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タクシー運転手として働くためにはどうすればいいの?必要なスキルや就職する方法を紹介

日常からビジネスシーン、旅行といった様々な場面でお世話になることの多いタクシー。今回は日夜私達を目的地まで送り届けてくれるタクシードライバーの仕事内容から年収、注意すべき点などを紹介していきます。

タクシー運転手とはどんな仕事?

タクシー運転手とはどのような仕事なのでしょうか。仕事内容や必要なスキル、年収などを調べてみました。

お客様を目的地へ送り届けることがミッション

タクシー運転手という職業は、ご存知の通りお客様を目的地へ送り届けることが仕事です。

集客方法は主に2つで、駅や商業施設の側で待機して利用者を乗せる場合と、配車センターに問い合わせのあったお客様のもとへ行くパターンが有ります。また、場合によっては送り届けた後に決まった時間に迎えに行くこともあります。

収入は月給よりも歩合のウェイトが大きい

タクシー運転手の収入は月給よりも、どれだけ人を運んだかによる歩合給の部分が大きいウェイトを占めます。

タクシー会社の収入源は各車両からの日々の売り上げですので、当然売り上げが高いドライバーは高収入を得ることができます。

もちろん売り上げがないと生活できないということは少なく、ある程度の賃金は保証されています。考え方としてはベースとなる基本給プラス出来高のような仕組みです。

場面に応じた接客サービスを求められる

タクシー運転手は幅広い年齢層と接することが多いため、場面や相手に応じた接客サービスができなければリピーターがつきません。例えば、高齢の方であれば昇降時の足元に配慮したり、荷物を率先してトランクに積み込むといった接客対応が求められます。

相手が観光客の場合は、名所案内や歴史、フードスポットなどを会話の中で紹介しておくと感謝されることも多いです。このように気配りや知識を求められる仕事なので、運転以外にも勉強することが必要です。

勤務日数は10日~15日ほどだが、1日あたりの勤務時間が長い

タクシー運転手の勤務日数は企業や人によってバラバラですが、概ね10日~15日間が多いようです。

シフト制のような形で勤務することになり、休みが多い反面1日の勤務時間は12時間を超えることが多くなりますから、良い労働条件が整っているとは言い難いです。

長時間の運転をする仕事になりますので、体力に自信があり体調管理がきちんとできる人でないと事故につながるため、注意が必要です。

年収は350万円~600万円ほどで、都会や市街地であれば更に上も目指せる

タクシー運転手の平均年収は350万円~600万円ほどで。お客様が多くなる市街地であれば800万円以上も狙えるといわれています。

紹介したように給与は歩合制の部分が大きいため、お客を獲得できる可能性の高い市街地や大都市で働くことができるとその分収入がアップします。

タクシー運転手として働くにはどうすればいいの?

タクシー運転手になる方法を具体的に考えてみましょう。お客様を乗せて走る際に必要な自動車免許の二種の取得や、複雑な道路の多い都市部で安全に走ることができるかといった心配もあるかと思うので、説明していきます。

自動車免許に二種免許が必要だが、研修で取得までのサポートしている企業も多い

タクシー運転手はお客様を乗せて走るため、自動車免許の中でも二種免許が必要です。

資格取得のためには試験をクリアしなければなりませんが、求人を出しているタクシーの中にはこの二種免許取得のためのサポートをしている場合が多くあります。

そのため、応募時に二種免許を持っている必要はなく、普通自動車免許の一種があれば問題ありません。

ただし、正規雇用のためには研修期間中に免許を取れなければならず、もしできなかった場合は解雇になってしまう可能性もありますので、しっかり勉強して資格取得できるように努力しましょう。

地域によっては「地理試験」が課せられる

あまり聞き慣れないかもしれませんが、タクシー運転手として特定の地域で走る際には「地理試験」というテストに合格する必要があります。

この試験では走行する際に紛らわしい場所や、あまり見かけない標識が多い場所でも正しく運転できるような知識が問われます。

試験が行われる地域は限られていますが、こちらも入社してから試験対策を社内講習で実施することが多いため、応募時に未経験や知識がなくても大丈夫です。

長時間の運転に耐えられる体力やコミュニケーション能力も求められる

タクシー運転手に求められるスキルは長時間の勤務に運転に耐えられる体力や、乗客に合わせたコミュニケーションがとれることです。

紹介したように勤務時間が長時間に及ぶため、体力が必要な仕事になります。コミュニケーション能力に関してはただ話すのが得意ということではなく、乗客のニーズにあったいわゆる「空気を読む」能力が必要です。

どんな話をすべきかだけでなく、時には疲れている乗客には話しかけないといった、機転を利かせた対応を心がけましょう。

タクシー運転手で働くために注意すべきこと

タクシー運転手で働くために覚えておいてもらいたい注意点4つを紹介します。

具体的には交通事故などの危険と隣り合わせの仕事であること、タクシー運転手を狙った犯罪やトラブルも多いこと、地方ではあまり稼げないこと、そして人によっては一生働ける仕事ではないことです。それぞれ紹介していきます。

交通事故などの危険と隣り合わせの仕事

タクシー運転手は長時間車を運転するため、自動車事故の危険がつきまとう仕事です。自分の命だけなく、乗客の命も預かる責任の重い仕事であることを認識して働くようにしましょう。

タクシー運転手を狙った犯罪やトラブルも多い

ニュースで度々話題になりますが、タクシー運転手を狙った犯罪やトラブルが増加しています。

強盗や暴行、無賃乗車といった被害が後を絶たず、こうしたことから身を護る方法が必要とされています。タクシーの中は密室で、夜間になると何かあっても周りに気づいてもらえないため、狙われやすいです。

地方ではあまり稼げない

タクシー運転手は給料が日々の売り上げで変わってくるため、地域によって格差が生まれています。

市街地では高い年収を狙うこともできますが、利用客の少ない地方では低い年収に留まってしまうケースも。年収アップを目指すなら大都市近郊にあるタクシー会社に転職するようにしたほうがいいかもしれません。

人によっては一生働ける仕事ではない

この仕事は体力もそうですが、視力の低下や病気などで運転できない状態になると働くことができなくなります。

他の仕事では病気になっても通院しながら働くことはできますが、タクシー運転手の場合、運転免許更新の際に病状が発覚し、更新できないとそのまま解雇にもなりかねません。

個人タクシーでも仕事ができなくなります。平均年齢が58歳と高いとはいえ、平均勤続年数が長い地域だと15年となっていることから、体調面に問題がない方には長く続けることのできる仕事と言えます。