大卒で就職する時の年齢は多くが22歳~23歳です。
25歳といえば、社会人としての自覚が芽生え、入社した企業での仕事にもようやく慣れる時期。これから企業の戦力として活躍していくと言われる年齢です。
そんな時期に転職活動をするという事は、新卒入社した会社で何かトラブルがあったのか、あるいは就活で十分な企業研究をしていなかったか、というようなマイナスイメージを持たれることもあるでしょう。
つい数年前に厳しい就職活動を乗り越えてきたのに、次はより厳しさが増すかもしれない転職活動へ挑むというのは、きっと強い決意があってのことだと思います。
そこで今回は25歳での転職にスポットを当て、25歳でも転職活動を成功させる方法について解説いたします。
- 25歳の転職はいわゆる「第二新卒」扱い
- 25歳で転職活動を始める理由
- 25歳ではキャリアと呼べるものはない
- 「転職しないリスク」を抱えるのはバカバカしい
- 第二新卒積極採用企業を狙おう
- 25歳の転職を成功させるたった一つの方法
- 元エージェントが25歳の方におすすめする無料の転職エージェント2選
- 25歳からの人生を充実させるための転職Q&A
- 別の業界・職種希望ですが、転職するなら今と同じ職種のほうが有利ですか?
- 25歳で二回目の転職は多いですか?
- いくら努力しても転職先が決まらない・・・どうしたらいいですか?
- 25歳で資格なし・・・それでも転職できますか?
- 海外に転職したい!何から始めたらいいですか?
- 25歳・未経験で手に職をつけたいなら、どんな転職先がおすすめですか?
- 25歳・妻子持ちが転職活動をするのは無責任ですか?
- 上京しての転職活動・・・25歳だと遅いですか?
- 25歳で自営業を始めるのは難しいですか?
- 転職活動前に貯金をしておくべきですか?
- 25歳の平均年収はどれくらいですか?
- 25歳、既婚女性が正社員で転職するのは難しいですか?
- 若い内に転職すると失敗するものですか?
- 25歳・中卒での転職は難しいですか?
- 全くの未経験でプログラマーに転職できますか?
- フリーターから転職する際の注意点は何ですか?
- 独学でwebデザイナーへの転職は可能ですか?
- 25歳でリクルートスーツを着て転職活動するのは変ですか?
- 無資格での転職活動は厳しいですか?
25歳の転職はいわゆる「第二新卒」扱い
25歳での転職は、業界では第二新卒と呼ばれるカテゴリーに属する転職活動になります。新卒や既卒枠ではなく、中途採用扱いです。
企業によっては第二新卒と明記している採用を行っている会社もありますが、多くの場合、中途採用枠となるでしょう。
では、第二新卒に対する企業のイメージ、あわせて企業側が第二新卒を採用するメリットを見てみましょう。
①新人教育が必要ない
新卒者とは違い、曲がりなりにも社会人経験がある25歳は、一般的な社会人基礎研修などが必要ありません。
②高学歴な人材を採用できる
新卒では見向きもされないような企業でも、第二新卒であれば高学歴の人材を採用できる可能性があります。
③色に染まっていない
中途採用とは言え、前職では3年程度しか勤務していないため、特定企業の色に染まっていない。そのため入社しても周囲と摩擦を起こす可能性が低いと判断されます。
④ミスマッチが起こりにくい
25歳になると企業を見る目も肥えているため、入社してから「失敗した」と思って退職することが少ないです。
このように、若いという点と新卒には無い「手軽さ」を兼ね備えた部分を企業側は評価しており、25歳という年齢であっても、転職者を歓迎するのです。
25歳で転職活動を始める理由
そもそも、なぜ入社して3年程度のタイミングで転職を考えてしまうのでしょうか。その理由としては、企業側に原因がある場合と本人に原因がある場合とがあります。
企業側に原因がある場合
・サービス残業を命令する、また休日出勤が相次ぐといったブラック企業だった
・セクハラやパワハラによって居場所がなくなった
・過剰なノルマを課され、時には自爆営業が必要なほど働かされていた etc.
本人に原因がある場合
・企業研究が甘く、望んでいた仕事と違っていた
・大きな失敗やトラブルを起こしてしまった
・環境の違いにストレスを感じた(就職上京者など)
・キャリアプランが見えなくなってしまった etc.
