転職会議のクチコミに信憑性はある?書き込みしたら訴訟される事もあるって本当?

企業の評判やクチコミが気になって検索すると、転職会議のサイトにたどり着いた人は多いのではないでしょうか。

転職会議とはどんなサイトなのかを検証しながら、内容の信憑性や注意を怠ると訴訟に発展してしまう危険性について紹介します。

転職会議の仕組みについて

転職会議はどういったサイトで、本当に無料で使えるのかということを考えてみます。

中小企業・大手企業・ベンチャー企業等、あらゆる企業の評判や社風などが書き込めて、それらを閲覧できるサービス。

総合評価のレーダーチャート、年収事例等もありますので、就活・転職活動中の人にとっては有意義な情報収集が可能です。面接に関する情報を入手しておけば採用されるための対策もしっかりできそうです。

優良企業かブラック企業かの判断基準のひとつにもなるでしょう。

ただし、「登録無料」という広告を見て、気軽に登録してしまうと後悔してしまうこともあります。実は登録は確かに無料なのですが、利用には一定の手順を踏まないと口コミを見ることができないのです。

さらに転職会議は転職支援サイト、つまり求人サイトと何ら変わらないということも認識しておきましょう。

登録しないと中身が見れない

転職会議のサイトで企業名を検索してみると、検索結果が表示されますし、総合評価や評判、年収、面接と項目ごとの口コミがチラッと見えます。ですが、詳細をクリックすると見れない状態で「無料登録してクチコミを見る」と書かれています。

これはどうしてなのでしょうか。

転職会議の使い方を知ると、少し躊躇する部分があるかもしれません。まずクチコミを読むには会員登録が必要です。登録は簡単で、メールアドレスとパスワードだけで完了します。ですがこれだけではすべてのクチコミは見ることができません。

自分のプロフィールを入力し、自分の口コミを1件以上投稿しないと他の人のクチコミを閲覧できない仕組みになっています。

しかも、1件の投稿あたり39日間の閲覧権限が与えられるだけなので、それ以降はまた読めない状態になるので、別の投稿をしないといけません。このように、こちらからいろいろな情報を提供しないと利用できません。

このように、使い方自体は簡単ですが、それだけでは読めないのが転職会議の仕組みです。クチコミの投稿に抵抗がある人にとっては別の方法をおすすめします。

口コミ投稿したくないなら有料会員登録で解決

転職会議は無料で登録できるサイトですが、口コミを書きたくない、もしくは書けないけど、口コミを見たいという人もいると思います。その場合は、有料会員になるという方法もあります。39日間は口コミ見放題で980円。クレジットカード払いで対応しています。

転職会議の口コミは150文字以上の投稿で39日間は閲覧できますから、それほど面倒な作業とは言えませんので、お金を払うのはもったいないように感じます。

ですが、口コミ投稿で個人が特定されてしまうリスクを考えると、有料会員になったほうが良いと考える人もいます。社員が少ない、特別な業務を任されていたという人は特に、書き込む内容には慎重になったほうが良いでしょう。

クチコミサイトではなく、求人サイトである

クチコミが読みたいと思って登録した人は戸惑うかもしれませんが、企業からのオファーやスカウトメールが度々届きます。

このサイトに登録するということは、何かしら企業に対する不満や不安がある人の可能性が高いため、求人情報や転職を促すような連絡が来ます。

つまり、クチコミを集めるだけのサイトでなく、企業に転職希望者の情報を集めるための求人サイトなのです。なので、登録したアドレスに求人掲載のメールが届くようになります。

転職会議を見たいだけなら、こうしたメールは受け取る意味がないのですが、具体的な転職プランを練っている人であれば、参考になる情報もあるかもしれません。

転職会議は、転職情報や求人掲載メールを期待しているというよりも、口コミをチェックすることをメインとして利用する人が多いです。

2chの掲示板へのリンクや面接例なども掲載

こうしたサイトとしては珍しく企業のページから2chの企業に関するスレッドへのリンクが掲載されています。

また、面接時の質問例が掲載されたページもあり、転職活動をしている人以外にも、学生が情報収集のため登録してここを見ているケースもあるようです。

転職会議の口コミ内容の信憑性は?

