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芸能マネージャーになるためにはどうすればいいの?必要なスキルや就職する方法を紹介

きらびやかな芸能界で活躍するタレントをサポートする芸能マネージャーは人気職業の1つ。芸能マネージャーになる方法から必要な資格、注意すべき点などを見ていきましょう。

芸能マネージャーとはどんな仕事?

芸能マネージャーとはそもそもどのような仕事なのでしょうか。仕事内容や実際に活躍できる人物、モデル年収を調べてみました。

自分の担当するタレントのスケジュール管理

芸能マネージャーと言えば、タレントのスケジュール管理や身の回りのサポートをすることで、仕事に集中できる環境を整えることが主な職務です。

通常は1組~2組を担当することが多いようですが、多い人では5組以上のタレントを受け持ち、出演予定のテレビ番組やイベント、映画などのスケジュール管理を行なっています。

事務所やテレビ局などからの連絡も芸能マネージャーが窓口となり、すべての連絡事項を的確に把握しておくことが大切です。1つの連絡ミスがタレント生命に影響を及ぼしかねない重要なポジションなので、相応の責任感を持って仕事しなければなりません。

タレントが人気になるための営業活動

芸能マネージャーは担当のタレントが売れっ子になるために、出演交渉やイメージアップ戦略などの営業活動にも力を入れて取り組まなければなりません。

せっかく自分が担当しているのであれば、人気になってほしいという親心的な側面もある一方で、そのタレントがやる気をなくして引退してしまってはあなたのマネジメント経歴や実績にも傷が付くことになります。

逆に、あなたが営業活動をした結果、いい仕事につながれば、ビジネスとしてだけでなく、タレントとの信頼関係も築くこともできるでしょう。

コミュニケーション能力と営業力、世間の流行を見極める力が必要

スケジュール管理能力と営業力は紹介してきた通り必要になりますが、タレントとのコミュニケーションや時代の流れを読み解く先見の明も持ちあわせているとよりよい芸能マネージャーになることができます。

例えば、アーティストとして活躍したい芸能人のマネージャーをしているなら、音楽業界の未来をある程度予測できるくらいの社会人経験があると大いに役立ちます。

事務的に仕事をこなしているだけではタレントとの距離が近くならず「本当はどんな仕事がしたいのか」「今の仕事に満足していない点はどこなのか」といった本音がわかりません。

こうしたことを普段からのコミュニケーションを通じて汲み取れば、タレントも本来やりたい仕事ができ、今よりも能力を発揮できるかもしれません。

さらにタレントに対する知識を深めていき、信頼を重ねた上で世間の流行をアドバイスすれば売れっ子に育てたスタッフとして認めてもらえるでしょう。

年収は240万円~500万円ほどですが、大きなやりがいと刺激を貰える仕事

芸能マネージャーの月収は240万円~500万円ほどと開きはありますが、全体で見るとやや低めのようです。

ただ、芸能マネージャーは収入ではなく、タレントとともに成功する体験をしたい、芸能界で働く一員になりたいといった普通の会社員とは違う刺激的な仕事に挑戦したい人に向いている職業です。

芸能マネージャーになるにはどうすればいいの?

実際に芸能マネージャーになるための方法を紹介していきます。未経験でも転職するにはどうすべきなのか、どんなことをアピールすべきなのかを考えてみましょう。

マルチタスクで仕事をこなせる要領の良さが大切

芸能マネージャーは、専門学校もありますが、学歴や経験がなくても採用してもらえる可能性があります(大手では大学卒業以上が条件のところもあります)。

ただ、様々な仕事を同時に処理する要領の良さは必須と言えます。芸能マネージャーの仕事はスケジュール管理、電話応対、タレントの現場同行があり、これらを同時進行でこなす必要が出てきます。

イレギュラーな出来事も現場では起こりやすく、瞬時に優先順位を決めて一つ一つ確実に処理する対応力が試されるでしょう。

気配りや思いやりといった相手のことを考える余裕のある心

芸能マネージャーはタレントとのコミュニケーションを取りつつ、機嫌を取ることや気配りをしないといけません。

信頼関係も大切ですが、その前に担当のタレントに気に入られることも必要です。緊張している場面や落ち込んでいる時にしっかりとフォローする言葉をかけ、客観的な意見も相手を思いやる言葉選びで丁寧に伝えられる人が向いていると言えます。

タレント第一に考えた行動や言動が求められるため、心に余裕がある人がいいかもしれません。

担当のタレントを本気で売り込みたいという気持ちを持つ

芸能マネージャーは担当しているタレントを本気で応援し、売れっ子にしたいという気持ちがないと務まりません。

仕事とは言え、そのタレントに興味がなければ売り込むポイントも見えず、心の距離を縮める努力も難しいでしょう。転職の際にはある程度自分が応援したいという気持ちの持てるタレントが多く在籍するタレント事務所を選んだほうがよいでしょう。

長時間の労働に耐えられる体力とストレスに対する精神力

芸能マネージャーの仕事は担当タレントの働く時間以上に長くなりがちなので、長時間労働になりがちです。

また前述の通りタレント生命を握っていると言っても過言ではない仕事ですので責任重大。その上タレントからの愚痴や厳しい対応も予想されるため、ストレスもそれ相応にあります。こうした環境に耐えられるかどうか考えてから転職を決めましょう。

芸能マネージャーなるために注意すべきこと

芸能マネージャーになるために覚えておいてもらいたい注意点3つを紹介します。

具体的には仕事の量の多さと労働時間の長さで労働環境が厳しいこと、年収アップに繋がる転職にはなりにくいこと、そして、大手プロダクションでないとトラブルに巻き込まれることがあることです。それぞれ解説していきます。

仕事の量の多さと労働時間の長さに耐えられるか

芸能マネージャーの仕事はやることが多く、ハードワークですから労働環境はよいと言えません。紹介してきたように責任もあり、人間関係も複雑になりがちなため、苦手な人には向いていない仕事です。

しかしその反面、転職してみると誰かのために働くことにやりがいを感じられることでモチベーションアップに繋がり、仕事を楽しめる人もいるようです。

年収アップに繋がる転職にはなりにくい

芸能マネージャーは年収が高くなりにくく、年収アップを目的とした転職には向いていません。

担当しているタレントが売れっ子になったとしても、それに比例して上がることは少なく、仕事の頑張りが年収に繋がらないことも。

仕事内容にやりがいや楽しさを感じていても、収入が少ないと自分の将来設計もできず、不安を感じて退職する人も少なくありません。

大手プロダクションでないとトラブルに巻き込まれることも

芸能マネージャーに転職しようと考えた時に注意すべき点は、転職先のプロダクションについてです。

大手プロダクションであれば、労働基準法の遵守やコンプライアンスの意識を持っていることが多いのですが、小さなプロダクションや劇団などでは労働時間の問題だけでなく、給料の未払いといった生活に関わるトラブルも生じやすく不安定なことも。

転職前のリサーチを怠らないようにしましょう。

まとめ

芸能マネージャーは芸能界の裏側で働ける魅力的な仕事ですが、求められる能力や職場環境といった部分に若干クセのある職業と言えます。

しかし、未経験でも挑戦できる分野であり、仕事に刺激や楽しさを求める人には向いていると言えます。