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テラスカイに転職したいときはどうすればいいの?会社の特徴や仕事内容をチェック

クラウド導入に関するソリューションを提供するテラスカイに転職するにはどんなことが必要なのでしょうか。今回は会社の情報や転職に関する情報を紹介していきます。

テラスカイはどんな会社?

株式会社テラスカイは国内企業のクラウドサービスの導入を支援する企業です。ここでは企業規模や社風、事業内容などを紹介していきます。

企業規模は300人未満の中小企業でアットホームな職場環境

テラスカイ設立は2006年で、全従業員を合わせても300人に満たない中小企業です。

平均年齢も35歳ほどと若く活気のある社風になっており、高いクラウド技術を誇っています。

成長途中の企業として自社内開発を行いながら業績を伸ばしており、社員で会社を盛り上げていこうとする空気があるとのこと。

大手企業ではなく、ベンチャーや中小企業で自分の力を発揮して、会社とともに成長していきたいと考えている人に向いている企業といえます。社内の空気はアットホームで話のしやすい環境です。

事業内容はクラウドとシステム連携に特化したクラウド・インテグレーター

テラスカイの提供しているサービスは現在主流となりつつあるクラウド関連になります。

扱うサービスは非常に専門的な分野にはなりますが、個人のパソコンやスマートフォンのバックアップや共用データをクラウドサーバーにアップして利用しているような機能を企業に導入し、利便性を高めるもの。

そのほか、業務の効率化と可視化を実現するコンサルティングなども行なっており、これまでの導入実績は2,800件以上にものぼります。

芸人の厚切りジェイソンが役員を務める会社としても有名

テラスカイが有名になった理由の一つに、芸人の厚切りジェイソンが役員を務めていることがあります。当社の株式も自身で約1万株保有しており、芸能活動と企業での仕事を両立しています。

テラスカイのイベントなどでもたびたび登壇し、プレゼンテーションを行なう姿を見たことがある人もいるのではないでしょうか。社員からはテラスカイのイメージアップや広報活動に一役買っているとの声もあります。

テラスカイの職場環境や働くために必要なことはどんなことか

テラスカイは専門的な分野を扱い、自社製品を開発している企業なので、働くには専門的な知識が必要なイメージがあると思いますが、実際はどのような企業なのでしょうか。求められる人材や募集されている仕事などについてご紹介します。

テラスカイの中途採用でも興味があればチャンスがある

テラスカイの中途採用では具体的な経験年数やスキルの規定はなく、興味がある人を歓迎しています。もちろん開発経験やスキルがあれば採用の可能性が高くなります。

募集要項を見ると、エンジニアであればWebアプリケーション開発、CRM、Javaなどが歓迎されるスキルとして紹介されています。

これら以外にもIT企業やWeb制作会社にてプログラマーやシステムエンジニアの経験ある方や、開発エンジニア、データサイエンティスト、Webエンジニア、フロントエンドエンジニア、Web系開発に携わった経験があればアピールポイントとなります。

もし経験が浅くても社内研修で勉強する時間は設けられているので、未経験でもチャレンジできる企業だといえます。やる気があれば早い段階でも大き目のプロジェクトにも参加させてもらえる可能性もあります。

募集職種はソリューションエンジニアを中心に営業、総務系がある

テラスカイでは主にエンジニア、なかでもソリューションエンジニアの募集がもっとも盛んです。ソリューションエンジニアとはクライアントとなる企業に最適なクラウドソリューションやクラウドシステムそのものの設計・提案をし、導入に必要なコンサルティングする仕事です。

そのほかのエンジニアとしては製品開発エンジニア、ERPエンジニア、AWSエンジニアがあります。エンジニア以外ではクラウドソリューションの導入を広める営業や、社内の手続き関連を行なう総務系の募集が掲載されています。

クラウド関連の経験はなくても採用の可能性がある

テラスカイの提供しているサービスはクラウド関連事業ですが、そういった分野の業務経験については採用時には問われません。というのも、クラウドを利用したサービスやソリューション自体がまだまだ登場して日が浅く、専門で扱う企業が少ないからです。

もちろん経験があれば即戦力として活躍が期待されますが、新しい技術を学ぶ意欲やチャレンジ精神があれば採用される可能性は大いにあります。

最上流工程を自社開発で行なう企業なのでできることが多い

テラスカイの仕事の特徴として、社内で行なう作業は最上流工程で自社開発であることが挙げられます。

通常、エンジニアといえば下請け業者になりがちで上流からの指示通りに作業をするイメージがありますが、テラスカイは提案や企画から自社で行ない、そのなかから自社開発を進めて行くので、できないことや無理難題に振り回される心配が少なくなっています。

今の自分の仕事がそういった環境で、転職を考えている人にとっては自由にできる開発環境で働けるチャンスかもしれません。

テラスカイの平均年収は平成28年度は584万円でしたが、平成26年度は534万円、平成27年度は540万円と少しずつ上がっています。将来的に給与が上がっていくことが期待できるのは働き甲斐がありますね。

テラスカイへの転職を目指す際の注意点

テラスカイへの転職を目指す時に気をつけたいポイントは三つあります。

一つ目は残業が多い部署もあり、ワークライフバランスを保つのは難しいこと、二つ目は社内の教育体制は整っているとはいえないこと、三つ目は新しい考えに対しては保守的で採用されにくいことです。

残業が多い部署もあり、ワークライフバランスを保つのは難しい

テラスカイは残業の多い部署もあり、プライベートとの両立が難しいとの口コミがあります。

就業条件の中にはみなし残業も含まれていることから、残業しても収入が上がることはありません。かといってベースの年収も高いとはいえず、中途採用の初任給は年収400万円ほど。これを12ヵ月に等分配して支給されるため、転職で収入アップを目指している人には向いていないでしょう。

社内の教育体制は整っているとはいえない

テラスカイには研修制度がありますが、満足な内容ではないようです。最終的には自身で勉強して学ぶ姿勢が大切ですが、社員自身の考え方として後輩や部下を育てようという気持ちがないとの意見もありました。

ある程度の経験があれば、勉強のコツや仕事の仕方を見つけて軌道に乗せられるかと思います。逆に全くの未経験で、右も左も分からないような人には厳しい環境のようです。

新しい考えに対しては保守的で採用されにくい

テラスカイは社長のワンマン経営であることが否めず、新しいことを取り入れようとする姿勢は見えません。

これらを問題視している社員も多く、変化しやすい業界にも関わらずこれから対応していけるのかいう意見も。この結果会社としての見通しや自身のキャリアパスが見えず、退職していく人も少なくないようです。

まとめ

テラスカイはこれから主流となる可能性のあるクラウド分野を扱う、成長中の企業です。もしエンジニアとして経験は浅くてもまだまだチャレンジしてみたいという気持ちがあれば、活躍できるチャンスが待っています。

採用情報を見ると新卒採用やキャリア採用をしており、自分で応募して入社を目指せます。しかし、経験が浅いとどのように面接官へ自己アピールすればよいか迷うことがありますよね。

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今回紹介しているテラスカイの求人情報も掲載されており、転職エージェントに問い合わせれば詳細な情報提供や採用面接対策も受けることができるでしょう。

登録や利用にかかる料金はありませんので、悩んでいる方は一度相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。