このように、さまざまな理由を背景に25歳で転職を試みます。
厚生労働省が調査した大学新卒者の就職後の離職率統計によると、以下のように30%近い大卒者が3年以内に退職しているというデータもあります。
卒業年度 | 1年目離職率 | 2年目離職率 | 3年目離職率 | 離職率合計 |
平成25年3月 | 12.8 | 10.0 | 9.1 | 31.9 |
平成24年3月 | 13.1 | 10.3 | 8.9 | 32.3 |
平成23年3月 | 13.4 | 10.1 | 8.8 | 32.4 |
平成22年3月 | 12.5 | 10.0 | 8.5 | 31.0 |
平成21年3月 | 11.5 | 8.9 | 8.4 | 28.8 |
※厚生労働省のホームページより抜粋
大卒就業者数は毎年40万人前後です。つまり、ここ数年は大体12万人前後が新卒入社から3年以内に退職し、転職活動を行っているのです。これは転職市場全体で見てもかなりの市場規模になります。
25歳ではキャリアと呼べるものはない
一般的な中途採用では、企業は即戦力となるかどうかを判断するために、応募者のこれまでのスキルや経験を確認します。
しかし、25歳で転職を希望する第二新卒の場合は事情が若干異なります。
25歳の転職者に対して企業側が求めているのは、社会人としての基礎が既に身に付いていて、かつ特定企業の色に染まっていないという人材です。
社会人の土台はありつつも、自社の色に染めやすいのがポイントです。
つまり、スキルや経験は二の次なのです。
そもそも、3年程度の経験やスキルはあまり参考にならないという判断され、それよりも社会人としてのマナーや礼儀などがしっかりと身についていることを重視しているということです。
ところが、25歳で転職を希望する人の中には、これを理解している人は多くありません。
3年足らずの社会人経験であるにも関わらず、前職でのスキルや実績を必要以上にアピールし、自分を大きく見せてしまいます。
例えば、営業成績が上位であったとか、システムの開発プロジェクトのリーダーとしてメンバーをまとめていた等、前職での実績がさも自分の実力であるかのようなアピールをするのです。これは企業の採用担当者が「鼻で笑う」アピールです。
というのも、多くの企業は入社3年くらいまでは育成期間と位置付けています。
上司や先輩にフォローされながらようやく一人前になるかならないかといった時期。仮に実績があったとしても、自分の力ではなく会社がお膳立てしてくれただけだと判断されるのが普通なのです。
「転職しないリスク」を抱えるのはバカバカしい
しかし、キャリアが無いからと言って転職をあきらめろというわけではありません。
それは、これだけ多くの企業が25歳の第二新卒の採用を行っていることからもお分かりいただけるでしょう。
中でも、企業側に理由があって転職活動している25歳は、企業側としてはぜひとも欲しい人材です。
例えば苦労して新卒で入社した企業がとんでもないブラック企業であり、日々体力をすり減らし神経が荒んでいくのを実感している場合。こういった企業に3年以上勤め続けると、いずれメンタルを病んでしまいます。
そして、一度メンタルを病んでしまうと転職活動が非常に困難になります。そうなる前にブラック企業とは決別し、25歳までに次の勤務先を見つけるという行為は、誰からも非難されることではありません。
また、「次こそはしっかりとした会社で自分の実力を発揮しよう」という意気込みや熱意をアピールできれば、企業側としても好印象を持ち、受け入れてくれることでしょう。
望んでいた仕事と実際は違っていたというような事前の企業研究が甘かった場合でも、やる気のないままダラダラと仕事を続けるよりも思い切って転職し、やりたい仕事に就くという選択もありです。
こういった、転職しないことによるリスクを抱えたまま、今の仕事を続けることは、本人のためにもなりませんし、人生をつまらなくしてしまう要因にもなります。
若いからこそ、違う業種にもチャレンジできる
例えば、未経験だけどエンジニアの仕事に就きたいと考えたとします。
SEの求人数は多いですが、その中でも「未経験歓迎」に絞るとかなり絞られます。
転職サポートを行っているリクルートエージェントでエンジニアの求人数を調べてみると、公開求人が8,311件ありました(2017年4月現在)。
ですが、「未経験」というキーワードを加えてみると、355件とやはり一気に減ります。
※上記の件数は採用予定数です
未経験者歓迎という企業は、人材を育てるための環境が充実している可能性が高いです。
指導してくれる先輩がいて、研究制度もしっかりしていると思います。
ただし、それには「若い人材を一から育てて戦力にしていきたい」という考えが含まれていることを忘れないでください。