クチコミに対する信憑性について考えてみましょう。転職会議を利用する人にとってのメインコンテンツだと思いますが、掲載企業の思惑も絡んできます。

本当に有益な経験者や従業員の本音はどれだけ掲載されているのでしょうか。

純粋なクチコミだけが載っているとは限らない

こうしたクチコミサイトの宿命と言えるのが、本当のクチコミではなく、企業内から印象を上げるために依頼された投稿者によって書き込まれたウソのクチコミや意見の存在。

クチコミサイトにユーザーがわざわざ書き込みするような内容と言えば、実際に働いている社員による不平不満など、企業の印象を下げることが多いのが実情です。

そして、クチコミを見るユーザーも企業の内情、特に悪い部分を参考にしたいと思っています。そんな中で明らかに企業体質を賞賛するようなクチコミや、他のクチコミを否定する内容のものが混ざっているのです。

全てというわけではありませんが、企業側から書き込まれたものもあるのが現状です。

転職会議では書き込みの際に、その企業に在籍していたかどうかの確認を行わないので、プロフィールで設定すればどこの企業のクチコミも投稿できます。

その為、全く関係ない人でもクチコミとして嘘を書き込み、その会社の評判を上げる印象操作も可能です。逆を言えば、ライバル他社の評判を下げるために書き込むこともできます。

使う側のモラルが問われるので、こうして考えてみると信憑性があるのか疑問になってきます。

企業の評価に付く星の数はあてにならない

一般的には星が4以上あると評価高い印象を受けますし、3以下なら問題ありなのかも・・・と感じます。

転職会議でも、企業名を検索して表示される場所に総合評価の平均が星の数で掲載されています。一見クチコミ評価の平均点数かと思うかもしれませんが実は違います。

試しに何件か星が5個の最高点数を獲得している企業を検索してみるとわかると思いますが、星が5の評価だからと言ってクチコミが全て星5評価ではありません。

正直ユーザーからすると何の点数なのかわからないです。ですので、気になる企業は星の数ではなく、しっかり中身を見て判断してください。

掲載企業からのクレームでクチコミの削除も

企業からすれば印象の悪いクチコミは害ですが、ユーザーからすると有益であることがやはり多いのではないでしょうか。

中には他社からの工作もあるかもしれませんが、従業員の本音も混じっています。

しかし、そうしたクレームに近いような書き込みは、運営事務局に企業から連絡をすると削除することが可能になっています。

こうして企業にとって都合の悪い内容は削除され、いい評価のものだけが残っていきます。そうなると、本当にユーザーの知りたいクチコミはどれだけ残っているのか疑問になります。

転職会議を利用する際の問題点

転職会議で注意すべきは信憑性だけではありません。

自分自身の身を守る知識をもっていないと、クチコミの投稿で自分の口コミで立場が危うくなるかもしれません。投稿内容から身元が判明する恐れがあり、内容によっては裁判になることも。しかも投稿内容を変更したり削除したりすることは非常に難しいのです。

書き方次第では身元が判明してしまうかもしれず、修正はほぼ不可能

自分の口コミでも、当然名前は表示されませんが、良かれと思って記載した内容に個人情報を含んでしまい、身元が割れてしまうかもしれません。

特に危険な内容は仕事に関する詳細なことです。部署名や具体的な製品名、取引先などは絶対に書いてはいけません。

その他にもPCでどんなソフトや機材を使っているかも書かないほうがいいです。あなたにとっては当たり前に使っていたものが、他社から見れば特殊なものである場合があります。

また、所在地も危険です。企業によっては本社以外に存在する、製品開発や研究施設を非公開にしている場合があります。

そういった会社に勤務していたにも関わらず、本社以外の勤務地のことを書くと、それだけで部署やグループが絞られてしまいます。
しかも一回投稿したクチコミは簡単に削除や変更ができないようになっている点も注意してください。クチコミ投稿時の職種や時期、年齢などは変更を依頼しても対応してもらえません。

さらに退会してもクチコミの削除はできません。書き込む際には細心の注意を払って、身元が判明しない内容であるか確認してから投稿しましょう。

悪口や誹謗中傷は起訴されることも

掲載内容から身元を知られた場合、内容によっては企業側から訴えられる可能性もあります。

前述の通り、自身の投稿したクチコミは削除できないので、かなり前に会社で嫌なことがあった際に憂さ晴らしのように書いた内容がずっと掲載され続け、企業に見つかってしまうと膨大な被害を被ってしまいかねません。

