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ロバート・ウォルターズはどんな転職エージェント?おすすめポイントや注意点を紹介

転職エージェントのロバート・ウォルターズはどのようなサービスを展開しているのでしょうか?

今回は、ロバート・ウォルターズのサービス内容やおすすめポイントを紹介しながら、口コミから読み取れた注意点などを見ていきましょう。

ロバート・ウォルターズはこんな転職エージェント

ロバート・ウォルターズのサービスの特徴は三つあります。

一つ目は世界規模の転職エージェントで、外資系や海外事業に精通した案件を保有していること。二つ目はスピード感のあるサポート体制で書類選考などの突破率も高いこと。三つ目はエグゼクティブクラスのハイレベルな求人を扱っていることです。

以下でそれぞれについて詳しく説明していきます。

世界規模の転職エージェントで外資系や海外事業に精通した案件を保有している

ロバート・ウォルターズは世界的に有名な老舗転職エージェントです。古くから人材紹介などの事業を手がけてきたため、世界の有名企業からの信頼度も高く、ロバート・ウォルターズだけが扱う独占求人も数多く存在しています。

日本におけるロバート・ウォルターズの立ち位置も変わらず、国内に拠点を置く外資系の企業から海外勤務となる仕事までグローバルな転職をしたい人にぴったりな転職エージェント。

魅力的な求人広告ばかりですから、今よりも条件のよい転職先を探している、高いスキルを持っている人は要チェックです。

スピード感のあるサポート体制で書類選考などの突破率も高い

ロバート・ウォルターズは、スピード感のある対応と書類選考のサポートに定評があります。「スピード感」の速さは外資系企業によくある特徴ですが、決して雑な対応ではなくしっかりとしたアドバイスをしているようです。

優れた人材派遣を行ってきた、そして長い歴史で培われた情報や企業との信頼関係により、応募企業にベストな対策をした書類を作成できるうえ、面接対策も手厚いと転職者からの総合評価も高いです。

さらに企業側の人事担当者としても「ロバート・ウォルターズからの応募なら」とある程度の信頼感を前提に選考を行なうため、転職成功につながりやすくなっています。

エグゼクティブクラスのハイレベルな求人を扱う

ロバート・ウォルターズで扱う求人は年収1,000万円以上のハイレベルなものばかり。

自分のキャリアとスキルを活かして新しいステージで活躍したいと思っている人や、今よりも大幅な給与アップを望んでいる人にとっては、興味の沸く求人案件ばかりでしょう。

ロバート・ウォルターズはどんな人におすすめなのか?

ロバート・ウォルターズを利用するのに向いている人はどんな人なのでしょうか。ロバート・ウォルターズの掲載している求人の傾向や転職エージェントの特徴を紹介していきます。

英語力があり、外資系企業で働きたい人

ロバート・ウォルターズを利用した転職を行なう場合に英語力は必須です。

それも、TOEICの点数など資格面だけでなく、実際にビジネス英語で会話できるような英会話力が求められます。

もし今あなたが仕事で外国人とやりとりをする機会が多い場合や、英語で話す機会が多い環境で働いていたり、バイリンガルとして育ってきたなら、ロバート・ウォルターズの求める人物像に当てはまる可能性があります。

キャリアアップや年収アップといった目標を持っている人

ロバート・ウォルターズで扱う求人のほとんどが専門性の高いスペシャリストを求めていて、いわゆるエグゼクティブな案件です。

そのため、今の仕事や職場待遇に満足できておらず、キャリアをもっと活かして年収アップしたいといった目標がある人にとっては価値のある求人情報を入手できるかもしれません。

キャリアやスキルに自信がある人

ロバート・ウォルターズで求人紹介してもらうには、転職したい業界のキャリアやスキルがないといけません。

ロバート・ウォルターズに求人を掲載している企業は世界的に有名な企業であったり、大企業であることが多いため、そういった企業に見合った転職希望者を支援しています。

逆に第二新卒や経験の浅い人にとっては、求人を紹介してもらうことは難しいかもしれません。

ロバート・ウォルターズを利用する際に注意すべきこと

ロバート・ウォルターズを利用する際に気をつけたいポイントが三つあります。

一つ目は登録の時点で選考があるため敷居が高いこと、二つ目は紹介してくる求人が転職エージェントの意向に沿ったものであることが多いこと、三つ目は案件のボリューム自体は少ないことが挙げられます。

以下で順に説明していきます。

登録の時点で選考があり、敷居が高い

ロバート・ウォルターズで求人を紹介してもらうためには高いスキルが必要であると紹介しましたが、言い変えれば登録の時点で選考があるということです。

当然ですが、英語力がない人は見向きもされません。そして英語力に加えて、何かしらの分野に精通した知識やスキルを持ち合わせていることが不可欠です。

ただのビジネス英語では専門的な用語などを英語で話すことができません。こうしたいくつもの選考基準を乗り越えた人にしか求人紹介が行なわれないため、英語が苦手な人や経歴の浅い方は利用できないでしょう。

紹介してくる求人が転職エージェントの意向に沿ったものであることが多い

ロバート・ウォルターズの転職エージェントはスピード感があり、しっかりと求職者に対して転職支援をしてくれる反面、求人紹介の内容がやや転職エージェントの都合によるものが多いようです。

転職エージェント側の売り上げや実績のために、推したい求人があるのはどのエージェントにも共通していますが、ロバート・ウォルターズではそれを強く転職希望者に薦めてくるため、人によっては押し付けがましいと感じることもあるかもしれません。

紹介された求人内容が自分の希望条件と違った場合に、はっきりと断る勇気を持っていないと、転職エージェントにいわれるがまま応募・転職してしまうことになりかねません。

案件のボリューム自体は少ない

ロバート・ウォルターズは老舗の転職エージェントで、外資系企業や日系グローバル企業などの大手企業を扱っていますが、他の大手転職エージェントに比べると決して扱う求人数が多いわけではありません。

2018年4月21日現在で1,721件の公開求人数がありましたが、これに対して国内転職エージェント大手のDODAでは4万2,753件も掲載されています。

海外向けのエグゼクティブな案件だけを扱っているためにこうした差はどうしても出てきてしまいますが、より多くの求人案件を見比べて転職活動をしたいと考えている人にはやや不満が残りそうです。

まとめ

ロバート・ウォルターズは、外資系や海外での転職を考えている人向けの転職エージェントです。

初めての転職や第二新卒のような経験の浅い人には向いていませんが、経験豊富でスキルに自信があり、英会話にも長けている人はエグゼクティブな案件にチャレンジしてキャリアアップや年収アップができるチャンスにつながるかもしれません。