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ネイルアーティストとして働くためにはどうすればいいの?必要なスキルや就職する方法を紹介

おしゃれの定番となりつつあるネイルのデザインを手がけるネイルアーティスト。今回はネイルアーティストの仕事内容から年収、注意すべき点などを紹介していきます。

ネイルアーティストとはどんな仕事をするの?

ネイルアーティストはそもそもどのような仕事があるのでしょうか。仕事内容や必要なスキル、年収などを調べてみました。

ネイルサロンで爪のお手入れからデザインを行なう

ネイルアーティストの仕事はネイルサロンでお客様のネイルのデザインや爪のお手入れをします。

手先は普段の生活から接客の場でも目につく部分であり、ここをおしゃれにしておくことで、イメージアップを狙えるとして多くの人がネイルサロンを利用しています。

ネイルアートを行うだけでなく、爪のケアといった衛生管理もネイルアーティストの仕事です。客層は女性ですが、男性向けのサロンも登場しており、まだまだビジネスチャンスが広がる業界でもあります。

店舗での仕事以外に結婚式場や出張での対応など働き方は様々

ネイルアーティストはネイルサロン以外でも活躍の場が広がっています。

例えば結婚式場で着物の着付けやヘアセットと同じようにネイルアーティストが常駐し、施術をすることがあります。出張訪問でのネイル対応をしている人も存在するため、働き方は地域や付随する業種によって様々です。

女性だけでなく男性が活躍するサロンもある

ネイルアーティストは女性が多いですが、男性のネイルアーティストも増えています。

どうしても男性に施術をされたくないという人もいますが、その反面男性の手先の器用さや男性目線のデザインが人気を集めているサロンもあります。

このことから女性に限らず男性も活躍できる可能性があり、男性ネイルアーティストが少ない今が知名度を上げる絶好のタイミングと言えるかもしれません。

知名度があれば独立も可能

ネイルアーティストは実績や知名度があれば独立開業することが可能です。

ネイルアーティストとして有名になるには技術者としてレベルを高め、口コミによって知名度を高める方法が有効です。特にインスタグラムやTwitterなどのSNSで拡散されると一気に人気になれることもあり、チャンスの広がっている仕事です。

開業する場合にも特別な機材や大きな店舗改装なども必要なく、マンションの一室などでも始められるため、接客業の独立開業の中でも容易な部類になります。

年収は250万円~350万円ほどで、転職で年収アップは難しい

ネイルアーティストの年収は250万円~350万円と言われているため、年収アップのための転職には向いていません。どちらかと言うと趣味を仕事に変えたい人や知名度を上げて独立を目指したい人に向いているでしょう。

ネイルアーティストとして働くにはどうすればいいの?

ネイルアーティストとして働く方法を具体的に見てみましょう。

未経験者でも働くことは可能ですが、将来的に活躍したいと考えた場合には専門学校に通う方法や資格の習得を検討したほうがいいかもしれません。

資格が必要な仕事ではないため、未経験でもチャンスがある

ネイルアーティストになるために必須の資格はないため、実務経験のない未経験からサロンで働くことができます。

デザイン性や手先の器用さ、自分の趣味でネイルをしているといったアピールポイントを用意して、熱意を伝えましょう。

本気で転職を考える人は専門学校などで勉強したほうがよい

ネイルアーティストへ確実に転職したい場合には美容系の専門学校などで勉強をしておくとよいでしょう。

美容専門学校の多くでネイルアーティスト専門のコースを開講しており、基礎知識からプロのネイルアーティストとして一人前になるためのテクニックまでトータル的にサポートしています。

学校によっては卒業後の勤務先を斡旋していることもあり、確実にネイルアーティストとして働きたい人にぴったりです。しかし、ある程度の通学期間と授業料がかかるため、人によってはそういった余裕がないかもしれません。

ネイルアーティストの知識を示す資格も存在する

ネイルアーティストになるための資格は存在しませんが、持っていると有利な資格はあります。

日本で有名な資格としては「ネイリスト技能検定」や「ネイルスペシャリスト技能検定」などです。どちらも国家資格ではありませんが、資格取得しておくことでネイルアーティストとしての技術力を表すパラメーターとして役に立ちます。

ネイリスト技能検定試験・ネイルスペシャリスト技能検定試験は、どちらの資格試験も実技試験と筆記試験があります。

ネイリスト技能検定はネイリストとしての技術、知識について出題。ネイルスペシャリスト技能検定の試験内容については、カラーリングやネイルケア、爪や皮膚に関する出題もあります。

独学でも取得可能ですが、働きながら勉強をして合格を目指すほうが理想的です。

デザインのセンスも問われるため、デザイン系の知識もあると活躍できる

ネイルアーティストはデザイン性が最も重要であるため、そうした感性を磨いておくことも大切です。

専門学校などに通っていれば学ぶ機会がありますが、それ以外でも今までの経歴でデザイナーやプランナー、色彩感覚を鍛えるような業務を行なった経験があれば活かすことができます。

アピールポイントにもなりますので、こうした経歴がある場合にはしっかりと自己PRに盛り込みましょう。

ネイルアーティストとして働くために注意すべきこと

ネイルアーティストとして働く前に覚えておいてもらいたい注意点3つを紹介します。

具体的には年収が低く、独立しない限り上げることが難しいこと、センスがなければ生き残ることができないこと、そして、独立しても成功できる人はごく僅かであることです。それぞれ紹介していきます。

年収が低く、独立しない限り上げることが難しい

ネイルアーティストの給料は全体的に低く、上がる見込みもあまりないので年収アップにつながる転職にはならないことがほとんどです。どちらかといえば、自分のやりたいことや楽しめる仕事で生活をしたいと考える人に向いているでしょう。

センスがなければ生き残ることができない

ネイルアーティストとして生き残るためには自分なりの個性やセンスを磨いて行かなければなりません。

ネイルアーティストは美容系の職業の中でも人気があり、独立を目指す人も多いため実力主義であるとも言えます。先程紹介したように年収も普通に働いているだけでは低いままなので、将来的なことを考えると不安が残ります。

長年勤めても一向に収入が上がらず、知名度を得ることもできなかった結果、諦めて退職してしまう人も少なくありません。

独立しても成功できる人はごく僅か

ネイルアーティストは独立開業が簡単ですが、成功できた事例はごく僅かです。

既存のネイルサロンと同じことをしても追いつけるかどうかは実力と運次第。かといって奇抜なことをしても受け入れなければ、売上には繋がりません。

また、ネイルアーティストとしての実力だけでなく、経営者としての知識や営業力、企画力がなければ店舗経営は上手くいきません。せっかく店舗を持っても数年も経たずに廃業にしてしまう人も珍しくないので、厳しい世界と言えます。