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メルカリに転職したいときはどうすればいいの?会社の特徴や仕事内容をチェック

フリマアプリとして一躍有名になったメルカリで働くためにはどんなことが必要なのでしょうか。今回は会社の特徴や仕事内容、働く上での注意事項を調べてみました。

メルカリはどんな会社?

メルカリは簡単に商品を売り買いできるフリマアプリサービスを展開する企業で、現在ではこのほかにもさまざまなサービスを運営している企業です。ここでは企業規模や事業内容、求人のある職種などを紹介していきます。

設立してから間もない会社で、まだまだ発展途上だが知名度や注目度は高い

メルカリは2013年に設立され、東京六本木ヒルズ森タワーに本社を構える企業で、勤務地は仙台と福岡にもあります。

フリマアプリと言えばメルカリというほど一般的に知られている企業であり、オークションアプリなどを含めた個人で売買を行なうサービスの中でもヤフオク!、楽天オークションなどに引けを取らない利用者数です。

日本だけでも4000万ダウンロードを突破し、1日あたりの出品数は100万品以上。今後も利用者は増加すると予想され、それに伴い売上高も右肩上がりになることが期待されています。

フリマアプリ以外のサービスも拡充しているので、企業自体も成長が予想される

メルカリはフリマアプリ1つにとどまらず、多数のサービスを展開しています。

他のサービスとしては地域に絞ったユーザー同士のコミュ二ケーションの場としても利用できる「メルカリアッテ」や本、CD・DVDに特化した「KAURU」、ブランド査定付きフリマアプリ「MAISONZ」などです。

それぞれにメルカリだけではカバーしきれないジャンルや、バーコードスキャンなどの機能でより出品しやすくしているといった特徴があります。

最近では海外進出もしており、語学力が武器になることも

メルカリは近年アメリカ進出もしているため、海外での就業経験や語学力があるとアピールにつながります。

語学力、特に英語力を必要としている職種はカスタマーサポートや翻訳、通訳者のポジションです。必要条件は仕事内容により違いますが、その他のポジションでも英語力があることで重宝される人材になれる可能性があります。

メルカリの職場環境や働くために必要なことはどんなことか

メルカリは設立したばかりの企業で急成長中ですが、職場環境はどのようになっているのでしょうか。社内の雰囲気などについて口コミを交えて調べてみました。

新サービスを充実させるための即戦力人材が最優先

メルカリで今最も必要とされている人材は、新サービスを充実させるのに必要な技術力を持った即戦力です。

具体的にはエンジニアとデザイナー関連の職種で、AndroidやiOSなどのスマホを対象としたソフトウェアからサーバー、バックエンド、フロントエンドなど各部門でエンジニアの募集をしています。

その他セキュリティエンジニアやデザイナー、テストエンジニアの募集もあります。どの採用情報でもはっきりと経験年数が問われていることはありませんが、それぞれの分野で実務経験やそれなりの知識を持っていることが求められています。

利用者の拡大で出品された物のチェックなどを行なうカスタマーサービスも募集中

メルカリはダウンロード数の増加とともに利用者も増え続けており、個別のユーザーへの対応や出品物のチェックを行なうカスタマーサービスの増員も急がれています。

実際に企業ホームページの募集職種では企画・運営の職種にカスタマーサポートが東京、福岡、仙台の3カ所で募集があります。

必要なスキルは最低限のPCスキルとスマホを利用していることと、厳しくはないのでテレアポやユーザーサポートの経験があればチャレンジできるでしょう。

ユーザーを増やすための満足度と新しいサービスにチャレンジしていく精神が必要

メルカリではユーザーを満足させられるサービスと新しい分野へのチャレンジ精神を大切にしている企業です。そのため自分の都合だけでなく、ユーザー目線に立った仕事ができる人でないと採用は難しいでしょう。

社員の意識はそうした方向へチームメンバーが向かっているため仲間意識もあり、忙しい時にも助け合える職場環境です。

企業によってはエンジニアなどの職種は個人で進めなくてならないこともあり、孤独な仕事であることも。そうしたことが嫌で転職を考えているのであれば、メルカリの社風は合うかもしれません。

メルカリへの転職を目指す際の注意点

メルカリへの転職を目指す時に気をつけたいポイントは3つあります。

1つ目は自分の働きを評価する制度が若干不透明であること、2つ目は海外とのやり取りが増えてきているため、仕事内容によっては不規則な出社時間になること、3つ目は職場のスピード感についていける柔軟さが必要なことです。

給与などに直結する評価が不透明

メルカリのクチコミを調べてみると、給与に直結する評価については不満の声もあります。平均年収は業務内容によっても大きく開いていることや、評価基準が分かりにくいことが影響しているのでしょう。

また、昇進に関しても技術力や功績を重視して行なう傾向にあり、マネジメントやディレクション能力が低い人材が上長となることで、結果的にうまく組織が機能していないのではないかと言う意見も。

メルカリでは産休や育休の環境がしっかりしていますし、妊活のサポートとして不妊治療を行うことになった場合はその費用の一部を負担するということですから、子育てとの両立がしやすい職場だといえるでしょう。

しっかりと自分の能力を評価された上で役職や給与を査定してもらいたいと考えている人には向いていないかもしれません。

海外とのやりとりも増えてきているため、出社時間が不規則になることも

最近では海外とのやりとりが社内的に増えてきているので、こうしたプロジェクトに関わると出社時間が不規則になる可能性があります。

フレックス制度が取り入れられているため、労働上は問題ありませんがこうした勤務が続くと生活リズムが崩れて体調不良になってしまうことも。そうした環境の変化に自身がない方はあらかじめ伝えておくなどの必要がありそうです。

スピード感のある職場についていくための努力を惜しまない

メルカリはスピード感のある職場と言われており、ついていけない社員は働きにくい環境に感じてしまうでしょう。

意思決定の早さや状況に応じて方針転換を素早く行なうので、柔軟な対応が求められます。

それについていくには日々の仕事から身につける努力や、臨機応変な思考が必要です。

しっかりと打ち合わせをして確実にステップを進んでいくタイプの仕事をしてきた人には厳しい職場と感じるでしょう。

まとめ

メルカリはこれからも成長を続ける企業なので、あなたのスキルを活用して自分と会社の両方を高める喜びを味わえるでしょう。

それには相応のスキルや臨機応変さなど、求められることに結果を出して応えて行かねばならないため、努力は常に必要となります。

転職活動で応募する際にも、注目されている企業であることから倍率もそれなりに高く、どれだけ自分が活躍できるかをよりアピールできないと内定獲得はできません。

そこで少しでも内定を獲得できる可能性を上げるために、転職エージェントを利用してみましょう。

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