規約にはこうした企業からの損害賠償は、すべて個人に請求を行うと記載されています。

企業情報の削除はできない

転職会議の運用で企業側としても迷惑なことがあります。

それは一度転職会議に企業情報が登録されてしまうと、削除できない仕組みになっている点です。

経営者の知らない間に転職会議に登録され、クチコミで悪い評判が多く掲載されているという危険性があります。会社を辞めた人が書き込んだ可能性も他社からの嫌がらせかもしれませんが、とても迷惑な話ではないでしょうか。

これに対処するために事務局に問い合わせる時間も無駄な上、挽回できるような良い書き込みを自分でしないといけない事態にもなります。

まとめ

転職会議の口コミの中には、面接の事例もありますので、採用を目指している人にとっては有益な情報もたくさんあるでしょう。

ただし、転職会議も営利目的の企業が運営しているということを忘れてはいけません。

一般の利用者が無料で使えているのは、出資している企業がいるからです。当然転職会議に出資している会社からの要望であれば、クチコミの削除も書き込んだ人の特定も行うのが普通でしょう。求人掲載も利益を得るための手段のひとつです。

クチコミ内容の信憑性はユーザーからの本音に混じって、企業の印象操作をするための書き込みがあるので、そのまま鵜呑みにするのは危険です。

小さな会社だと、自社の名前を検索エンジンで調べるとホームページの下に転職会議での評判が表示され、勝手に社会的な印象が悪くなって困っているということも耳にします。

利用する側としては転職会議の内容だけで判断せず、最終的には自身で会社説明会などに行き、企業の印象を判断するようにするべきではないでしょうか。

採用される人材になるべく、信憑性の高い情報収集に努めてください。

 

転職会議を利用しようか迷っている人のためのQ&A

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転職会議ってどんな会社が運営しているの?

転職会議は「株式会社リブセンス」が運営している口コミサイトになります。

リブセンスと言えば、バイトの求人サイトであるジョブセンス、正社員向けのジョブセンスリンクといった求人情報サービスも運営している大手の会社。転職会議から届くメールに求人掲載されているのも納得です。

その他にも不動産情報、医療情報、ファッション等、複数ジャンルの情報サービスサイトを扱っています。

転職会議はサービス内容を十分に把握した上で利用しないと、デメリット面の影響を受けるかもしれないとお話しました。

しかしながら、誰もが知っている人気サイトをいくつも運営している点、DODAやマイナビ転職等の転職エージェントと提携している点からも、リブセンスという会社自体は信用できるということが分かります。

ちなみに、リブセンスや転職会議についてはwikipediaでも概要を知ることができます。

就職会議ってどんなサイト?

転職会議は名前のとおり、これから転職をしようとする向けの情報・求人サイトですから、学生は見れない仕組みになっています。新卒学生さん向けには「就職会議」というサイトがありますので、そちらを検討してください。

就職会議は、学生が対象のクチコミサイトになります。就活情報に関する有益な情報をチェックできます。

サービスの一例としては、現役で活躍している社員や元社員による情報提供があります。転職会議とも連携していますから、学生さんに役立つような内容に構成し、コンテンツを充実させているのが特徴です。

また現役就活生の体験談を知ることができる点も興味深いです。特に内定を勝ち取るまでの体験談は、色々と悩むことが多い就活生の励みになると思います。転職会議と同様、人気があるサイトです。

新卒新入社員としていきいき働いている自分を思い描きながら、頑張っていきましょう。

転職会議の評判は良いの?

