仕事とは?何のために働くのか?働く意味と目的について考えてみよう

あなたにとって働くとはなんでしょうか。お金が必要だから?社会人としての責任だから?それとも社会貢献できるからでしょうか。

働くとは。コトバンクで意味を調べてみると、労働する・機能する・精神などが活動する・体を動かすといったことがありましたが、そういうことが知りたいわけではないですよね。

漠然と就活のためだけにエントリーシートを書いていると、見失いがちな働く意味や目的。しっかりと考えることでおのずと「仕事とは何でしょうか?」という質問への答えが見いだせるようになります。

あなたの価値観に合った働き方は何なのかを改めて考えてみましょう。

仕事とは何の為にするのか

希望の会社に入社するため懸命に就活をしていると思いますが、自分が何の為に働いていきたいのかを明確にしておいてください。

例えば、一番身近な家族、あなたより一足先に社会人になった友達など、色んな人の背中を見ていると、自分にとって働くとはどういうことなのかが見えてくると思います。

これを行うことで、面接やエントリーシートで「あなたにとっての仕事とは何ですか?」という質問にも対応でき、自分の就活のモチベーションにもつながります。ここではまず働くということの本音について考えてみます。

自立した人生を歩んでいくため

自立した人生とは、親などに頼らず自分で稼いで独り立ちすることです。率直に言ってしまえば、働くとはお金を得るための手段の一つ。企業から自分の能力や労働の対価として賃金をもらうことで、そこから自分の人生設計を行い、日々の暮らしを安定させます。

どんなにすばらしい仕事ややりがいのある内容でも、お金が無ければ生きていくことはできません。

やはり、これが一番のホンネではないでしょうか。当然これらのことは働いている人皆がわかっていること。なので、わざわざ面接やエントリーシートで語る必要はありません。

自分自身の成長のため

仕事を通じていろんな体験や経験を積み、それらが自身の成長につながります。これがないと、世の中の当たり前のことを知ること無く年月が過ぎ、いわゆる世間知らずになってしまいます。

具体的にはコミュニケーション能力や交渉力、状況把握する機転の効く頭の使い方などがそれにあたります。社会に出ると様々な壁や失敗、自分に対する風当たりの強い人などの困難に遭遇します。

それらをうまく対処できないと人生で損をする場面が出てきます。そのために企業という環境の中で鍛錬し、社会でうまく生きていく処世術を身につけることができます。

人脈を増やし、自分の人生を豊かにするため

「人脈は宝である」という言葉があるように、人生の中で何者にも代えがたいものが人脈です。

人脈があることで、あなたが一人では考えられないような意見を聴くことができることや、休日などを共に過ごす仲間ができます。

同僚や先輩、上司に後輩などそれぞれ異なる世代や性別の人と関わることで、自分の知らなかった世界を知るきっかけにもなります。

学生時代とは違う距離感と仕事での付き合いから生まれる刺激が人生を豊かにしてくれます。こうしたものは就職して企業の中にいないとなかなか作り出せないものです。

毎日、充実感で満たされている人の多くは、人脈を大切にしています。

就活の場でよく聞かれる「あなたにとっての仕事とは何ですか?」

先程までは本音を考えてみましたが、就職活動の場ではある程度の建前を言うことも必要です。

建前といっても嘘や思ってもいないことを言うわけではありません。面接官がなぜこの質問をしたのか?と理由を考えてみてください。

「あなたにとっての仕事とは何ですか?」と聞かれた時の一番のポイントは「あなたにとっての」という部分。そこから面接先の企業の業務内容や企業理念につなげて話す必要があるのです。

自分のことを語るだけ・・・の答え方では、なかなか成功しません。面接官の言う「仕事」の本質とエントリーシート対策を進めていきましょう。

面接で問われる「仕事」の意味

面接で言われる「仕事」とは世の中一般の仕事の他に、「自社の業務」ということが含まれています。

つまり、「あなたにとっての仕事とは何ですか?」とは「あなたにとってこの職場で実現したい仕事とは何ですか?」と言い換えることもできます。

例えば、広告業界への就職を希望している場合、この質問に対して「会社に貢献できる人材になることです。」でも間違いではありません。

ですが「人に喜んでもらえることをすることです。御社の広告が、クライアント企業の商品(サービス)と消費者をつなぐことで実現できるのではないかと思い、応募させて頂きました。」といった形で応募先企業のことを絡めた回答ができると良い印象を与えることができます。

エントリーシートの「あなたにとっての仕事とは?」を回答するコツ

世の中にはたくさんのエントリーシート模範回答が溢れています。それらを書き写すことは絶対に辞めましょう。

エントリーシートを見る担当者の目はもちろん肥えていますのですぐに見抜かれてしまう上、ネットで文面検索を行えば簡単に類似した文章が出てきます。

少し表現を変えただけでは担当者の目に留まるようなエントリーシートにはできないでしょう。ある程度の決まり文句を使うことはあると思いますが、必ず自分の思いや経験を交えながら、改善させていく必要があります。

もちろん応募する企業ごとにその会社の特色や業務に関する記述をし、オリジナリティを高めるのが最善と言えますが、あなたの考えや思いを書くだけでも、担当者が見ると「他人とは違う何かを書いている」と目に留まるものです。

