リニューアルして間もないエン転職!その評判と案件内容とは?

今の時代、転職活動において転職エージェントの利用は必須。より有利な転職をしようと考えた際には、転職エージェントを利用しない手はありません。

しかし、転職エージェントといっても規模や得意分野はさまざま。統計によると全国に転職エージェントの数は15,000社を超えるというデータもあり、転職希望者にとってはどの会社に登録すればよいか迷ってしまうのも事実。

そこで、数ある転職エージェントの中からメジャーな企業をピックアップしご紹介するこのシリーズ。第2回目はエン・ジャパン株式会社が運営するエン転職とエンエージェントをご紹介します。

エン転職のサービス概要

エン転職は、人材サービス事業を行っているエン・ジャパン株式会社が運営する転職・求人サイトです。

また、転職エージェントサービスを提供しているエンエージェントも展開しています。リクナビNEXTとリクルートエージェントの関係と同じですね。

株式会社エン・ジャパンは1995年に創業した株式会社日本ブレーンセンターが開始した事業。当時は「縁」エンプロイメントネットというサービス名でした。

その後、株式会社日本ブレーンセンターから分離独立する形でエン・ジャパン株式会社が誕生。以降、[en]転職コンサルタント事業や[en] 派遣のお仕事情報事業など多様なマッチングビジネスを展開し業績を拡大してきました。

2014年にはそれまでの「[en]社会人の転職情報」を「エン転職」としてリニューアル。芸人のバカリズムなどを広告に起用し、さらなる事業拡大を目指しています。

エン転職の最大の特徴は利用者満足度No.1を標榜している点。転職サイト利用者アンケートでは常に高評価を得ており、特にエン転職にしかない求人情報の多さや誇張しない求人広告内容などが利用者からは好評であるとのことです。

リニューアルを図りイメージ刷新中

エン転職は2014年のリニューアル以来、「入社後」までを見据えた総合求人・転職支援サービスを提供することをモットーとしています。

このモットーはエンエージェント利用者についても同様であり、「入社したらもうアドバイスはしない」とばかりに、担当者が無関心になる他の転職サイトやエージェントとは一線を画しています。

こういった点は利用者にも高い評価を得ており、「入社後にギャップを感じることなく仕事が長続きしそう」というような声が多く寄せられています。

売り上げを稼ぐために大げさな求人広告が目立つ業界内において、比較的正直な会社の実態や先輩談などを取材し掲載しているエン転職の方向性は一定の評価をされていると言ってよいでしょう。

エン転職の利用者が語る総評

では、具体的に利用者の評判やクチコミをいくつか見てみましょう。エン転職及びエンエージェント双方の評価を以下ランダムにピックアップしてみます。

・初めての転職活動だったが親身になって相談に乗ってくれた
・性格診断テストを受け、自分の性格や適した職種、面接対策などを改めて知ることができた
・流れ作業ではなく、一人ひとりの転職者にすごく丁寧に面談してくれているのがわかる
・他の転職サイトと比較して求人案件が少ない。特に大手企業案件は期待しないほうが良いレベル
・求人掲載企業の入れ替わりが少ない。同じ顔触れの企業ばかりを見かける気がする
・中小企業を目指して転職するのであればマッチする企業は数多くあると思うが、大手企業や好条件の企業を探そうと思うとエン転職だけでは力不足だと感じる

このように、親身なサービスや独自の性格診断などに高い評価を得ている一方、肝心の求人案件数や内容には不満も見られます。利用者から見ると使い方を考えてしまう転職サービスであることが伺えます。

特に目立ったのは以下のようなマイナス評価です。

・年収アップが期待できる企業がわずかしかない
・「どこでもいいから転職」という人向けだと思う
・大手エージェントに相手にされないスペック・経歴の人には向いている
・転職コンサルタントのレベルが低い
・コンサルタントがまだ若い20代だった。サポート力が弱く、マニュアル通りの対応しかできていない

転職サービスとして少し致命的なマイナス点が目立つ総合評価となりました。特に求人数については大手のリクナビNEXTと比較すると1割以下であり、利用者にとっての「選択肢の少なさ」として影響しているのです。

希望条件に合う企業を探しにくいというのは困りますね。

エン転職の強い業界や分野は?

とはいうものの、エン転職は利用者満足度No.1を獲得している転職サービス。エン転職だからこそ実現できた転職も多いと言えます。以下、エン転職が得意とする分野をピックアップしてみましょう。

①中小企業の案件が多い

大手エージェントは企業側が支払う成功報酬の額も高く、中小企業がポンと出せる金額ではありません。しかし、エン転職(エンエージェント)は比較的リーズナブルに利用できるとあって、大手求人を始め、中小企業でも手軽に利用できる点が特徴です。

②転職市場に初めて参入する企業がある

上記①に関連し、初めて中途採用を行うようなベンチャー企業などはエン転職を利用する傾向にあります。

③コンサルタントが親身になってくれる

大手エージェントと比較すると、コンサルタント一人当たりの対応数は少なめ。

つまり、より多くの時間を利用者一人ひとりに割けるということです。その分、親身になって面接の受け方や履歴書の書き方など、転職相談に乗ってくれるでしょう。

エン転職を利用する際の注意点

利用者満足度No.1のエン転職ですが、利用に当たってはいくつか注意するポイントがあります。

①高スペック案件がほとんどない

管理職や外資系など、高スペック人材を希望している企業の案件がほとんど見当たらないため、このような人材は登録するだけ時間の無駄かもしれません。

②求人企業の入れ替わりが少ない

人材募集している企業の顔ぶれがあまり変わらない点にも注意が必要です。それほど大量の営業部隊を抱えているわけでは無いらしく、新規企業の獲得力があまり強くない印象を受けます。

③メール広告が多すぎる

どの転職サイトでも登録者にはメールで求人案内を送りますが、エン転職の場合はその本数が多すぎると言われています。

利用者からはこのような声が上がっています。これらの点に注意しリクルートエージェントを利用するとよいでしょう。

エン転職を利用するなら複数エージェントへの登録が前提

さて、ここまでの評価を総合し、エン転職及びエンエージェントを利用する際の注意点をまとめてみました。

①複数の転職サービスを利用すること

転職活動をエン転職及びエンエージェントだけに絞るのはNG。必ず複数の転職サービスを利用することをおすすめします。

②ハイスペック人材は別のサービスを

いわゆるハイスペック人材はエン転職に登録するのは時間の無駄です。他の転職サービスを利用しましょう。

③中小ベンチャー希望者はぜひ登録を

これからブレイクするベンチャー企業やニッチな業界で活躍している企業など、規模や待遇はイマイチだけれども面白みのある企業を希望する求職者は、エン転職は登録先の一つとしておさえておいたほうがよいですね。優良企業の求人に応募できる可能性があります。