまりにも痛みに辞める人もいるくらいですから、予防がとにかく大切になってきます。

予防法は?

長時間座っているお仕事なので正しい姿勢を維持できるようにする、腹筋・背筋を鍛える、腹式呼吸をするといたことが予防になります。あとはちょっとおかしいなと思ったら、早めに病院で診てもらうことを悪化を防げます。職業病だから…と諦めずに、出来ることをやっていきましょう。

バス運転手になるならどんな注意点がありますか?

数年前、中国のバス運転手が事故を起こし、14名が死亡するという痛ましい事件がありました。事故の様子は映像として残っており、見た人はそのすさまじさに言葉を失ってしまった人も多いでしょう。バス運転手の前日までの行動も問題になっていましたが、中国は交通マナーが非常に悪い国だと言われており、恐らくそれも関係していると思います。

日本の交通マナーは他国と比べると良いと言われることは多いですが、事故のリスクがゼロになることはありませんから、心身のコンディションを整えて業務にあたることは非常に大切です。

家族との時間は?

また、職業病とまではいかないかもしれませんが、バス運転手は不規則な勤務時間や家族との時間がなかなか持てないこと、そして乗客の命を守る責任の大きい仕事ですから、ストレスも溜め込んでしまうことで、うつ病になってしまうケースもあります。乗客に注意されたことでバス運転手が仕事を放棄してバスを降りたというニュースがありましたが、もしかしたら精神的な健康が損なわれていたのかもしれません…。

健康状態は?

その他にも、大変な日中の強い眠気が特徴の睡眠時無呼吸症候群も交通事故に繋がる危険がありますし、大動脈解離によりバス運転手が死亡した事例もあります。

バス運転手を検討しているなら、健康に自信があること、健康を維持することに日頃から気を使っていることが大切です。

バス運転手がゴールド免許だと特典はありますか?

給料が上がるといった特典はないようですが、ゴールド免許自体にいろいろ特典がありますよね。更新時の講習が短くて済み、費用も安くなるとか、任意保険が割引されたり、ショッピングや飲食時に割引になるSDカードが発行されるなどです。あとは、免許証の有効期限が5年になるのも地味に嬉しいです。

バス運転手は運転する時間が非常に長くなりますから、そんな中でゴールド免許になったのは素晴らしい功績です。

どんなクレームがありますか?

バス運転手は基本一人ですから気楽な面もありますが、クレームなどのトラブルが起こっても一人で対応しないといけないから大変です。

よくあるクレームとしては、「運転が雑」「カーブを曲がるときや発信時にアナウンスがなかった」「バス運転手の態度が気に入らない」「バスの運行スケジュールが遅れた」といったものが多いようです。

バス運転手として採用されると、こうしたクレーム対応についても研修を行っていますのでしっかり勉強しておきましょう。

サングラス・メガネを選ぶポイントは何ですか?

バス運転手になるなら、サングラスとメガネは重要な仕事道具になります。安さに走らず、長時間楽に使える物をにして。

サングラス選びのポイントとしてよく挙げられるのは「黄色いレンズを選ぶこと」「まぶしさを抑えられていること」「青色光線のカットされていること」などです。バス運転手であることを伝え、店員さんに選んでもらうとより安心です。

メガネについては、矯正視力の調整をしっかり行うことが大切です。基本的には1.0くらいで合わせてくると思いますが、0.8以上であれば問題ありません。矯正することで体調に支障が出てくるという人は気を付けてください。

勤務中にアクセサリーを身に付けてもいいですか?

バス運転手は、ネックレスやピアスといったアクセサリー類を身に付けることは基本的には控えるようにしてください。小さなピアスや結婚指輪程度なら何も言われないと思いますが、お勤めの会社に確認してみましょう。

もしも便意をもよおしたらどうしたらいいのですか?

尿意は何とか我慢できたとしても、便意を堪えるのは相当厳しいです。もし急な便意で休憩時間まで待てないなら、安全な場所に停車して乗客にアナウンスし、トイレを済ませてくるしかありません。我慢したまま運転しても、注意散漫になって危険ですからね。お腹を壊して短い間隔で便意が・・・という場合は、仕事を休むしかありません。

もし道を間違えてしまったら会社に報告しないといけませんか?

