バス運転手の年収や適性、さまざまな仕事内容と必要資格について

路線バス

バスの運転手(バス運転士)という職業を聞いて真っ先に思い浮かぶのは、普段街中で見かける路線バスの運転手だという人は多いでしょう。あるいは小旅行が好きな人は観光バスの運転手を思い浮かべるかもしれません。

実は、バス運転手の仕事はこれ以外にも数多くあり、さまざまな業界でバス運転手を募集しています。

そこで今回は、幅広くバス運転手の仕事内容を取り上げ、大変さや仕事内容、待遇面、適性などについてお話します。また、就職・転職をおすすめできるポイントについても解説していきます。

複数の業界がバス運転手を募集している

たくさんのバス

一般的にバス運転手という職業といえば、路線バスや観光バスを思い浮かべると思います。しかし、さまざまな求人募集を見てみると、他にも働き方があることに気付きます。

代表的なものを以下に挙げ、それぞれのスケジュールや特徴を簡単に見てみましょう。

① 路線バス運転手・・・街中を走る路線バスの運転
② 長距離バス運転手・・・高速道路を走り、長距離都市間を運行するバスの運転
③ 観光バス運転手・・・都市内及び都市を出発し観光地へとお客様を運ぶ観光バスの運転
④ 送迎バス運転・・・結婚式場やホテル、幼稚園・学校など特定施設に属するバスの運転

このように、バス運転士の求人募集は大きく上記4つに大別されます。

まず①については、公営バスの場合は自治体、それ以外の場合は私鉄などの民間企業が募集主体となります。②や③は中小旅行会社やはとバスなどの観光業、そして④について各施設運営企業が募集主体となります。

バス運転手になるには?必要な資格

バスの運転席

バス運転手になるにはどうしたら良いのか?についですが、まずは必要な資格を見ていきましょう。

バスには様々な大きさがあり、バスの大きさによって必要となる免許も異なります。以下、簡単に区分を記します・

A:定員10名以下の小型バス・・・普通自動車免許で可能
B:定員11名~29名以下のマイクロバス・・・中型免許が必要
C:定員30名以上の大型バス・・・大型免許が必要

なお、お客様を乗せて営業運転する場合、人数に関係なくそれぞれ第2種免許が必要となります。第2種免許を取得するには、第1種免許よりもさらに高い運転技術を求められ厳しい試験を通過する必要があります。

ちなみに、大型二種免許の合格率は、平成27年で51.8%(平均の受験回数は1.9回)。合格率は年々上がってきています。

④の送迎バス運転手は第2種があれば可能なケースも

このように運行するバスの大きさによって必要になる免許も異なります。

例えば④の施設が運行するバスの場合、定員が29名以下のマイクロバスの運転の場合もあります。病院の送迎、幼稚園や学校のスクールバス、介護者の送迎、結婚式場の送迎など、多くの施設で募集をしています。中には中型免許取得費用を負担してくれる企業もありますので、求人内容を確認してみてください。

また、①②③は多くの場合大型2種免許が必要となります。ですが、取得費用は決して安くはありませんので、個人で取得費用を出すのは大きな負担です。ここで大切なのは養成制度のあるバス会社を選ぶことです。

割と、多くの企業で入社後の養成補助制度がありますので、そちらを利用すると取得費用を出してくれます。ただし、無条件で費用を出してもらうのではなく、○年以上の勤務で取得にかかった費用は返済しなくても良いという所もあります。

免許をこれから取得する人は、こうした養成制度のあるバス会社を選ぶのはもちろん、取得後の見習い期間をしっかり設けているかも大切です。

見習い期間は、バス会社や運転技術によって異なります。1ヶ月でデビューするケースもあれば、半年間は指導員の元で運転することもあります。

バス運転手の仕事内容と給与について

駅の構内のバス

次にバス運転手という職業は、どんな一日を過ごすのか、そして給与についても見ていきましょう。

実はバス運転士は、どこの会社に勤めても仕事内容に大きな差はありませんが、給与に大きな差が生まれる業界。

同じ仕事内容であるにも関わらず会社によって給与が大きく異なるのが現実なら、やはり条件の良い会社で働きたいですよね。退職金制度についても、ある所とない所がありますので、求人情報を確認しておいてください。

