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川崎重工業に転職したいときはどうすればいいの?会社の特徴や仕事内容をチェック

高い技術力を誇り、バイクや航空機、ロボット産業の分野で有名な川崎重工業に転職したいときにはどのようなスキルが必要なのでしょうか。今回は、川崎重工業株式会社の特徴や仕事内容、働くうえでの注意事項をご紹介します。

川崎重工業はどんな会社?

川崎重工業は上場企業であり、兵庫県神戸市に本社を持つ工業製品を製造販売している企業です。ここでは企業規模や事業内容、経営理念などを紹介していきます。

創業130年以上続く企業で国内三大重工業の一つ

川崎重工業は国内三大重工業の一つで、多彩な工業製品を製造販売しています。主要事業は大きく分けて七つあり、船舶・海洋や鉄道車両、航空宇宙システム、エネルギープラント、二輪車・汎用エンジン、精密機械、建設機械です。

特に、川崎重工業のバイクや航空機は工業系に携わっていない人にも有名です。上記に挙げた以外にも自衛隊に配備されている潜水艦や航空機、ミサイルといった製品を供給している防衛産業も手がけています。

「世界の人々の豊かな生活と地球環境の未来に貢献する“Global Kawasaki”」がグループミッション

「世界の人々の豊かな生活と地球環境の未来に貢献する“Global Kawasaki”」は川崎重工業のグループミッションです。グループミッションとは川崎重工業グループのミッションステートメントの頂点で、社会に対する役割を表しています。

ミッションステートメントは四層から成っており、グループミッションのもと、カワサキバリューとして「多様なお客様の要望に応える」「テクノロジーの頂点を目指す」「独自性・革新性を追求する」の三つが掲げられています。

そこからグループ経営原則やグループ行動指針が展開されているため、転職を考えている人はそれらを参考に自己アピールを考えましょう。

関連会社を含めれば海外十箇所以上に拠点を持つ

川崎重工業を含むカワサキグループは海外10箇所以上存在するので、転職することでグローバルな活躍もできます。特に、アメリカ進出に関しては日本企業のなかでも早い時期に行なっており、有名な企業です。

ちなみに、公式サイトにある採用情報の中途採用情報を見てみると、日本国内では主に東京・岐阜・兵庫・などに勤務地があります。

世界的なシェアが大きく、ロボット産業にも進出している

川崎重工業の製造販売を行なう工業製品は世界的にも高シェアを誇っています。なかでも最近伸びてきている分野はロボット産業です。

油圧ショベルポンプや旋回モーターで世界トップシェアを獲得しており、今後、オートメーション化の進む工業分野でのさらなる成長が見込まれます。

川崎重工業の職場環境や働くために必要なことはどんなことか

川崎重工業は多くの工業製品を生み出し、有名な企業なので仕事のやりがいがある企業ですが、企業内はどのような感じなのでしょうか。社風や文化、求められる人材などについて調べてみました。

川崎重工業が求める人物

川崎重工業が採用にあたって求める人物像は「切磋琢磨できるチームプレーヤー」です。

「切磋琢磨できるチームプレーヤー」とは三つのマインドを持つ人と明記されており、「自立した人間として、さまざまな人の話に耳を傾け、相手の価値観・考え方に共感し、より豊かな関係を築けるか」「さまざまな困難に粘り強く立ち向かい、果たすべきミッションをやり抜く不屈のチャレンジ精神を持っているか」「いかなる場面でもリーダーシップを発揮し、社内外のさまざまな人の力を結集して、ミッションを成し遂げることができるか」となっています。

これらを踏まえたうえで自分の中に当てはまる部分を探して、アピールしていくことがあなたへの評価を上げることに繋がります。

平均年収は700~800万円で、階級によって給与が上がる

川崎重工業の平均年収は700~800万円で、昇給のタイミングは階級が上がった時です。

おもに基本給+役職給となっているため、年収を上げるには階級を上げていくことになります。年功序列な部分もあるので、長く勤務していれば一般的な企業と同等かそれ以上の年収になっている人が多いようです。

また収入面だけでなく、保養所・社宅制度・子育てサポートなどの福利厚生も充実している点もポイントが高いです。

工業分野の製品を幅広く扱っており、活躍できるフィールドが広い

川崎重工業は、紹介してきた通り多数の工業製品を扱っているので、今の自分のスキルを活かして転職できる人が多いでしょう。

また、川崎重工業のネームバリューもあり、キャリアアップにもつながります。開発・設計など技術系の仕事が多くありますので、今の職場で物足りない人や、自分のキャリアやスキルを伸ばしたい人にはおすすめの企業です。

選考フローには数回の面接や場合によっては筆記試験も

川崎重工業の選考フローには数回の面接や筆記試験があるといわれています。

時期や職種、自身のスキルシートの内容によって変わってきますが、面接は少なくとも二回行なわれ、中身も非常に濃いものになっており、面接官に矢継ぎ早に質問されることも。採用面接対策として業界の知識だけでなく、川崎重工業を何故選んだのか、自身の経験を活かして何がしたいのかといった対策をしっかり立てておきましょう。

研修やOJTで学べる仕組みができている

川崎重工業は研修制度が充実しており、実際の業務の中でOJTとして学ぶ機会が多くあります。勉強会なども定期的に開催され、学べる機会が設けられていることから、技術者としてさらなるスキルアップを目指せます。

川崎重工業への転職を目指す際の注意点

川崎重工業への転職を目指す時に気をつけたいポイントは三つあります。

一つ目は新幹線の台車部分に亀裂が入ったアクシデントでブランドイメージの低下があったこと、二つ目は昇給よりも残業代で稼ごうとする人が多いこと、三つ目は出張や残業が多い部署もあることです。

新幹線の台車部分に亀裂が入ったアクシデントでブランドイメージが低下

最近のニュースで話題にもなった新幹線N700系電車の台車部分に亀裂が入ったアクシデントで、川崎重工業の名が出てきたこともあり、企業イメージがダウンしています。

工業製品の信頼に関わる品質や強度の問題だったため、この点が気になるという方もいるでしょう。

昇給よりも残業代で稼ごうとする人が多い

年収を上げる方法は昇給がメインですが、残業代も支給されるため、場合によっては残業していた方が稼げるという人もいます。

逆に、昇級を重ねて高い階級になると、残業代が役職手当に含まれるようになるので、残業をたくさんしていた人は年収が下がることも。一種のモチベーション低下にもつながっており、問題視されているようです。

ワークライフバランスは難しく、仕事に追われる日々になることも

川崎重工業の仕事量は多く、ワークライフバランスはないに等しいと考えた方が良さそうです。ほとんどの人が残業や休日出勤をしており、プライベートな時間はなかなか持てないでしょう。

仕事が楽しい、やりがいを感じているという人にはよいですが、クレームやイレギュラーな対応が入ると仕事が終わらない日が続くため、残業の少ないプライベートを充実させられる企業を転職先として探している人にはおすすめできません。

ただ、口コミによると、残業時間について多いという人と、全然ないという両極端な意見がありました。

まとめ

川崎重工業はロボット産業などの分野で世界的なシェアも獲得しており、これからも必要とされていく企業であることは間違いないですが、その分、人気もあり入社までのハードルは高いです。

特に、数ある工業製品を扱う企業の中から川崎重工業を選んだ理由など、面接対策をしっかりしないと転職は難しいでしょう。