バス運転手になってまだ日が浅いと道を間違えることがあります。この場合は、きちんと報告しどうしたらいいか指示を待ちます。バスは大きいですから簡単に元のルートに戻れない場合もありますから、事故を防ぐためにも報告は必須です。そして、乗客の皆さんにもお詫びを忘れずに。

どんな時に労災認定されるものなんですか?

過去の事例を挙げると、観光バス運転手が精神疾患を持ってしまったのは、月の残業が181時間という長時間労働が原因だとし、労災認定しました(2017年)。その運転手は自身が事故を起こすのではないかという不安にかられていたそうです。

バス運転手は勤務時間の改善が進んでいますが、まだこうしたブラックな会社も少なからずあります。

バス運転手は連続で何日働けるのですか?

あくまで法律上は・・・ですが、バス運転手は最大で13連勤が可能です。とはいえ、実際にそうなるとバス運転手の負担は相当なものになりますから、しっかり休みがもらえる会社選びが重要になってきます。

36協定とは?

バス運転手(自動車運転手)の時間外労働や休日労働についての協定書のことを36協定と読んでいます。これには、労働時間の限度や改善基準、算出方法などが明記されています。

バス運転手の定年は何歳ですか?

定年退職の年齢は60歳が一般的ですが、バス運転手の場合は会社によって定年が異なります。65歳の所もあれば70歳の所もあります。高齢化が心配されている職業ではありますが、年齢が全てではありません。健康でエネルギー溢れる人なら60歳を過ぎても活躍できるでしょう。

走行距離・運転時間はどれくらいが限度ですか?

運転時間はどのタイプのバス運転手かで変わってきますので、ここでは厚生労働省による「バス運転者の労働時間等の改善基準のポイント」を元に一つの目安を紹介します。

運転時間の限度は1週間当たり原則40時間までになっています。連続運転時間は4時間が限度で4時間経ったら30分以上の休憩を取らなくてはいけません。

そして走行距離については、国土交通省によって1日670km未満という規定が設けられています。ただそれで安全に走行できるとはいえませんよね。長距離で深夜の運転となると2人体制で当たっています。

バス運転手の脳ドックは義務化されていますか?

バス運転手による事故が問題視されるようになってから、バスも含めた運転を仕事とするドライバーの方には自主検査を促すガイドラインが作成されました。ただ「必要な医学的所見に基づく措置」となっていて、具体的に脳ドックを必ず受けなさいという内容ではありません。

バス運転手に向いてるのはどんな人ですか?

バス運転手に向いてる人は、運手が好き、体力があり健康に自信がある、自己管理ができる、人と接することが好きといったことが挙げられます。特に運転が好きでないと務まらない仕事です。

退職金はもらえますか?

バス運転手の求人の中には、退職金制度ありとするバス会社もあります。退職金制度を導入していない所も多いですから、募集要項を必ず確認してください。

バス運転手は副業OKですか?

バス会社や雇用形態にもよりますが、副業OKとする所もあります。面接時に予め確認しておいてください。ただ、バス運転手は拘束時間も長いですし、長時間の運転もありますので副業までできるかは慎重に考えるべき。寝不足で運転することになったら大事故に繋がりかねません。

勤務中にガムを噛んでもいいですか?

ガムを噛むと集中力UPや精神の安定、何より眠気覚ましに効果的です。バス運転手はお客様に見られる仕事ではありますが、ガムは基本的にOKと考えてよいでしょう。ただ、お客様との対応中にあからさまにガムを噛んだり態度が悪かったりすると、気分を害されてしまうので注意しなくてはいけません。

バス運転手は補聴器をつけていても採用されますか?

バス運転手として補聴器をつけた方が採用されたというニュースがありました(東京バス)。バス運転手が補聴器をつけて・・・というのはまだ事例としては珍しいですが、トラック運転手として働いているろう者はいます。研修やサポート体制次第では、今後採用枠が増えていくかもしれませんね。