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日本たばこ産業(JT)に転職したいときはどうすればいいの?会社の特徴や仕事内容をチェック

たばこの販売を中心に利益を上げている日本たばこ産業株式会社(以下JT)で働くにはどのようなことが必要なのでしょうか。今回は会社の特徴や仕事内容、働く上での注意事項を調べてみました。

JTはどんな会社?

JTは国内で唯一たばこの製造販売を認められている企業です。ここでは企業規模や事業内容、経営理念などを紹介していきます。

通常の企業とは少し違った企業である

JTは株式会社ではありますが、日本国政府が全株式のうち3分の1を保有することが法律で定められているなど、特殊な一面を持っています。こうした特殊性によって、税率や販売方法が定められているたばこの製造と販売が認められているのです。

株式会社ということで東証一部上場をしており、特に影響力の高い銘柄30選にも選ばれています。企業規模は世界120カ国以上に拠点があり、売上高は2兆円を超えているため、安定感もあります。

JTグループ全体の従業員は約45,000名、子会社では食品や飲料を手がけている

JTはグループ全体で約45,000名の従業員数がおり、海外たばこ事業・国内たばこ事業以外にも食品や飲料の製造販売をしています。

有名な子会社を挙げるとジェイティ飲料があり、コーヒーや清涼飲料水を製造販売しています。JTと聞くとたばこのイメージが先行しがちですが、様々な分野を手がけているのです。

経営理念は4Sモデルを通じ、中長期の持続的な利益成長を実現すること

JTの経営理念は社会、お客様、従業員、株主の4社に対する責任を高い次元でバランス良く果たし、満足度を高めていくことです。

一見難しそうに聞こえますが、事業を通じてお客様に新たな価値・満足を継続的に提供し利益成長を目指すことで従業員や株主に還元しながら、社会に良い影響をもたらしていくことに繋がっていくという考え方になります。

JTの職場環境や働くために必要なことはどんなことか

JTは有名な大企業なので安定感があり、やりがいのある職場であるようなイメージがありますが実際はどうなのでしょうか。社風や文化、求められる人材、給与などの待遇について調べてみました。

改革やイノベーションを進める若手にもチャンスがある

大企業になると保守的になりがちですが、JTでは絶えず新しいことにチャレンジできる社風があります。

こうしたことから、新しいことにチャレンジするための原動力になる若い人材の発想力や発言も大切にしています。これはたばこ業界に対する逆風もある中で、企業として生き残っていくための戦略を探す手段の1つとも考えられます。

募集のある職種は主に総合職と研究開発職の2つ

JTでキャリア採用を行なっている職種は事業に関わる法務系スタッフという位置づけの総合職と医薬事業に携わる研究開発職の2つがあります。企業サイトにはそれぞれに求められる素養が明記されています。

法務系スタッフに求められる人材はクライアントのニーズを的確に捉え、応える責任を果たせるコメットメント、物事を正しく分析し、順序立てて正確に考えて伝えられる論理的思考能力、自分で考えスピード感を持って動ける執着心と瞬発力、専門的な知識と健全な常識を持って仕事ができるリーガルマインドといったスキルになります。

これに対し研究開発職ではそれぞれの仕事に対する専門的な深い知識と英語力を求める募集内容が目立ちます。自分の目指す仕事に合わせてアピールポイントを考えておきましょう。

給与水準は高く、ワークバランスが取りやすい

JTの給与水準は平均年収800万円と比較的高い上、残業や有給が取りやすいと言われています。残業時間の少なさや有給を計画的に自由に取れること以外にも、福利厚生制度も充実しており、特に出産・育児に関しては手厚いと女性の方から好評です。

具体的には金銭面での補助金を始め、育児休暇の推進や時短での業務、自宅で可能なテレワークなど柔軟な働き方もできるようになっています。

これらはもちろん男性でも利用可能で、育児以外にも介護関連の福利厚生も用意されている点は、社員とその家族を大切にしている企業と言えます。

JTへの転職を目指す際の注意点

JTへの転職を目指す時に気をつけたいポイントは3つあります。

1つ目は大企業なので組織が動き出す速度が遅いこと、2つ目はたばこ業界という特殊な仕事を続けても、潰しの効かない人材になってしまう可能性があること、3つ目は評価基準の曖昧さからモチベーションの維持が難しいことが挙げられます。

大企業なので動きが遅く、スピード感はあまりない

JTは組織として大きくなっているため、新しいことにチャレンジする空気があっても、それを決断し実行する速度は遅くなりがちです。

何を決めるにも動かすにも多くの部署や人との打ち合わせが必須で、根回しやコミュニケーションなども必要になってきます。

こうしたことから、ベンチャーや中小企業で即断即決の働き方をしてきた方にはやりにくさを感じてしまうこともあるでしょう。ただ、このような体制を変えるためにも求人で瞬発力のある人材を求めているのかもしれません。

たばこ業界という特殊な仕事なので、他社では通用しない可能性も

JTでの仕事はたばこ業界に関することが主になってきますが、特殊な業界であるが故に、身につけたスキルを他社で活かせない可能性があります。

営業の仕事だけに絞っても、扱う製品や販売ルート、契約の取り方が普通の営業の仕事と異なることもあります。

この先定年退社するまでJTで働く覚悟がある場合は良いのですが、今後も転職によってスキルアップや年収アップしたいと考えている方にはあまりおすすめできません。

評価基準が曖昧でモチベーションを維持するのが難しいかも

JTで勤務経験のある人のクチコミからは、評価基準の曖昧さからモチベーションが上がらず、目標を持てないといった意見が挙がっています。

評価基準が曖昧ということは昇進についても同様で、結局上司に気に入られた人やアピールがうまい人が上に行くことが多く、そうした状況を見ているとやる気やモチベーションは次第に下がっていきます。

自分で目標を立て、成果を出してどんどん昇進や昇給できる現場で働きたいと思っている人にとっては合わない職場と言えます。

まとめ

JTはネームバリューや高い給与水準、手厚い福利厚生で人気のある転職先企業です。そのため、転職する企業の中でも倍率が高く、容易に内定がもらえることはありません。

公式サイトの採用情報ページには、新卒採用や経験者採用などの項目がありますが、時期によっては終了していることもあります。中途採用での入社を目指すならチェックしておきましょう。

転職を決めるには、高いスキルを持ち、企業の求める人物象であることをアピールすることが必要になってきますが、一人ではどうすればよいか迷ってしまうことも。

そこで少しでも内定を獲得できる可能性を上げるために、転職エージェントを利用してみましょう。

転職エージェントでは非公開求人を含めた求人情報の中から、あなたに合った職場を紹介するだけではなく、あなたのキャリアや職務経歴から、採用面接での自己アピールの方法を考えるアドバイスや自己分析のサポートも行なっています。

登録や利用にかかる料金はありませんので、転職活動で悩んでいる方は一度相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。