特にエンジニアの仕事は、大手企業、中小企業どちらにも言えることですが、残業や休日出勤、夜間に働くというのが避けられません。クライアントの要求でハードスケジュールの中で働かないといけない状況にも直面するでしょう。
こうした厳しい部分にもついていける体力があること、そして柔軟な考え方も求められます。
年齢だけで全てが決まるわけではありませんが、転職するなら若さがあらゆる可能性を高めてくれるのは間違いありません。
ちなみに、異業種への転職がしやすい業種としては商社・流通、メディア、メディカル、IT・通信などがあります。
第二新卒積極採用企業を狙おう
そこで、25歳での転職活動を行う際には、ぜひ第二新卒積極採用企業を狙うことをおススメします。各種求人サイトなどでは第二新卒の採用を行っていることを明記していたりします。
また、実際に25歳で転職した先輩のインタビューなども載っていたりするため、社会人経験の浅い25歳でも問題なく受け入れていることがわかるケースもあります。
いずれにせよ、25歳での転職は第二新卒応募と位置づけ、多くの求人案件の中から絞り込んでいくようにしましょう。
25歳の転職を成功させるたった一つの方法
実は25歳での転職を無事に成功させるには、転職エージェントの活用がベストです。
転職エージェントでは、経験豊富なキャリアコンサルタントが、ネガティブなイメージを持たれやすい25歳での転職に対して、そうならないように第二新卒積極採用企業を紹介してくれます。
また、この先のキャリア構築のアドバイスも行ってくれる点も利用するメリットの一つです。初めての就職に躓き、自信を失いかけている求職者に、自信が持てるようなキャリアプランの提案も行ってくれますよ。
転職エージェントを利用する大きなメリットは全部で3つあります。
・表に出てこない非公開求人に応募できる
・面接のサポートをしてくれる
・年収アップ交渉もエージェントにお任せ
1つずつ解説していきます。
表に出てこない非公開求人に応募できる
求人検索をして、気に入った案件がないと諦めていませんか?
実は、転職サイトに掲載されている求人はほんの一握り。
専門性の高いものや良質な案件は非公開の求人として、運営企業が当てはまる人にのみ紹介しているのです。
その大きな理由として挙げられるのが「ライバル企業に知られたくないから」。
求人内容をライバル企業に見られることで、どんな事業をしようとしているのか、どの職種にどれだけの報酬を支払っているかがわかってしまいます。
そこで、重要な仕事やポジションの求人を非公開にして、応募してもらえる人にだけ提供するよう運営企業に求めているんです。
転職エージェントに登録すると、この非公開求人を紹介してもらう事ができるようになります。
面接のサポートをしてくれる
「書類選考は通過するけど、面接でいつも失敗してしまう」そんな悩みを抱えている人はいませんか?
転職エージェントは転職のプロ。
ビジネスマナーから転職業界のトレンド、そして何より企業に関しての情報を多く持っています。
今までの面接で落ちてしまったのは、マナーが間違っていたり、アピールの方法がズレていたのかもしれません。
転職エージェントはマナーの講習ももちろんのこと、応募先企業に合った面接対策も教えてくれます。
あなたの経歴で、どこをアピールポイントとすべきか、想定される質問から事前にどのように回答すれば良いのかも一緒に考えてくれます。
エージェントと面接の練習をしておけば、本番で緊張することも少なくなりますね。
年収アップ交渉もエージェントにお任せ
とてもやりたい仕事でも「年収がもう少し良ければ…」「条件がちょっと合わないかな」と思うことも少なくありません。
そういった時に自分から企業側へ言い出すのは難しいですよね。
しかし転職エージェントなら、そんな交渉も快く請け負ってくれます。
自分で転職活動をして応募していると、どうしてもあなたが立場上弱くなりがち。
これを利用して、ブラック企業などは最低限の年収や条件交渉をしてくることもあり、結果的に不利な転職になってしまいます。
年収アップやキャリアアップのために転職活動をしている方にとっては、転職エージェントは大きな力となります。
他にも転職エージェントは求人紹介、相手企業への連絡、面談などの日程調整等も代わりにやってくれるので、自分は転職に集中する事ができますよ。
以上3点が転職エージェントを利用する大きなメリットですね。
元エージェントが25歳の方におすすめする無料の転職エージェント2選
元転職エージェントの私から見て、25歳の方に本当にオススメできると感じた転職エージェントは以下の2つです。
どちらがオススメなのか?と聞かれたら、私は両方とも登録することをおすすめしています。
