転職活動での面接の際に気をつけるポイントと、失敗した時の挽回方法

就活生時代にとことん面接対策をしたから大丈夫!と思うかもしれませんが、知らないことや忘れていることはありませんか?

準備不足のせいで不採用に繋がるエピソードは数多くありますから、今回はそうした基本的な部分の解説や、もしも失敗してしまったときのリカバリー方法についてお話します。

新卒と中途で面接の内容などが違う

就活生の時に行った面接対策は、転職活動においては役に立たないことも多いです。それどころか恥をかくことになってしまうかもしれません。

就職活動の面接はあくまでも学生と企業のやりとりでしたが、転職の場合、あなたは社会人です。

経験値を積んで社会人としての意識や考え方、身なりや態度など、それ相応の常識やマナーがあるというのが前提になりますから、就活とは全く違う空気の中で面接を受けることになるでしょう。

中途採用の面接でもスーツ着用

転職活動をしていると当日の服装で「私服可」となっている場合がありますが、スーツで行くのが無難です。

面接先企業のオフィスで働く人が私服であるため、「面接も私服可」としているだけなので、気を抜いて本当に休日のような私服で面接に挑むのはおすすめできません。

私服可とするほうが、企業として堅苦しいイメージがなくなり、応募者が増えることを期待してこうした記述をしています。実際には私服といっても、いわゆるオフィスカジュアルが基本です。

しかし、どういった格好がそれに該当するのか、初めて面接で訪れるあなたが判断するのは不可能に近いです。

自分ではオフィスカジュアルのつもりで面接に行った結果、奇抜に見られて第一印象を悪くしてしまうなんてこともあり得ます。新卒採用面接の時と同じく初めて訪れる企業へはスーツで行くことをおすすめします。

言葉使いや言葉選びは慎重に

新卒での面接よりも厳しく見られるのが、言葉使いや言葉選びといったコミュニケーションに関する部分です。

新卒ではある程度「学生だからしょうがない」「入社後の研修で矯正すればいい」という目で見られていた細かいポイントが転職活動では大目に見てもらえません。

理由は単純で「それくらいはできて当然」だからです。転職活動をしているということは、すでに社会人としての経験があるので基本的なビジネスマナーや言葉使いはできている前提で面接を行っています。

ですので、面接の場で敬語がきちんと使えない、面接官の質問中に先走って答える、相手を選んだ言葉選びができず不快感を与える話し方をするなどのクセがある場合はそれだけでNGだと思ってください。

不安な人は周りの友人や家族に一度自分の言葉使いについてヒアリングしておき、できていないことがあるときは素直に受け止めて修正しましょう。

自己分析やアピールをより具体的にする必要がある

新卒採用ではまだ社会人経験がないため、自分の気持ちや志望動機、学生時代の経歴や体験談についてアピールすることが多かったのではないでしょうか。

転職の際に必要な最大の武器は、経験やスキルといったこれまでの社会経験の中で培ってきたものですから、これらを全面に押し出すことが重要です。

中途採用となる転職では即戦力であることを企業側は求めてきます。これに応えるには自分の実績やスキルを具体的にわかりやすく伝える必要があるのです。

漠然と経歴や志望動機、退職理由などを述べるだけでは採用担当者の印象には残りませんので、数値や詳細な内容を交えながら自分がどんなことにどれだけ貢献してきたを明確にし、採用担当者にあなたの存在を印象付けてください。

それを行うには自己分析や振り返りをやっておくことが大切。自己分析は自分の性格や得意分野、趣味、スキル、長所や短所といったことです。それらを仕事にどう活かしてきたかを話せるようにしておきましょう。

例えば、他人と話すことが好きならば、コミュニケーションを重視した姿勢で仕事をするといったような形になります。

振り返りは社会人として経験したことを時系列ごとに書き出し、その中で自分がどんな役目を担って、どんなことを成し遂げたかをまとめていきます。

その時の写真や記録・メモなどがあれば、より鮮明に思い出しやすいでしょう。一緒に仕事をしたメンバーとの会話も、思い出す手段として効果的です。

まとめた後は、応募企業に対してどの業績をアピールするか考えます。面接では、書いたことを暗記して長々と話すのは逆効果。ピンポイントにアピールしたいことを、感情を込めて話すようにしましょう。