転職会議の問題点についても触れてきましたが、結局、総合的な評価は高いのか?という点についてお話します。

これについては、全てを鵜呑みにせず、参考程度に企業の情報収集をするのなら、会員登録をする価値はあると言えます。

実際に働いてきた人しか知り得ないような情報はどこにでもあるわけではないので、上手く活用していきたいですね。

口コミの内容もコピペができないような仕組みになっていますし、文字数も100文字以上と決められているので、いい加減な書き込みを減らすために役立っている部分はあると思います。転職会議に限らず、口コミサイトでも同様にコピペ対策は実施しています。

ただし、転職会議には、口コミサイトならではのデメリットもあります。運営側の対応には改善したほうが良いと思われる点もありますので、評判悪い?という印象を受けた人の中にはいるかもしれません。たとえば、求人掲載があるメールは不要だという声も少なくありませんし。

ですが、転職したい人に寄り添ったサービスを提供している点は魅力的です。利用する上での注意点さえ覚えていれば、濃い情報収集ができるでしょう。

ちなみに、求人掲載のメールを届かないようにするのは簡単です。プロフィールページから配信停止ができるようになっていますので不要なら設定しておきましょう。

名誉毀損で訴えられることもある?

転職会議の口コミの中には、企業への嫌がらせや誹謗中傷だと判断されてしまうものがあります。最悪、企業から口コミ投稿者に対して名誉毀損、損害賠償請求されるリスクもゼロではありません。ただ、訴えるにも費用がかかるので、そこまでする企業は少ないと言えます。例えば口コミ投稿者の特定には50万くらい必要になるのだとか。

とはいえ、トラブルを避けるためにも、口コミを投稿する際は、たとえ事実であってもそこに感覚的・感情的な要素を加えてしまうのは絶対にやめてください。

転職会議を運営しているリブセンスでも口コミ内容の審査基準を設けていますし、人の目による品質管理も行っていますが、自分自身で気を付けるに越したことはありません。

転職会議に限ったことではなく、ネットでの書き込みは慎重になるべきです。

転職会議の口コミは信頼できる?

口コミの信頼性は非常に大切ですよね。嘘の情報に振り回されてしまっては、転職活動にも影響してしまいます。転職会議ってどうなの?という書き込みも多いですから、気にする人は多いようですが、これについては何とも言えません。

レビューしている人の個人的な感情が含まれている事も多く、信頼できるか、嘘なのかは客観的には判断できませんから。特に人間関係について鵜呑みにしてはしまうのは考えものです。

その企業と関わった事がある人しか分からないような情報(社内の雰囲気や働きやすさ等)を優先的に集めていきましょう。

ちなみに、会員登録、口コミを投稿しなくても、評点はチェックできるようになっています。企業の成長性、将来性・給与水準・仕事のやりがい・入社難易度などの8項目がそれぞれ5点満点で評点がついていますが、濃い情報収集をするならやはり詳しい口コミまで読んだほうが良いと思います。

転職会議ではたくさんの企業の口コミが掲載されていますが、中には口コミが少ない企業もあります。口コミが少ないと内容に偏りが出てきますので、その辺も考慮したうえで情報収集を行いましょう。

また、上でも触れたように、評価の平均を星で示していても、4以上は優良企業だ、3以下ならブラック要素がありそうだとは判断できません。星の数は無視して口コミの内容を重視したほうが良いでしょう。

類似サイトはあるの?

企業の口コミを掲載しているのは転職会議だけではありません。類似サイトで言えば「vokers」「キャリコネ」があります。

vorkers:利用者数約130万人、口コミは約300万件とこちらも大手のサイトになります。毎日1700人が新規登録しているのだとか。口コミを見る方法はいくつかありますが、転職を検討中ならvorkers経由で転職サービスに登録する方法がおすすめ。登録するだけで全ての口コミをチェックできます。vorkersに登録→vorkers経由で転職サービスに登録という流れです。

ちなみに、転職サービスは「エン転職」「ビズリーチ」「リクルートエージェント」など複数ある中から選択できるようになっています。

キャリコネ:口コミを探す・仕事を探す・働くを考える…の3つで構成されている情報サイトです。転職会議やvorkers同じで大手の転職サイトと提携しており、20万件以上の求人掲載があります。

口コミを投稿した人に対しては、継続的にアンケート依頼や取材を行うので投稿する側は面倒なこともあるでしょうが、閲覧する側にとっては有益な情報も見つかりやすいと言えます。

転職会議にはどんな企業の口コミがあるの?

 転職会議に現在いる企業はかなりの数ですが、誰もが知っている所だとグーグルやDMM、ニフティ、GMO、クックパッドなどの口コミを閲覧できます。

IT系、金融系、メーカー・製造系、商社系、外食・レジャー系と分類されていて、本社所在地やフリーワードで絞り込み検索ができるようになっています。