実は、非公開求人は運営会社ごとの差が出る部分なので、2社のエージェントに希望条件を出すと、同じ案件はほとんど出てきません。
単純に2倍の非公開求人を見ることができるので、良い条件の仕事を見つけやすくなります。(※どちらも登録は3分程度、完全無料で利用できます。)
1.DODA 2人体制での手厚いサポートが魅力
DODAは「キャリアアドバイザー」と「採用プロジェクト担当」の2人体制で行う、手厚いサポートが魅力です。
キャリアアドバイザーは電話面談やカウンセリングを通して、あなたにあった職業選択や、キャリア開発のアドバイスを行ないます。
これに対し、採用プロジェクト担当は、求人情報や企業情報の提供、面接や書類作成のサポートなどを行います。
他社では1名で行う為、仕事が雑になりやすい傾向がありますが、2名体制で行う事で質の高いサポートが受けられます。
求人案内も早いので、なるべく早く就職したいと考えている人には、DODAがオススメですね。
DODA公式サイト:https://doda.jp
2.リクルートエージェント 求人数は業界ナンバー1
リクルートエージェントは人材紹介業界最大手の「リクルート社」が提供するサービスです。
現在20万件以上の求人が登録されていますが、ホームページから探せるのは3万件程度で、残り80%は非公開求人となっています。
リクルートエージェントに登録することで、17万件を超える非公開求人の紹介を受ける事ができます。
他社と比べても求人数が圧倒的に多いので、就職を考えているなら必ず登録しておきたいサービスです。
リクルートエージェント公式サイト:https://www.r-agent.com
就職後に後悔しないように、この2社は必ず抑えておきましょう!
25歳からの人生を充実させるための転職Q&A
別の業界・職種希望ですが、転職するなら今と同じ職種のほうが有利ですか?
実務経験やスキルという面では、同じ職種を選んだほうが転職では有利に働くでしょう。ただ、誰でも最初は未経験ですから、25歳という若さなら別の職種への転職も十分に可能です。新しいことをどんどん吸収できますし、体力も十分。実際、20代の転職希望者の中でも別の職種を希望している人は、56%というアンケート結果(エン転職)もあります。
別の業界・職種であることを面接で突っ込まれたら?
面接時を受けるポイントとしては、経験を活かせそうな部分をアピールする・なぜ関心を持ったのかをポジティブに伝えるのがポイントです。自分に向いていそう、関心がある職種を見つけたのなら、積極的に挑戦してみてください。25歳はまだまだ若いのですから、チャンスはたくさんあります。
25歳で二回目の転職は多いですか?
リクナビNEXTのアンケートによると、20代で転職経験なしの割合は76%というデータがあります。25歳で転職二回目を迎えているのなら、多いほうだといえるでしょう。
3回、4回と転職回数が多い場合、ハンデをどう乗り越える?
25歳にして既に3回目、4回目・・・と転職回数を重ねているのなら、最初の印象は良いとはいえないでしょう。不真面目、飽きっぽい、しっかりとした目的がない・・・などと思われている可能性大です。これらの印象を覆すには、これだけの転職が必要であったという説得力、しかもポジティブな理由をいかに伝えるのかが重要です。
また、関連がありそうなスキルやノウハウを活かして、どうやって即戦力として役立てようと考えているのかのアピールも必要ですし、「御社では長く働きたい」というアピールと根拠も重要になってきます。
転職回数の多さをハンデと思っていては説得力のある説明はできません。転職回数は変えられないのですから、ポジティブさがカギです。
いくら努力しても転職先が決まらない・・・どうしたらいいですか?
転職活動に励んでいるのに転職先が決まらない状況は、25歳だからまだまだ若い!大丈夫・・・と思う反面、皆に置いてかれたような孤独感もあると思います。
一般的に退職後に転職活動を始めた人は3ヶ月以内、仕事をしながらであれば6ヶ月くらいで転職先を決める人が多いようです。
半年以上頑張っていてそれでも転職先が決まらないのなら、いくつか対処法はありますが、一番は休むことです。休んでいる場合ではないと思うでしょうが、焦りは判断力を鈍らせてしまいます。それに、面接に挑戦した数が自信ではなく、失敗するイメージの定着を加速させている可能性もあります。だから、休息が必要なのです。
2~3日でいいのでゆっくり休んで、転職活動でご無沙汰になっていた好きなことを再開してみてください。エネルギーが充電できたら、新たな気持ちで転職活動を再開させてください。また、転職活動の進め方を見直すためにも、転職エージェントへの相談もおすすめします。
25歳で資格なし・・・それでも転職できますか?
