WORQLIP

元転職エージェントのここだけの話

バリスタとして働くためにはどうすればいいの?必要なスキルや就職する方法を紹介

コーヒーショップでおいしいコーヒーを入れるプロとして有名なバリスタはどのようにすればなれるのでしょうか。今回はバリスタの仕事内容から年収、働く際に注意すべき点などを紹介していきます。

バリスタとはどんな仕事?

バリスタとはどのような仕事なのでしょうか。仕事内容や必要なスキル、年収などを調べてみました。

コーヒー豆に対する知識を身につけ、適切な淹れ方で提供する

バリスタはコーヒーを淹れるプロとしておいしいコーヒーを提供します。

数多くの種類があるコーヒー豆の産地や特徴、ベストな抽出方法、湯量などを把握し、その豆の旨味を最大限に引き出します。コーヒーが好きな方にとっては、興味を持って取り組める職業と言えます。

お客様の好みや気分に合わせたコーヒー豆をチョイス

バリスタはその専門知識でお客様の好みや気分に合わせたコーヒーを提供する、気遣いも重要な職業です。

コーヒー豆の知識だけ持っていても、それをサービスに活かせる経験と姿勢がないと働けません。しかし、こうしたことに注意しながら働くことができればコーヒーショップに欠かせない存在になり、オンリーワンな人材に成長することができるでしょう。

店舗の雰囲気を左右する重要なポジション

バリスタはコーヒーショップの中心的な人材になるため、店舗の雰囲気を左右する重要なポジションとも言えます。例えば、店舗に仕入れるコーヒー豆の種類から提供方法、合わせておすすめするフードなど、そのお店の指針を決めることがあります。また、スタッフへの教育を任されることもあり、リーダー的役割も担います。

趣味も兼ねることができる奥の深い世界

バリスタの仕事はコーヒーが好きな人なら趣味も兼ねることのできるでしょう。

コーヒーが好きという人の中には味が好きな人から、淹れるのが好き、コーヒー豆の歴史を感じるのが楽しいと思う人まで様々。バリスタの入り口は様々ですので、興味のあることから始められます。

年収は300万円~400万円ほどで、時給換算だと850円~1000円が相場

バリスタの年収は300万円~400万円ほどと低めで、時給換算だと850円~1000円が相場のようです。

バリスタだからといって特別な手当が付くことは少なく、一般的な飲食店の店員と大差のない給与になっています。ただ、カフェオーナーとして開業し、独立して自分の店舗を持てるようになれば、努力と工夫次第で年収アップも期待できます。

バリスタとして働くにはどうすればいいの?

バリスタになる方法を具体的に考えてみましょう。まず思いつくのはコーヒーショップでのアルバイトですが、それ以外にも専門学校や留学といった方法があるので紹介していきます。

コーヒーショップで経験を積み、独学で知識を身につける

バリスタの仕事の基礎はコーヒーショップの店員なので、まずは接客やショップについて学ぶ必要があります。

有名なコーヒー専門店やカフェが増えた現在では働ける場所は多いので、ダブルワークが可能な職場であれば社会人でもアルバイトをしながら経験を積むことも可能です。

こうしたアルバイト経験でも接客の方法から提供方法、コーヒー豆の種類や特徴、コーヒーショップで働くことの現状を知ることができることから、バリスタをやってみたいと思った方はアルバイトから始めてみるのもよいでしょう。

専門学校に通う

実は近年バリスタの専門学校も開校されているので、働きながらそちらで勉強することもできます。

専門学校であれば副業やダブルワークができない職場で働いていても、仕事の後に通って知識を高める機会を作れます。

しかし、専門学校ということで授業料などのコストがかかってしまうことを考えると、お金と時間に余裕が無いと通うことは難しいかもしれません。

バリスタに関する資格は、日本バリスタ協会のライセンス(レベル1~3)、日本スペシャルコーヒー協会のコーヒーマイスターが有名です。採用されるための必須条件ではないものの、専門家としてより深い知識を得られます。

海外で本場の味を修行で身につける

バリスタの勉強をするため、日本以外にもアメリカやヨーロッパといったコーヒーの文化が栄えている国へ留学する人もいるようです。留学することでバリスタの経験だけでなく、英語力も高まり新しい世界を見るきっかけにもなります。

目的を持って海外に行くことで、バリスタ以外の魅力的な仕事に出会える可能性もあるので、留学をしてみたいけど目的が見つからないという人は、バリスタ修行に行ってみるのもおすすめです。

もちろん海外でバリスタの修行を積んで帰国すれば、スキルとやる気が見えるのでコーヒーショップでバリスタとして雇われるための強力なアピールポイントになります。

バリスタで働くために注意すべきこと

バリスタで働くために覚えておいてもらいたい注意点4つを紹介します。

具体的には決して高収入ではないこと、独立を考えているなら経営学なども必要なこと、一生これだけで生活していけるかは不明確なこと、そして趣味と仕事のバランスに注意しないといけないことです。それぞれ紹介していきます。

決して高収入ではない

バリスタは年収の項目で紹介したように、高い年収の職業ではありません。

アルバイトはともかく、正社員で勤務していても一般企業の会社員よりも低い水準で、大きな昇給も望めません。若いうちは夢のある仕事ですが、将来的に続けていくことを考えると不安が残ります。

独立を考えているなら経営学なども必要

バリスタとして働いていると自分のコーヒーショップや喫茶店を持ちたいと考える人もいますが、技術と店舗経営は別の話です。

たとえば、カフェ経営者を目指すならコーヒー豆をどうやって仕入れるか、店舗建設費用やエスプレッソマシンなどの購入費用、カフェスタッフの給料などの経営費用はどれくらい必要か、資本金はどこから調達するか、宣伝方法、ターゲットの設定、出店するエリア、店舗管理に必要な資格取得といった、バリスタの技術の他に多くの勉強が必要です。

特に費用面をしっかり考えることなく、勢いで店舗を持ってしまうと、人気が高まる前に潰れてしまいます。

一生これだけで生活していけるかは不明確

バリスタは今後仕事がなくなるということはありませんが、生活に必須の職業ではないため、一生の生業にできるかは今後の景気や世の中の動向しだいです。

コーヒーはいわゆる趣味趣向品と言われるように、余裕のある人が楽しむものになります。今後のブーム次第では廃れる可能性もあり、そうした流行もうまくキャッチしながら臨機応変に働き方を考えられるようにしましょう

趣味と仕事のバランスに注意

バリスタは趣味と仕事を兼ねることができますが、バランスに注意しないとコーヒー自体が嫌いになってしまうことがあります。

趣味で始めた当初は楽しいかもしれませんが、実際に接客や売り上げ、商品開発などの壁を乗り越えないと挫折を味わうことになります。

そのときに「もっと頑張ってみよう」というモチベーションがあればよいですが、中途半端な気持ちでバリスタを始めると、すべてが嫌になってしまうことも少なくありません。

趣味の延長で始める仕事すべてに共通しますが、本当に仕事にすべきかどうかは始める前によく考えましょう。