①路線バス運転手の仕事と給与

路線バスの運転手の仕事内容は、運行ダイヤ通りの道を定刻で運行させることです。車体が大きいため、洗車や点検は専門職が担当しますので、運転手は運転に集中できます。

しかし、路線バスの運行主体が自治体か民間企業かによって大きく異なるのが給与です。

具体的な例を一つ挙げてみます。

厚生労働省の全国の賃金構造基本統計によりますと、職員1000人以上の企業におけるバス運転手の平均年収は502万円であるのに対し、横浜市交通局のバス運転手は782万円。どうしても大きな差があります。

これ以外の例を見ても、民間のバスよりも公営バスの運転手の年収が軒並み高いことがわかります。段階的に見直しが進んでいるとはいえ、この差はなかなか埋まらないと言われています。

②長距離バス運転手の仕事と給与

長距離バスの運転手の仕事内容ですが、お客様を乗せて長距離都市間を往復するのが主な仕事内容です。2016年現在、最も距離が長いと言われているのは東京~福岡間の長距離バス。走行距離にして1,200kmを15時間かけて走ります。

この場合運転手は交代制になり、途中で仮眠をとりながら運転することになります。法令により夜間の走行距離が400km(条件を満たせば500kmまで)を超える移動の場合はワンマン運転が禁止されているため、多くの高速バスが運転手2人態勢で乗務しています。

ちなみに昼間の走行距離は一運行500km、1時間以上の休憩と乗務中の体調を報告するという条件を満たせば600kmまでは交代せずに運転できることになっています。

給与ですが、所属する会社によって若干の違いはあります。参考までに、関東にある私鉄バス系列だと40歳の年収モデルが430万円となっています。拘束時間が長いというデメリットがあり、あまりなり手がいないと言われています。

③観光バス運転手の仕事と給与

バスを利用する人が減少していると言われていますが、旅行会社のサイトを見ると、バスツアーがたくさん企画されています。参加人数も多く、まだまだ人気があることが伺えます。実は、最も労働環境が過酷だと言われているのがこの観光バス運転手です。メディアを賑わせたバス事故も多くはこの観光バスによる事故であり、原因は運転手の過労です。

もちろん、会社により労働環境が異なるため一概には言えませんが、インバウンド需要の激増により、一部の会社では運行管理者不在のままかなりの過重労働が発生していると言われています。

ですが、その一方でしっかりとした労働管理を行っている会社もあるため、会社選びは慎重に行う必要があります。給料も会社によって大きく異なり、正社員ではなく契約社員として歩合制を採用している会社もあるため、その幅は200万円台~500万円台まであるようです。

こんな魅力もある

同じバス運転手でも、路線バスと観光バスとでは業務内容に色々と違いが見られます。まず休憩するタイミング。

路線バスだと勤務時間内は走り続けますが、観光バスだとお客さんに合わせて時々トイレ休憩を挟みます。

観光バスは目的地に到着すると、観光地へ行くお客さんを見送り、車両点検を行い、集合時間前にはバスで待機します。

観光地ですから、美味しい物が食べられるのは、観光バス運転手ならではの魅力です。

職業柄、プライベートで旅行に行くのは難しいかもしれませんが、仕事をしながらも旅行気分も味わえます。

また、お客さんとお話できる機会も多くなるので、人と接するのが楽しいという人なら向いていると思います。感謝の言葉をもらえることが多いのも観光バスならでは。

休日については、観光客が増えるシーズンは忙しいですが、オフシーズンの時はしっかり休めるような勤務形態にする等の工夫をしています。

④送迎バス運転手の仕事と給与

施設利用者の送迎のため、最寄りの駅や繁華街から施設までを往復するのが仕事です。

多くの場合は、マイクロバスを使用していて、短距離・短時間の運転になります。基本的に運転手専門ではなく施設における他の仕事を兼務しながら運転手業務も行います。給与もその施設の給与レベルが適用されます。

