これから伸びる業界はどこ?そして伸びる転職して定年まで長く働く方法とは?

これから衰退していくだけの業界や会社にいたら、仕事に対するモチベーションも下がり、最悪の場合、いつ解雇されてもおかしくない状況に陥ります。人間、どうせ働くのであれば伸び盛りの業界で思う存分自分の力を発揮したいと思うもの。

そこで今回は、これから伸びるといわれている業界はどこなのか、そして、その伸びる可能性のある業界を転職先に選ぶ為にはどうすれば良いのかについてご説明いたします。

時代の変化とともに一変する業界

「沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす」

これは有名な平家物語の冒頭に書かれている一節です。平家のような隆盛を誇った勢力でも、いつかは衰えて衰退していくことを謳ったものであり、現在でも企業経営の場などで用いられています。

ビジネス界においても、戦後70年近くの短い歴史の中でも盛者必衰の歴史が繰り返されてきました。古くは戦後の復興を担った石炭産業。

「黒いダイヤ」などともてはやされ多くの石炭産業従事者を雇用していましたが、化石燃料が石油へと移り変わる中で徐々に衰退し、今や見る影もありません。軍艦島のように廃墟と化した施設も数多く、当時を知る人も少なくなってきました。

バブル期には不動産業が脚光を浴び、日本ばかりではなく世界各国の不動産取引を日本企業が請負うような時代がありました。

当時の不動産業従事者はいわゆる「土地ころがし」で収益を上げており、収益の上がる土地を見つけるために人海戦術で対応していた会社もありました。

それだけ多くの人材を抱えていたのですが、バブル崩壊とともに多くが霧散し不景気産業の代名詞にもなったりしました。

このように、時代の変化に伴い「伸びる業界」「沈む業界」は様変わりします。今現在は景気のいい業界でも10年後にはどうなっているのか見通せない状況です。

しかし、ある程度「予測」することは可能です。そこで、以下「今後売上高の増加が見込める業界」をいくつかピックアップしてみます。

コンピュータで対応できる業界は衰退はせずとも人材ニーズは減る

どの業界が伸びるかをご説明する前に、「今後伸び悩む業界」に共通する要素を挙げていきましょう。

まず一つにAIやテクノロジーの進展によりコンピュータ、いわゆるロボットで対応できる仕事が挙げられます。

工場内の単純作業や電話のオペレータ、倉庫内仕分け作業、企業の受付業務などはどんどんコンピュータによって自動化されるようになるでしょう。

もちろん、複雑な作業や判断を必要とする電話オペレータなどは当分そのまま残っていくことと思います。

しかし、AIテクノロジーは急速に発達しており、簡単な判断業務であればAIで代行することも可能になるでしょう。一部のコールセンターでは既にAI導入の実証実験が行われています。

このように、単純な労働集約的業務はどんどんコンピュータが行うこととなり、業界としては衰退しないものの、人材ニーズは減少していくことになります。

少子高齢化の進展により伸びる業界はここ

日本では急速に少子高齢化が進んでいます。この先、若い世代がどんどん減少し、高齢者が増加していくこととなります。2050年には日本の人口の3人に1人が65歳以上(超高齢化社会)になるというデータもあります。

ということは、高齢者向けビジネスやサービス、特に医療関連や介護業界は深刻な人材不足に陥ります。政府の後押しや業界全体の活性化に伴って待遇も向上し、多くの人材を高待遇で迎え入れる時代となるでしょう。

もちろん、成長率が高い業界とはいえ、誰もが高待遇で受け入れてもらえる訳ではありません。

有資格者や経験者は必然的に高待遇となりますが、未経験者はこれまで通り、やや低い待遇からのスタートとなり、経験を積むことで待遇が改善されていくこととなるでしょう。

現時点ではまだ3Kのイメージが付きまとう業界とはいえ、先行して資格取得や業界経験を積んでおけば、専門家としてあなたの市場価値も高まり、将来的には給料アップ、そして高年収を実現することも可能と言えます。

ITテクノロジーの進展により伸びる業界はココ

人工知能(AI)に関わる技術者や研究者もこれから需要が急増するでしょう。AIの適用範囲は広く、自動車業界から家電業界、住宅業界など幅広い業界でAI導入が進んでいます。このようなAIに関わる技術者、特にSEやエンジニアの需要は急増しています。

また、SEやエンジニアだけでなく、ITコンサルタントやITマーケティング分野のスペシャリストの需要も増えてきています。

AIのような機械学習をどのように活かすかを消費者視点から企画・実現する能力は、どの企業も欲しがっています。現場でコーディングを行うだけでなく、コンサル的視点を持って業務を行うことができれば、この先仕事に困ることはそうそうないでしょう。

ほかにも伸びる業界はいくつもある!

上記2つの分野だけでなく、今後に向けて伸びそうな業界は他にもあります。

例えば不動産業界の中でも、リユース(再利用)やリノベーション(改装)に特化した企業。人口減少時代に突入し、新築物件の売れ行きは今後縮小していきますが、空き家対策や高度成長期に建てられた建物のリノベーションなどは需要が増加していきます。

また、airbnbやクールジャパンなどのインバウンド関連事業も集客に困ることはなくなるでしょう。訪日観光客は今後さらに増加していく見込みです。

外国人向けに日本のホスピタリティを実感してもらうビジネスに携わる人材もこの先不足していくと言われています。

伸びる業界に転職するにはどうすれば良いか?

では、このような伸びる業界・伸びる職種の求人を見つけ出し、実際に転職するにはどのようにすればよいでしょうか。

まず先行して取り組んでおきたいのは、転職前に資格を取得したり学校に通ったりするなどして、転職後に即戦力として活躍できるように準備をしておくことです。

また、SEやエンジニアの方でも、専門スキルだけでなくコミュニケーションスキルやマネジメントスキル、あるいはマーケティングスキルなどの周辺スキルも身につけておいた方が良いでしょう。

働きながらだとなかなかスキルアップの時間が取れないこともあります。これからキャリアプランを考えていくにあたり、伸びる業界にフォーカスをして効率よくスキルを積んでいくことをおすすめいたします。

転職エージェントを活用し伸びる業界・職種への転職を実現させよう!

このように、これから伸びる業界・職種は存在します。こういった業界・職種へ転職するには、どのような活動を行えば良いのでしょうか。

転職活動をする際には、中小企業だから、大手企業だから・・・というように、規模だけで判断するのではなく、自分で調査・予測しながら転職先を絞り込んでいく必要があります。しかも、海外に目を向けた上で考えなければなりません。

だけど、自分で判断するのは難しい・・・。そこで利用して欲しいのが転職サイトや転職エージェントです。

転職活動においては、求人情報を調べるという工程が最も時間がかかり最も神経を使うところですが、転職エージェントであれば、これから伸びる業界をいち早くキャッチし、応募者に適した業種を紹介してくれます。

また、応募者側としても、転職に向けた具体的な動きを相談することができ、安心して転職活動に臨むことが可能となります。

伸びる業界や職種へ転職したいと考えている方にとって、非常に心強い存在となり、自分ですべてを進めるよりもスムーズに転職を成功させることができるのです。