未経験でIT業界への転職を希望するならどんな志望動機にすればよい?

IT業界が活況を呈しています。

大規模なシステム開発案件からスマホ向けゲーム制作案件まで、規模の大小を問わずさまざまな求人がサイト上を賑わせており、IT系企業で働く人材が不足していると言われています。

企業側とすれば即戦力となるIT業界経験者の中途採用に力を入れていますが、現状では「売り手市場」と化しているためなかなか思うように人材確保が進まず、結果として競争力の低下を兼ねいてしまうことも。

そんな中、「未経験者でも応募可」を掲げる求人案件がここ最近増加しつつあります。そこで今回は未経験者がIT業界へ転職する場合、どのような転職活動が効率的なのか、またどのような志望動機が望ましいのか、ポイントをご説明いたします。

IT業界は人材不足!?

現在、IT業界はどれほど人材不足に陥っているのでしょうか。

転職サービス「DODA(デューダ)」を運営する総合人材サービスのパーソルキャリアは、2017年11月の転職求人倍率をまとめた「DODA転職求人倍率レポート」を、12月11日に発表しています。

「転職求人倍率」は、DODAエージェントサービスの登録者1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。(小数第三位を四捨五入)

業種別の転職求人倍率で「IT/通信」は6.24倍ともっとも高く、続く「メデイア」2.75、「金融」1.59と比べても、いかにIT業界が人手不足かが一目瞭然です。

需要が増大し続けるIT業界は、人材確保が急がれているのです。

未経験でもIT業界に転職できる?

未経験者でもIT業界に転職できるのか疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。IT業界といえばパソコンやネットワークに関する高度な専門知識を持ち、お客様の高い要望に不眠不休で応えるというイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、採用時に必ずしも高い専門性を持っている必要はありません。未経験の中途採用の人材に向けた研修を用意している企業もあります。入社後の教育・経験を通じてキャリアアップすることを想定しているのです。

また、自主的に専門性を高めることもできます。IT関連のセミナーや勉強会は多く開催されており、会社の外でも学ぶ機会はありますし、IT関連の資格取得を目指すのもいいでしょう。

こうした企業研修や自己のスキルアップにより、未経験であっても素早く一人前に活躍することが可能になるのです。

IT業界にはどんな職種があるの?

ところで、ひとことで「IT業界」と言ってもいろいろな業種があり、いろいろな職種があることをご存知でしょうか。多くの求人広告などを見てみると、そのほとんどが以下のような職種分けを行っているようです。

◇プログラマ

プログラマは、コンピュータを動かす「プログラム言語」を用いてコンピュータプログラムを組み、さまざまなシステムやソフトウェア、アプリ開発を行う仕事です。

システムエンジニアが作った仕様書をもとに、プログラミングを行って開発を進めます。専門知識とともに、地道に作業を続ける忍耐力も必要です。

◇SE(システムエンジニア)

システムエンジニアは、システムの設計・開発・テストを手がける職種のことです。クライエントのニーズ沿ったシステム構築のために、開発プロジェクトや開発チームの管理とプログラムの仕様書を作成する業務を努めます。

専門知識はもちろん、クライアントやプロジェクトメンバーとのコミュニケーション力もSE職には必要になってきます。

たとえば、社内SEは自社のパソコンをセットアップしたり、トラブルの解決を図ったりと社員と直接コミュニケーションをとる機会は多いでしょう。

◇ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアとは、コンピューターネットワークの設計、システム構築や保守管理などを行う技術者のことです。

ネットワーク全体を見渡す視野や幅広い知識が必要となります。また、ネットワーク上の各システム担当者や、ネットワーク利用者とのコミュニケーション能力も求められます。

◇ITコンサルタント

ITコンサルタントとは企業の経営戦略における課題や問題に対して、IT技術を使った解決策の提案を行います。

企業の経営に関わる幅広い部分やシーンを対象に、システムの最適化や新しいシステムの開発など、適切な提案を行うために、あらゆる分野の総合的なスキルも必要です。

◇IT営業

IT営業はパッケージソフトなどの製品、システム開発やWebサイト制作など、ITに関するサービスを販売する職種です。顧客の元に出向き、商品の内容や特徴、導入する利点などを説明して契約に結びつけることが仕事内容になります。

自社製品やサービスに関する専門知識や顧客と良好な関係を築くための対人スキルが必要です。

◇社内ヘルプデスク

社内ヘルプデスクとは、自社の社員からのパソコンをはじめとする製品の使用方法やトラブルに関する問い合わせに対応する職種のことです。

具体的には、「メールの送受信ができない」「プリンタが作動しない」といった社内システムのトラブルが生じた際の問題解決のサポートを行います。

他にもいろいろな職種が「IT業界」としてピックアップされています。

未経験でIT業界に転職しているのはどういう人達なの?

IT業界というのは非常に進歩が激しい業界です。日本におけるモノづくり産業の一翼を担っていますので、無から有を生み出すことに喜びを見出せる人が向いていると言えるでしょう。

また、移り変わりがが非常にめまぐるしい技術の進化に合わせて、自分自身もスキルアップしていく必要があります。最新の情報に目を向け、新しい考え方に柔軟に対応し、適応していかなければなりません。

そのためには、日頃から新しいことに興味があったり、好奇心を持って常に学び続けることにやりがいを見出せる人に適した業種といえます。

未経験でITエンジニアに転職。志望動機はどう作る?

未経験の採用の場合、自ら積極的にIT関連の勉強をしていることや資格取得の努力をしていることをアピールするのことが効果的です。

IT関連の資格は多くありますが、基本となる国家資格の「基本情報技術者」や、いちから勉強する場合は「ITパスポート」の資格もおすすめです。

日々情報や技術が更新されていくIT業界において、自ら新しいことに挑戦し、常に勉強していこうと自己研鑽する姿勢は重要視されます。

また、ITエンジニアにおいては専門的なスキルだけではなく、コミュニケーションスキルも求められます。技術職であってもシステム開発はチームで行うため、チーム内での意思疎通は必須です。

営業職では顧客に対する説明や交渉など、高いコミュニケーションスキルが必要になります。前職では職場内や顧客とどのようにコミュニケーションをとって仕事を進めてきたのか、アピールするといいでしょう。

転職エージェントを活用し未経験でIT業界への転職を成功させよう!

開発経験や技術力がない中でIT業界に転職するには、自己分析をしっかり行い、志望動機に力を入れて転職活動を行うことが重要となってきます。

とはいえ、未経験の業界へ転職するというプレッシャーはかなりのもの。どんなに志の高い転職理由があったとしても、上手に自分自身をアピールできなければ、それこそ「下手な鉄砲」になってしまうことでしょう。

未経験でIT業界への転職をスムーズに済ませるなら、大手企業・人気企業の求人が豊富にある転職サイトや転職エージェントを活用してください。

中でも転職エージェントは、豊富な求人情報だけではなく、専門のコンサルタントが親切丁寧にアドバイスを行い、IT業界に適した志望動機や自己PRを一緒に考えてくれます。

企業研究や面接対策もしっかり準備でき、採用担当者の質問に自信を持って答えられます。もちろん、履歴書や職務経歴書の書き方といった基本的な部分も参考になる情報が得られるでしょう。

未経験でも比較的受け入れてくれやすい会社を紹介してくれるなど、あなたの転職活動の力強い味方になってくれますよ。