バス運転手の休日・休暇について

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バス運転手は、どういった休日を送っているのでしょうか。独身であれば時間に融通はきくでしょうが、家族がいると休日はものすごく重要になってきます。

転職エージェントDODAのバス運転手求人情報を見てみると、路線バス運転手の休日は正社員で4勤1休制(週休2日制)という条件で募集していました。また別の求人では、4週8休で年間休日が104日とする企業も。

もちろん、慶弔休暇、結婚休暇、特別休暇、年次有給休暇もありますので、連休をとることも可能です。ただし、1週間というような長い連休については、かなり厳しいのが現状だと言えます。

会社によっては、随分前からお願いしておけば可能だという所もありますが、職業柄、連休を取るのは難しいです。2~3日が限度だと思っておいたほうが良いでしょう。家族旅行へ行く計画を立てる際は短期間で楽しめるようなスケジュール調整が必要になりそうです。

また、上記の休暇については、社内のルールが設けられていますから、その辺についても確認が必要です。例えば、特別休暇は無給になる場合も多いですから、入社時には必ず就業規則を読んで確認しておいてください。

ちなみに、国土交通省の調査によると有給取得日数は、約13日でした(平成24年)。

そして、もうひとつ知っておいて欲しいのが「中休」について。中休とは一般的なお昼休憩のようなものではありません(中抜け・中間開放・中憩と呼ばれることもあります)。

路線バスの運転手だと、朝と夕方のラッシュ時に勤務する場合もありますが、それだと長時間勤務になるという問題があります。

そこで対策として、朝の乗務を終えたら、夕方の乗務までは一旦退勤して休むという勤務形態(中休)を採用しているのです。

長時間勤務が避けられますし、平日の昼間に用事を済ませられるのは良いのですが、生活リズムが崩れやすいのは悩みの種に・・・。そして休みとはいえ、数時間後にはまた運転しなくてはいけないので、心身の疲れをほぐせるかは疑問です。

特に、前職は全く別の仕事をしていて未経験だという人は、大きな車を扱う難しさ、お客さんの安全を守る責任はやはり重く感じてしまうものです。慣れるまでは大変だと思いますが、慣れてくると睡眠を取ったり、本を読んだりと上手くリフレッシュできるようになりますから、楽しい部分も見えてくると思います。

意外とホワイト勤務なバス運転手という職業

バスの運転手

 

業界全体で見ると人材不足は深刻ですから、バス運転手募集は常に行っています。相次ぐ事故報道により過重労働というイメージも浸透しており、労働条件や評判はいまひとつといった感じでしょう。

しかし、多くの会社は労務管理をしっかりと行っており、実はサービス残業や休日出勤があまり発生しないホワイト職種で安定しています。人は足りないながらも、バス運転手の待遇自体は意外にも悪くはないのです。人手不足については国土交通省も動いており、人材の確保や育成するための検討会を行っていますし、対応策についてもPDFも閲覧できるようになっています。

特に路線バス運転手の場合は、運行スケジュールが決まっています。タイムテーブルに沿って運行するため、残業はほぼないのが特徴です。これはバス運転手をおすすめするポイントのひとつです。

最近では、女性のバス運転手の活躍も目立ってきましたが、特に高齢の方から評判なのだとか。大型車を運転するとなれば男性が適任のように思えますが、バス運転手は乗客とのコミュニケーションも大切です。そういう点では女性ならではの優しい話し方やきめ細かい配慮は喜ばれるでしょう。

また、サラリーマンとは異なり一人で始業から終業まで勤務するため、理不尽な上司からのパワハラなどもありません。対人要素もあまりないため、仕事中のストレスが少ないのもバス運転手の特徴です。