面接の際や準備でよくある失敗と対策

誰もが毎回完璧なコンディションで面接に挑めるわけではありませんので、対処方法を知っておくに越したことはありません。準備段階から出発、そして面接会場と失敗してしまうタイミングは3つ。それぞれに起こり得る失敗と対策を紹介します。

前日の準備でよくある失敗

面接となると、どうしても受け答えの練習や勉強に意識が向いてしまいますから、ごく基本的なことを忘れてしまうのは珍しいことではありません。

例えば、面接に着ていくスーツのカッターシャツ。事前に用意しているべきではあるのですが、うっかり「クリーニングに出していなかったor汚してしまった」なんてこともあります。

しかし、最近ではカッターシャツをコンビニで取り扱っていることも多いので、焦らず買いに行けば十分に間に合います。

また、履歴書に添付する写真を撮り忘れたときにどこにいけば証明写真機があるか、必要なものが不足していた際にどこで買えば間に合うかといった情報は、念のために普段から把握しておくと安心です。

もちろん、1週間前から逆算してスーツの確認、履歴書や職務経歴書などの書類の有無・不備の確認をするのが前提ですが。

凡ミスほど、焦りや不安が大きくなりますが、実際は大したミスではないことがほとんどなので、落ち着いて対処していきましょう

面接に向かう際にトラブルがあった場合はすぐに連絡する

社会人として大切なことは「報告・連絡・相談」ですので、何かあった時はきちんと会社に連絡してください。

遅刻しそうなときや急用で行けなくなった場合はもちろんですが、ギリギリ間に合うかどうかという時も連絡をしておくと確実です。もちろん、メールではなく電話で連絡するのがマナーです。

面接予定時刻ピッタリに着くように向かう人はあまりいないかと思います。

10分前行動を心掛け、10分から30分ほど前には到着して、服装の乱れや履歴書の抜けがないかチェックする余裕があるのが理想ではありますが、交通機関の遅延などで遅れる場合もあります

こうした場合、仕方ない部分があるとは言え、直前の連絡になると「社会人失格だな」と思われますし、バタバタと焦ってしまっては「準備がきちんとできない人」という印象を持たれてしまいます。

約束の時間を守ることはもちろんですが、トラブルをすぐに報告できることも大切なので、電車の遅延があると判明した時点で「○○線が遅延しているため、到着が○分ほど遅くなる可能性があります」と一報を入れましょう。

面接中の指摘は素直に受け止め謝罪する

自分の非を認めるのは難しいことですが、成長のためには必要です。面接中に履歴書の誤字脱字などの間違いや、技術的な発言に対する指摘などをされることは少なくありません。そうした指摘があった場合はすぐに謝罪・訂正するよう心がけてください。

誰しもミスはありますので、面接においても軽微なことであればそれだけで選考から外されることにはなりません。当たり前ですが、普段から「言い訳がましい」「理由より先に謝罪しないと」と注意されることが多いなら改めるべきです。

謝罪より先に理由を言ってしまうのは、その人のクセですので、普段気をつけていてもとっさに出てしまうものです。日頃から意識しながら、面接などの緊張する場面では特にそうならないように気をつけてください。

まとめ

面接の難しいところはその場だけ自分の力を発揮しようと思っても、うまくいかないところにあります。

準備にしても面接時の受け答えに関してもそうですが、日頃から情報収集をして自分の悪い部分を直す努力をしていないと、万全の状態で面接に望めず結果も出せません。

そうした努力をした上でさらに自己アピールやスムーズな受け答えをすることで、初めて面接で役立てることができるのです。

面接がなかなかうまくいかない人は、面接をその日その場しのぎと考えるのではなく、普段から行っている努力の集大成をそこで見せるつもりで、今日から意識を変えていきましょう。

転職エージェント(転職サイト)では、転職アドバイザー(キャリアアドバイザー・キャリアパートナー)に相談することができます。

転職支援の専門家が、面接の受け方や履歴書・職務経歴書の書き方などのアドバイス、志望理由の考え方、自己紹介や自己PRのやり方など、転職を成功させるためのサポートが詰まっていますので、不安が大きい人は、こうしたサービスを頼ることをおすすめします。

人事担当者から一目置かれる人材になり、内定を勝ち取ってください。

また、数多くある求人情報から、あなたの希望の条件に合った求人情報の紹介も行っていますので、初めて転職するという人はもちろん、転職経験者にもおすすめです。