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ファナックに転職したいときはどうすればいいの?会社の特徴や仕事内容をチェック

電気機器メーカーであり、ロボットなどオートメーションの分野でも有名なファナック株式会社に転職するにはどんなスキルが必要なのでしょうか?

今回は、ファナックの会社情報や転職に関する情報を紹介していきます。

ファナックはどんな会社?

ファナックは日本有数の工作機器、ロボット関連開発メーカーで、世界的にも有名な企業です。ここでは企業規模や事業内容などを紹介していきます。

工作機械用CNC装置の分野では世界首位の企業

ファナックは機械用工作装置やロボット開発を行なう国内企業です。

ファナック単独の従業員数は3,000人以上、売上高は4,500億円、CNC装置の分野では国内シェア70%と首位に立っています。

海外でも50%のシェアを有しており、産業用ロボット分野に絞ってもシェア18.5%と世界首位。この分野では知らない人はいない有名企業だといえます。

ファナックの製品は利便性だけでなく信頼性も評判

ファナックの製品はその利便性もさることながら、信頼性の高さも評価されています。

企業のスローガンとして「壊れない、壊れる前に知らせる、壊れてもすぐ直せる」ということを掲げており、製品そのものの信頼性とともに何年前の製品であっても修理できるような設備が整っています。

商品生産は純国産をうたっており、開発の基本姿勢のなかにも『WENIGER TEILE ~より少ない部品でつくる工夫~』、『RELIABILITY UP ~商品の信頼性を高めること~』、『COST CUT ~どこの商品より低いコストであること~』という3つの原則が盛り込まれています。

本社は国内の企業としては珍しく、村に置かれている

ファナックの本社所在地は山梨県南都留郡忍野村にあります。

敷地には本社のほか研究施設、生産工場、厚生施設が集約されており、周りには富士山麓の大自然52万坪を残した「ファナックの森」が広がっています。

こうした大自然に囲まれた村に本社を置く企業は少なく、都会の喧騒を離れて仕事に集中できる環境が整っています。

ファナックの職場環境や働くために必要なことはどんなことか

ファナックは世の中を便利にする家電や電気製品を販売しているので、働きがいがありそうですが、実際はどのような企業なのでしょうか。社風や文化、求められる人材、給与などの待遇についてご紹介します。

ファナックの3つのキーワードを理解しておこう

ファナックの技術力や開発力を表すキーワードとして「one FANUC」「壊れない、壊れる前に知らせる、壊れてもすぐ直せる」「サービスファースト」があります。

「壊れない、壊れる前に知らせる、壊れてもすぐ直せる」については前述の通りですが、「one FANUC」とはファナックの開発する工作機械やロボット、ロボマシンといった3事業が一体になり、世界の製造現場に革新や安心を届けることを意味します。

「サービスファースト」にはファナックの献身的な保守点検サービスを実行する思いが込められており、世界45カ国、250以上のサービス拠点で、ユーザー使っている商品の修理、保全などのサポートを行っています。

これらの理念や仕事内容を理解した上で選考に望みましょう。

募集職種は研究開発や生産技術、営業関連分野

ファナックではおもに研究開発や生産技術、営業関連分野の3つの職種に関して採用活動を行なっています。

ファナックでは特に研究開発に注力しているため、全従業員の約3分の1は研究開発に従事しています。そのためもっとも採用人数が多いのは研究開発分野です。

このほかにも商品を生産する施設の運用や品質管理を行なう生産技術にも力を入れています。営業関連は世界各国で使われているファナック製品のサービス対応や問い合わせ、PR活動を行ないます。

英語力など外国語の知識やビジネス経験があれば活かせるチャンスです。

給与平均は約1,000万と高水準で、福利厚生も充実

ファナックの平均年収は約1,000万円と高水準で、福利厚生や施設なども充実しています。毎月の給与とボーナスが業界内でも高いため、技術者としてのやりがいを見出している人もいるようです。

広大な敷地内にある施設の利用も自由で、寮や社宅、最新医療機器を備えた診療所、温水プールやアスレチックが楽しめる体育館、スポーツのできるグラウンド、天然温泉から居酒屋まで多種多様。

こうした充実した施設でリフレッシュしながら働くことができます。

ファナックへの転職を目指す際の注意点

ファナックへの転職を目指す時に気をつけたいポイントは3つあります。

1つ目は大企業で官僚的な組織となっているため意思決定が遅く、スピード感のある仕事はできないこと、2つ目は社員の評価のやり方が不透明で、不満を持つ社員も多いこと、3つ目は自由に発言できる空気はなく、上長の命令は絶対な雰囲気があることです。

大企業なため、意思決定が遅くスピード感はない

ファナックは厳しい縦割り社会で成り立っており、上層部は官僚的なイメージを社員の方は受けているそうです。特に人事権を創業者の家族や親しい人が握っているため、閉鎖的な人事になりがちです。

また現場の技術力や考え方を理解している人が役員のなかに少なく、意識や理想とのギャップも生まれています。何かを決定するにしても会長や社長のお伺いを立てる必要があり、スピード感のある仕事はできないといわれています。

評価のやり方について不満を持つ社員も多い

ファナックで働いた経験のある方からは人事の評価方法が不透明だったとの口コミもあります。どれだけ頑張ったか、成果を挙げたかという具体的な目標に対する評価ではなく、ほぼ上司の独断で評価が行なわれているとのこと。

上司に気に入られていれば出世できる可能性は高くなりますが、そうでなければ現状維持が続きます。これにより技術力や指導能力が長けているとはいえない人が上司になるため、現場の士気は低下しがちです。

自由に発言できる空気はなく、上長の命令は絶対な雰囲気がある

ファナックの社内は決して風通しが良いとはいえないようです。

いわゆる昔ながらの固い会社なので上司の言うことは絶対であり、部下は従うしかありません。保守的な空気が蔓延しているので、新しい制度や技術を取り入れようという動きはないとのこと。

このことから、これから先の業界や業績について「このままで良いのか」と心配している人もいるようです。

まとめ

ファナックは世界的に有名な工作機械やロボット分野の製造を行なう企業なので、理系で機械工学やロボット工学の知識を有する方におすすめの企業です。これからも製造現場に広がるオートメーション化の一翼を担う企業であることは間違いありません。

今回紹介しているファナックは、公式サイトでも採用情報に新卒採用、キャリア採用、いわゆる中途採用について掲載されており、自分で担当者に連絡を取って入社を目指すこともできます(※応募資格は高専・大学・大学院卒業見込みの方)。

ただし、転職を希望する人も多く、チャンスをものにする情報とアピール力が必要ですから一人での活動はやはり不安もあると思います。

そこでおすすめなのが転職サイトの利用です。求人検索のほか、非公開求人情報からあなたに合った仕事の紹介、転職に関わる情報の収集ができるコラムも多彩で、必要な方には転職エージェントによる密なサービスを受けることも可能です。

ファナックの求人情報も掲載されており、転職エージェントに問い合わせれば詳細な情報提供や採用面接対策も受けることができるでしょう。

たとえ、機械系技術職の経験者だったとしても、面接官に上手く自分をセールスできるかどうかは別の話。ですから、転職エージェントのサポートはすごく助かりますよ。