一部の長距離バスや観光バスの運転手は渋滞などの不確定要素により勤務形態が不規則になる場合もあります。しかし、各バス会社は事故による会社イメージ低下に神経をとがらせているため、運転手にしっかりとした休憩を取らせることを順守しています。

大型2種免許を持っていればバス運転手求人はたくさんありますし、就職に困ることはあまり無いと言えます。

座りっぱなしの仕事であるため、腰や肩に負担はかかりますが、体調管理にさえ気を付けていれば長く続けることができる仕事であるため、業界における勤続年数は比較的長いようです。前職が何であっても、転職しやすい点もメリットです。

バス運転手のメリット・デメリット

自由

これらの現状を踏まえ、バス運転手のメリット・デメリットを挙げてみましょう。

バス運転手のメリット

◇ストレスフリーである
◇学歴不問とする企業が多い
◇体が丈夫なら長年にわたる勤務が可能である
◇バス運転手の求人には、免許取得費用を出すなど育成に力を入れている所も多い
◇前職の経験を問わず、未経験でも採用可
◇比較的高給をもらえる
◇最就職しやすい
◇バス運転手の人材が足りないため、求人募集が多い

バス運転手のデメリット

◇会社選びを間違うと悲惨なことになる
◇不規則な勤務形態や長時間労働があるので、自分のスケジュールが立てにくい
◇事故を起こしたら停職や解雇もあり得る
◇運転中は常に気を張っていなければならないため疲労度が大きい

まとめ

転職

バス運転手の仕事は、どういった会社に就職するかという点に大きく左右される仕事です。会社によって給与も大きく異なりますし、勤務形態や労務管理の体制にも大きく差が出ます。

失敗しない仕事先選びをするには、多くの会社を知っている転職エージェントを使うことがベストです。転職エージェント経由であれば、きちんとエージェントがブラック企業を弾いて紹介してくれるので安心です。

バス業界では人手不足が顕著ですし、20代・30代の若手も少ないですから、募集している企業は多いです。そのため、バス運転手の中途採用を積極的にサポートする転職エージェントが増えてきています。

その中でもDODAは、全国に拠点を持つ転職エージェント。バス運転手の求人ももちろん掲載しています。求人検索もしやすく、関東・関西、東北と、勤務地から検索する方法もありますし、職種や勤務地、年収といった条件からも検索できます。

経験者歓迎という会社から未経験でも大丈夫という会社まで、豊富な案件数を誇っているので、バス運転手としての転職もスムーズですし、志望動機や自己PRなどの面接対策もしっかり準備できるのは大きなメリットです。

劣悪な労働環境にあるブラック企業につかまり人生を棒に振らないためにも、しっかりとした転職コンサルティングを行うDODAを活用してよい縁に巡り合うよう、頑張ってください。

バス運転手の転職についてQ&A

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バス運転手って離職率が高いイメージがあるけど・・・?

バス運転手としての勤続年数は長くても、離職率は他業種に比べると高い傾向があるのですが、それを聞くと少し不安になりますよね。

国土交通省の資料「バス運転者を巡る現状について」によると、離職率は勤務して1年で約30%、4年になると50%近くにもなります。

離職する理由については、不規則な勤務時間や長時間勤務、待遇面への不満などが挙げられることが多いです。不規則な勤務時間については職種上、どうしても避けられません。

とはいえ、一番の離職理由は転職(最就職)しやすいことにあるでしょう。苦労せずに次の勤め先が見つかるため、会社への不満が割と簡単に離職するという結論に繋がりやすいのです。

また、20代、30代の若いバス運転手が少ないのも問題点。40代で若手だと言われるのがバス運転手の現状です。

バス運転手のやりがいについては、お客さんとの関わりの中でちょっと感動する出来事は度々あると思います。特に、小さな子供や高齢者との関わりは、心が温かくなるでしょう。

接客業は大変なことも多いですが、日々ちょっと感動する出来事があるから頑張れますよね。

ドライバー未経験だった場合はどうなの?