そして、そこから熱意が伝われば選考の次のステップへ進める可能性が高まります。

具体的な構成としては、文頭に自分の考える仕事の定義を書き、そこからそれに至った経緯や自身の思いを簡潔にまとめて書きます。

詳しくは面接の際の返答を行うために残しておくといったテクニックも必要です。そして最後に企業で行う業務につながるポイントを書いてまとめます。

自己PRと同じくらい重要視される部分ですので、手を抜かずアピールチャンスだと思ってしっかり書きましょう。

職種によって変わる「私にとっての仕事の意味」

働くとはどういうことなのかを深く掘り下げた時、社会人としての立場から考えることが多いと思いますが、次は職種による変化を見てみましょう。

応募する職種によって仕事の内容が変われば、仕事をする意味も変わってきます。

当然扱う物も職場環境も違いますので、それに合わせた仕事の意味を考える必要があるのです。

実際に回答する際、「社会貢献」や「達成感」といった一言を多用しがちですが、何に対する貢献ができて、どんな達成感を得られるかといった方向性を示せるような回答が求められます。

事務関連の仕事とは「他人の役に立ちたい」という意思が大切

事務関連業務は他人のサポートをする立場が多くなりますので「他人の役に立ちたい」という精神が必要です。

自分自身の手で何かを生み出すわけでも、直接ユーザーや消費者からお礼を言われることがないため、やりがいの部分は薄いかもしれませんが「会社が円滑に回っているのは自分のおかげだ」と自信を持てる仕事です。

ですので、事務職に就く際に仕事の意味を問われた場合、自分がどれだけ人のサポートをしてきたか、サポートした人がスムーズに目標を達成することに喜びを覚えることなどを取り入れながら、奉仕の精神をアピールするとよいでしょう。

現場の仕事とは「やりがい」と「自分の成長」を軸に

現場での作業は実際に物に触れる「やりがい」と同じ現場で働く人から学ぶ「自分の成長」が働く意味になるのではないでしょうか。

考え方としては、実業務では体力面などの厳しさはある程度予測できるので、それを乗り越えて仕事を続けるやる気を示すような回答をしましょう。

人間関係が体育会系であることが多いので、学生時代の運動部での経験などがあれば、そこから学んだことを交えながら社会人の仕事として取り組んだ際に学べそうなことを想像して、仕事とは何かを考えておくと、あなたの強みとなるでしょう。

まとめ

就活で問われることの答えとしては、就職するためだけではなく、その先を見据えた可能性や会社に利益をもたらす人材となるかを示す必要があります。

目先の就職という事柄だけにとらわれていると「仕事とは何ですか」と質問されても、その意図が分からず、つまずいてしまう可能性が高いです。

この質問では、「先を見る力」も問われているのではないでしょうか。

定年まで会社員として働きたい、人気企業に就職したいというのもひとつの価値観ですが、ベンチャー企業や異業種への挑戦もありだと思います。若い内は特に行動力が大切ですから。

自分の中にある「仕事」に対する本音と建前を整理しておくと、就活だけでなく今後自分が目先の仕事で困難に遭遇した時、「何のために仕事をしているのか」を見直すきっかけになります。自己分析の一環として是非考えておきましょう。

就活のやる気が湧いてくるQ&A

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定年まで働き続けられるか不安・・・

面接のことは一旦抜きにして、ただ自分のためだけに働くとは何なのか考えてみたことはありますか?

 もし働き続けることに不安や疑問を感じているのなら、少し哲学的な考え方も取り入れてみましょう。

「悲観主義は気分に属し、楽観主義は意志に属する。成り行きにまかせる人間はみんなふさぎこんでいるものだ(アラン)」
「もっといい時代があるかも知れないが、これはわれわれの時代なのだ(サルトル)」
「職業は人生の背骨である(ニーチェ)」
「愚か者は、幸福が遠いところにあると思いこんでいる。賢い者は、幸福を足元で育てている(ジェームズ・オッペンハイム)」

 以前と比べると、哲学は身近なものとなりましたから、やさしい言葉でまとめられている本を1冊2冊持っていると、あなたを元気付けてくれるかもしれませんね。

社会貢献のために働くとは?

就職の面接で「あなたにとって働くとは?」と質問されたら「社会貢献のために~」という台詞が普通に使われると思います。ですが、社会貢献とは具体的に何なのか考えてみたことはあるでしょうか。単に面接官の印象が良くなると思って使っていると、突っ込まれた時に困ってしまいます。

社会貢献の意味を調べてみると「社会の利益になる行為のこと」を指していますので、かなり幅広いです。

ですが、就活における面接では、あなたが属することになる企業と社会をどう繋げていくかが「社会貢献」の鍵になります。つまり、面接官は社会ではなく、会社の成長に貢献してくれる人材を探しているのですから、その辺を強くアピールする必要があるということです。

そのためには、自分に出来ることは何か、どんな仕事をやりたいかを考え、企業がどんな人材を求めているのかを知る必要があります。

社会という大きな視点は必要ありません。それよりも、これから面接を受ける企業の視点を忘れずに面接対策をしていきましょう。