文系にも理系にも大人気のトヨタ自動車(とその系列会社)へ転職するには?

日本の製造業を代表する大手企業となったトヨタ自動車。年間の生産台数は1,000万台を軽く超え、従業員数も35万人に迫る勢いで増加しています。世界に誇る大手自動車製造メーカーであり、日本企業の筆頭です。

グループ全体の売上高も28兆4,031億円強と桁違いで、口コミでも安定した就職先として評判や信頼度は高く、学生だけでなく転職市場でも大人気です。

一度トヨタ系列の会社に入社すれば定年まで安泰といわれるほど、安定感や福利厚生の充実度は群を抜いており、昨今の安定志向の高まりを受けさらに人気が高まっているといえるでしょう。

今回は、このトヨタ系列企業へ転職する方法について考えてみましょう。

トヨタ自動車系列に勤務すると合コンでモテモテ!?

トヨタ自動車系列の会社で仕事をすることは、世のサラリーマンの一つの憧れでもあります。

新卒採用時はかなり多くの学生が殺到し激戦となるのですが、転職の場合はこれまでの経験を活かしたスキルアップとなるため、そこまで応募者が殺到することはありません。

とはいえ、業界の中でも人気企業であることに変わりはありませんので、中途採用とはいえかなり高いハードルであることはいうまでもないでしょう。

トヨタ自動車で働くことの最大の魅力は、何といってもその“安定性の高さ”にあります。28兆4031億円強、純利益も連結で2兆3,127億円弱を稼ぎ出す超優良企業であり、待遇の高さは折り紙付き。

年収ランキングで公開されているトヨタ自動車の年収は決して高くはありませんが、実は、この平均年収は高卒も含めた全体の平均。大卒だけに限ってみると30代係長でも1,000万円~1,200万円となり、かなり高い給与であることがわかります。

また、トヨタ自動車はその充実した福利厚生面も話題となります。

広い社員寮はもちろんのこと、保養所やスポーツ施設を自由に利用することが可能だったり、病院、結婚式、住宅購入などもすべてグループ企業割引が適用され、生活コストを低く抑えることができます。

もちろん、自動車も社員割引で購入可能。企業年金も充実しているため老後も安泰です。

ここまで恵まれた環境や待遇であり、福利厚生を実現しているため、合コンでもトヨタ自動車勤務者は女性にも大人気です。たしかに、トヨタ勤務の旦那を捕まえれば一生安泰でしょう。

まさに圧倒的、トヨタ自動車の技術力と生産体制

これだけの知名度と業績を残す自動車メーカートヨタですが、もちろん、その技術力の高さが背景にあることはいうまでもないでしょう。

古くは「かんばん方式」に代表されるトヨタ生産方式をはじめとした徹底した製造効率化を始め、組み込みソフトウェアによる車のインテリジェント化、マルチメディア化、燃費性能を向上させたハイブリッドカー、人工知能技術の実用化を見据えた自動運転技術の推進など、トヨタが生み出した技術が世界をリードしていることはいうまでもありませんね。

これらの高い技術力は、特に理系分野で働くエンジニアにとっては羨望の的です。トヨタの先端技術の開発に携われることは技術者・研究者の名誉であり、スキルアップ・キャリアアップのチャンスでもあります。

また、車とITの融合によりプログラミングなどに精通したシステムエンジニアの需要も増加しています。多くの理系職種がトヨタ自動車へ転職したいと考えていることでしょう。

多くの系列会社を抱えるトヨタ自動車グループ

さて、トヨタ自動車は多くのグループ企業を抱え、一大企業グループを形成しています。
以下、主なグループ企業をピックアップしてその業務内容を見ていきましょう。

 

◇トヨタ自動車株式会社

自動車の生産及び販売

◇株式会社豊田自動織機

繊維機械、自動車、産業車両の製造・販売、物流事業

◇トヨタ車体株式会社

乗用車、商用車、特殊車のボディー及び部品の製造

◇アイシン精機株式会社

自動車部品、住宅設備機器、エネルギー機器、福祉機器の製造・販売

◇株式会社デンソー

各種自動車用品及びその他電装用品、空調設備並びに一般機械器具、電気機械器具の製造・販売

◇日野自動車株式会社

トラック、バス、小型商用車、乗用車、各種エンジン、補給部品の製造・販売

◇トヨタホーム株式会社

住宅の技術開発、生産、販売、建設、アフターサービス

◇トヨタファイナンシャルサービス株式会社

自動車販売金融サービス等を展開する金融会社


このように、メインとなる自動車の生産から部品の生産、住宅販売、金融事業まで幅広く事業展開しているのが特徴です。

また、グループ会社といえども、上場を果たしている会社もあり、それぞれが独立して事業を展開していけるほど事業基盤が強固であることがうかがえます。このグループ構成もトヨタ自動車の強みの一つですね。

トヨタなら非正規から正規雇用を目指せる!

こんなトヨタ自動車へ転職するには中途採用枠に応募し、選考を通過する必要がありますが、実はもう一つルートがあることをご存知でしょうか。非正規として工場勤務のライン工で働き、一定の実績を残すことで正社員へ登用する制度があるのです。

トヨタ自動車とそのグループ会社は、工場で働く非正規雇用の社員を正社員へ転換する施策を拡大しています。2016年は実に1,000人を超える非正規社員を正社員へと転換し待遇を改善しているのです。

もちろん採用に関しては一定のハードルがあり、誰もが正社員になれるわけではありません。

しかし、まずは非正規社員として入社してもいずれ正社員になれるという夢が持てるため、トヨタ系列の自動車工場勤務は恵まれているといえるでしょう。

また系列の自動車工場は全国にあるため、地元に残り良い待遇で働きたいという方にとっては願ったりかなったりではないでしょうか。

トヨタ自動車に転職するために必要な素養

では、非正規雇用からの昇格ではなく、中途採用を経てトヨタ自動車へ転職するには、どのような実績もしくは素養が必要となってくるでしょうか。

トヨタ自動車の中途採用は、書類選考の後、2~3回の面接や適性検査などが設定されています。

なかでも面接の難易度は非常に高く、「なぜほかではなくトヨタ自動車なのか」を理論的に説明できなければ簡単に落とされてしまいます。

したがって、ほかのメーカーではなくなぜトヨタ自動車なのかをしっかりと説明できるだけのバックグラウンドが必要となるでしょう。

募集している職種も非常に多く、同様に「なぜその職種を希望するのか」を深く質問されます。これまでの業務における成功・失敗や苦労した点などを踏まえ、理論的にその部署を志す理由を構築しておく必要がありますね。

また、入社後のビジョンや、入社することによる効果も詳しく問われます。エンジニアの方なら、得意なスキルを活かして何ができるのか、それはどれだけのコストメリットがあるのかをしっかりシミュレーションして見せることも必要です。

転職エージェントを活用しトヨタ自動車への転職を成功させよう!

トヨタ自動車に転職するには、やはり転職エージェントの力を借りるのが近道です。

もちろんエージェントの助けを借りずに応募することも可能ですが、上記の通りかなり念入りに面接対策を行うことが必要となってくるため、エージェントを介した方がスムーズなのはいうまでもありません。

転職エージェントでは、トヨタ自動車が募集している求人情報と職種、求める人材などを事細かに把握。面接官に上手くアプローチできるようになりますし、応募者にあわせて書類選考通過のノウハウや面接対策などもキャリアアドバイザーが丁寧に指導してくれます。

これからトヨタ自動車へ転職を考えている方にとって、エージェントは心強い味方としてあなたの転職成功の可能性を引き上げてくれます。