バス運転手の離職率の高さは、企業からすると深刻な問題です。常に人手不足に悩まされていますから、待遇面を見直したり、バス運転手の魅力を伝えるためのPR活動をしたりと、イメージアップを目指して様々な取り組みを行っています。転職エージェントの募集要項を見ると、いい人材を採用したいという努力は見えると思います。

中でもドライバー未経験、つまり大型二種免許を取得していなくても積極的に採用するという取り組みは、転職希望者にとって特におすすめできるポイントです

年齢や学歴、普通免許の取得などの条件を満たせば、大型の取得費用は全て会社が負担してくれますし、研修制度も整っています。

面接時の自己PRは働く意欲を見せることができれば、採用される可能性は高いでしょう。

バス運転手の経験がなく、免許もこれからという人は、育成に力を入れているバス会社を優先的に選んでください。

ただし、長距離のバス運転手はしばらく避けたほうが良いかもしれません。高速での運転・長時間勤務となりますから、未経験者には不向きです。

バス運転手の転職は年齢も影響する?

バス運転手に限らず、求人募集をする際、年齢制限を設けることは原則として禁止されていますが、採用するかどうかの判断基準としてやはり年齢は影響するものです。

ただ、バス運転手のように人手が足りないという話を度々聞く業界は、年齢のハードルは低く、正社員として採用される可能性も高いです。

バス運転手は高齢化が問題になっていて、平均年齢は48.3歳なのだとか。更に60歳以上という高齢のバス運転手は6人に1人となっています(国土交通省)。

運転は十分にできる年齢ではあっても、高齢になるにつれて疲れが取れにくくなってしまいます。一瞬の気の緩みが大事故を引き起こしてしまうかもしれないと考えると怖いですよね・・・。

このように、人手が足りない現実に悩まされているというだけあって、年齢に関係なく転職しやすいと言えるでしょう。

ただ、会社によっては労働条件が厳しく、ゆっくり休む暇がないというところもあります。無理して働いても、心身ともに追い詰められて事故を起こす…なんて事にもなりかねませんから、無理は禁物です。

転職サイトに詳しく業務内容が載っていますので、不明な点があれば必ず確認するようにしてください。

バス運転手に就職するまでのスケジュールは?

バス運転手になりたいなら、経歴や学歴よりも必須となるのが大型二種免許になります。ですが、現時点で持っていなくても普通免許さえあれば就職は可能です。

バス運転手の育成に力を入れている企業だと、大型二種免許は入社後に取得しても良いとされているので、求人情報を確認してみましょう。運転免許の取得費用については、各自で取得する場合と、会社が支給してくれる場合があります。

入社後は免許取得、座学での研修や先輩のサポートで実際にバスを運転する路線教習などを経て、一人前の運転手として働く事になります。

バス運転手のあるあるネタを教えて!

バス運転手なら誰でも共感できるあるあるネタを紹介します。

・バス停をたまに間違える事がある
・プライベートの運転でも危険予測がクセになっている
・1日中座っているので腰痛対策は必須
・渋滞などで1時間以上遅れると、逆に遅れたと気付かれないのでクレームはこない
・幽霊を見た事がある
・運転席の後ろに明らかに怪しい人が座ると不安を感じる
・マナーの悪いドライバーに、マイクで苦情を言いたくなる
・自分なりの眠気対策がある、眠気防止アイテムを常備している

バス運転手の中でも路線バスが人気な理由は?

路線バスは、会社の人間が自分一人だけ。バスガイドが同乗する観光バスや、何人かで運転を交代する夜行バスと比べると、人間関係の煩わしさがない点はおすすめです。もちろん上司と関わる機会も少ないです。

また、それでいてお客さんにありがとうと言われる事が多い仕事でもありますので、適度に人と関われる点も、仕事のやりがいに繋がるでしょう。

現役バス運転手の口コミはどうなの?