転職支援サービスのDODAによると、求人案件の77%以上が資格は問わないと回答しています。業種によって資格の重要性は大きく変わりますが、資格なし=転職に大きく響くというわけではありません。
資格を持っていないことをハンデだと感じるよりも、25歳という若さを活かした転職活動をしていきましょう。前向きでエネルギー溢れる人材を欲する企業はたくさんあります。たとえ選考時に資格なしがネックになったとしても、ポテンシャルの高さを示すことができれば、採用してもらえる可能性は上がります。「25歳とまだ若いんだから、資格は追々取得させればいいか」と思わせられるかがポイントです。
海外に転職したい!何から始めたらいいですか?
25歳なら自分のためにお金と時間を使える人が多いですが、海外への転職という大きな夢を持っているなら、ぜひこのタイミングで実現させてください。
転職活動を始めると同時に語学や文化の勉強も進めていく必要がありますし、転職先を見つけるには海外に強い転職エージェントのサポートは必須です。どんな仕事があるのかの情報収集から始めてみましょう。
25歳・未経験で手に職をつけたいなら、どんな転職先がおすすめですか?
せっかく手に職をつけるのなら、これから伸びそうな職場を探すのがポイントです。
介護や看護、人工知能(AI)、ITエンジニア、ゲーム関連の仕事は需要が高いとはよく言われていますよね。
25歳であれば、20代の転職に強いRe就活あたりなら未経験から手に職をつけられる求人情報が多数見つかるでしょう。
25歳・妻子持ちが転職活動をするのは無責任ですか?
25歳で妻子持ちという状況で転職活動を始める。この時点で無責任かどうかは断言できません。確かに妻子持ちなら家族のことが何より優先されますから、自分の都合だけで転職するというのは経済的なリスクが大きいように感じます。ですが、今いる職場が自分と明らかに合っていない、ブラック企業の特徴に多く当てはまるといった環境なら話は別。
我慢に我慢を重ねて身体や心が病んでしまっては、それこそ経済的な危機が訪れてしまいます。25歳という若さは転職市場では有利に働く部分も大きいです。慎重に進めていければ妻子持ちであるという責任は十分に果たせると思います。
上京しての転職活動・・・25歳だと遅いですか?
25歳での転職活動であれば、第二新卒積極採用企業を狙っていこうとお話しましたが、これに上京が加わるとより不安が大きくなります。
ですが、迷っている時間はもったいないです。上京に必要な費用(交通費・宿泊費・引越し費用など)を計算して、行動を起こすことが可能ならすぐに動くべき。遠方からの人は特に効率を重視しなくてはいけないので、転職エージェントの利用は必須と考えてください。
25歳よりももっと年齢を重ねてから上京を決意した人もいますから、遅いということはありません。地方から出てきてまで働きたい理由と情熱を面接ではアピールしていきましょう。
25歳で自営業を始めるのは難しいですか?
25歳という若さなら、自由なライフスタイルを求めて自営業に憧れることがありますが、ご存知のとおり、自営業は収入が安定するまでに一定期間を要します。失敗するリスクを常に抱えています。全て一人でこなさなくていけませんし、苦労が多い割には社会的信用が低いのも短所。難易度は高いです。
会社員は、時間的な拘束はあるものの、属する安心感とネームバリューがあります。衝動的に自営業を始めるのではなく、まずは副業としてスタートしてみる、スキルを積む、必要資格を取得しておく、貯金するといった段階を経て独立したほうが安心して働けるのではないでしょうか。もしくは自営業に繋がる転職先を探すという手もあります。
転職活動前に貯金をしておくべきですか?
貯金はあったほうがよいというのは間違いありませんが、貯金してから転職活動を始めたほうがいいとは断言できません。一日でも早く転職活動を始めたほうがよい場合もあります。それに働きながらの転職活動であれば、収入がゼロになることはありません。
ただし、新しいスーツや交通費、遠方なら宿泊費などがかかりますから、そういった費用は無理なく捻出できるくらいの余裕は作っておきましょう。
会社を辞めてから転職活動はあまりおすすめできませんが、この場合は1年分の生活費は貯金しておくことをおすすめします。
25歳の平均年収はどれくらいですか?