バス運転手の魅力や苦労は、口コミを見たら色々知ることができます。

【良い口コミ】
・勤務態度が良い、運転技術が高く無事故で勤務を続けていると年収UPが期待できる
・人間関係のストレスは少ない
・最就職しやすい
・勤務形態に慣れるまでは大変だが、休息時間はしっかりある
・未経験でも積極的に採用してくれる企業が多い
・大型二種免許がなくても就職後に取得できる

【悪い口コミ】
・まとまった休日を取るのは難しい
・路線バスは渋滞などでスケジュール通りの運行が難しい
・眠気との闘いは大変
・事故を起こしてはいけないプレッシャーを常に抱えている
・休憩時間はあっても一日の拘束時間が長い
・女性が働けるようになるには環境の改善が必要

もしも免停になったらどうなる?

ご存知のとおり、運転免許は交通違反や事故などで違反点数が加算されていくシステムで、免停になったり、取り消しになったりといった処分を受けることがあります。

もしもバス運転手という職業でありながら、免停になってしまった場合はどんな問題が起こるかについてお話します。

免停になった理由にもよりますが、最悪クビになってしまうかもしれません。十分に反省していることが伝われば、内勤や出勤停止後にバス運転手として復帰できる可能性もありますし、そのまま別の業務に回されることもあります。

ちなみに免停になった場合は有料ではありますが、停止処分講習を受けて停止期間は短くすることは可能です。この講習により、停止期間を半分くらいには減らせるので、一日も早い復帰を目指すには便利なシステムです。

バス運転手とトラック運転手、どちらがおすすめ?

バス運転手もトラック運転手も、大きな車を扱うという点では同じですが、どちらのほうがやりがいを感じられるのか・おすすめできるかを考えてみましょう。

まず、よりマイペースに仕事ができるのはトラック運転手のほうだと言えます。1日中乗客もいませんし、同僚や上司もいない中で運転するので、人付き合いが苦手な人に向いています。ただ、孤独感があるとか、深夜勤務がある、長距離運転があるという点では大変さもあります。

勤務形態については、バス運転手と言っても路線バス・観光バスと、種類があるのでそれによって異なります。

トラック運転手も数日~1週間に渡る長距離専門の仕事もあれば、宅配サービススタッフという働き方もあるので、勤務形態はどちらのほうが良いというのは判断できません。

企業がどんな方針なのかも大きいですし。これについては、転職エージェントなどを活用して、しっかりリサーチしておくことをおすすめします。

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バス運転手の仕事で高給取りになれる?

高給かどうかの判断については、業種や年齢にも関係するので一概には言えませんが、いくつかの平均年収と比較してみましょう。

まず、バス運転手の平均年収は500万円くらい。最も高いと言われているのは、自治体のバス運転手で、ある市では平均年収は700万円を超えています。

職業関係なく全体で見ると、30代男性の平均年収は500万円。平均年収のランキングを見てみると、1位と2位は金融系で3位は営業系となっています。ちなみにランキング1位の平均年収は777万円です。

高給を目指すなら、自治体のバス運転手募集をチェックすることをおすすめします。

更にバス運転手の求人が多い地域だと、より条件の良いところが見つかりそうです。中でもやはり東京はダントツで求人件数が多いので、一度覗いてみてください。

長年運転しているプロでもバスは難しい?

サイズが大きいですからやはり慣れるまでは、運転は難しいでしょう。運転に慣れてきても、狭い道を走ったり、路駐している車をギリギリでよけたりを繰り返していると、運転技術に長けているプロでも事故を起こすことはあります。

また、高齢のお客さんに多いのですが、車内事故にも細心の注意が必要です。

いくら注意していても、一瞬の気の緩みが大きな事故に繋がってしまうかもしれないという大変さがあります。

バス運転手の持ち物は?

バス運転手の持ち物については、どんなバスを運転しているかによっても変わってきます。

高速バスや観光バスであれば地図は持っておいたほうが良いですし、正確な時間を知るための腕時計、点検するため・ハンドルを握りやすくするための手袋などがあります。