転職エージェントDODAによると、25歳の平均年収は全体で342万円となっています(男性は357万円/女性は321万円)。
転職をすることで年収が上がる可能性はありますが、実力がなければ難しいです。25歳なら年収アップを狙うよりも、将来的に年収アップが狙える企業や業界を探したほうが、スムーズに転職活動を進めていけるでしょう。
25歳、既婚女性が正社員で転職するのは難しいですか?
転職活動をするなら、結婚前のほうが有利だったと思います。25歳という若さでの結婚なら、子どもをもつことを視野に入れていることも多いですし、企業もすぐに産休・育休に入るのではないかと考えます。面接でも質問されるでしょう。
既婚女性が転職を成功させるには、面接時には当面は子どもをつくる予定はないことを強調するのは重要です。近いうちに子供を考えているのであれば、勤務時間や雇用形態の見直しを検討してみましょう。
若い内に転職すると失敗するものですか?
25歳なら社会人となって3年くらい。若さゆえの失敗も経験することになります。転職活動においての失敗として考えられるのは、こんなものがあります。
・やりがい・生きがいを追求しすぎた
・福利厚生の知識が不足していた
・結論が出ていないのに会社を辞めてしまう
勢いで行動すると、もっとちゃんと考えれば良かったと後悔してしまうことも多いです。転職には勢いも大切ですが、転職エージェントの力を借りるなどして計画性も身に付けてください。
25歳・中卒での転職は難しいですか?
学歴不問とする企業も増えてきたとはいえ、今も学歴を重要視する企業はたくさんあります。そんな中で中卒者の転職というのは、やはり厳しい部分はあります。
ただし、中卒であることが影響しないくらい、25歳という若さは武器になります。求人数は多いですし、転職活動期間も短くて済むでしょう。
企業は、25歳という若さは仕事をどんどん吸収してくれるだろう、周りの先輩たちとも上手くやっていけるだろうと期待しているのです。
全くの未経験でプログラマーに転職できますか?
未経験歓迎の企業もありますが、入社してからが苦労します。企業の多くは研修体制が整っておらず、未経験者をじっくり育てることができません。25歳なら体力はあるでしょうが、それでも厳しい労働環境でしょう。
25歳で未経験、プログラマーに転職するなら、最低限の知識は身に付けておきましょう。プログラミングの基礎はネットで学ぶことができ、しかも無料講座がいくつも見つかります。プログラマーはたとえ現場での経験はなかったとしても、勉強しているだけでも大きなプラスになるでしょう。
勉強を一切せずに面接へ行ってしまうと、いくら未経験歓迎でもやる気がないと見られてしまうかもしれません。
フリーターから転職する際の注意点は何ですか?
25歳であってもフリーターから正社員への転職は厳しいです。スキルや能力、根性がないというイメージを持たれてしまい、書類選考を通過できずに悩んでいる25歳フリーターは少なくありません。
たとえフリーター時代に色々なスキルを身に付けていたとしても、企業は雇用形態がアルバイトであるということを重視します。
まずは書類選考を通過するために履歴書作成に力を入れていきましょう。書店にある転職関連本で基本は学べますが、あなたに合った応募書類を仕上げるには転職エージェントに教えてもらうのが一番の近道です。
独学でwebデザイナーへの転職は可能ですか?
webデザイナーに転職したいなら、未経験でも25歳という若さは武器になりますから、それにプラスしてHTML・CSS・JavaScript・jQuery・デザインの基礎、SEO対策などはできるだけ抑えておきましょう。また、イラストレーターやフォトショップといった現場でよく使われるツールも触っておくと勉強したことの理解がより深まるでしょう。
独学でwebデザイナーを目指すことは可能ですが、学ぶことは多いのでスクールへ通う選択肢も検討してみてください。
25歳でリクルートスーツを着て転職活動するのは変ですか?
リクルートスーツといえば、新卒生が着用するイメージがあります。25歳の転職活動ということは第二新卒ですから、リクルートスーツでも問題ありません。服装だけではなく、メイクやヘアスタイルなど全体的に清潔感があって、ベーシックカラーを選択するよう心がけてください。
無資格での転職活動は厳しいですか?
無資格で働ける企業はたくさんあります。特に25歳ということであれば、その若さで将来の活躍を期待して採用してくれるでしょう。ただし、今後を考えると就きたい職業に役立つ資格は取っておいて損はありません。働きながらの資格取得を目指して、実務経験と資格の両方を手に入れてください。