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前職の退職理由を面接で正直に話すべきか否か!?嘘をつかずポジティブに言い換える方法

面接

転職希望先での面接の際、「前職の退職理由」は必ずと言っていいほど質問される内容であり、ほとんどの人が相手に悪印象を与えないような回答を心掛け、無事に面接を突破することを考えます。

しかし、転職者全員がキャリアアップなどの前向きな理由で退職し次を目指しているとは思えません。そこで今回は前職の退職理由をどこまで正直に話すべきか、ネガティブな理由の場合はどのようにカバーするかについて解説いたします。

みんなの退職理由あれこれ

退職届

転職に関するアドバイスの定番として、転職先での面接の際に前職のマイナス面を強調することは避けるのが賢明だと言われています。例えば給料が安いであるとか営業ノルマがきついであるとか、こういうネガティブなことを言うと応募者にマイナス評価を与えるというのがその理由です。

このようなネガティブな意見に関しては、応募者の忍耐力がないケースや実力不足ではないかという見方もできます。つまり、応募先に企業の取っては入社後に悪影響を与えるのではないかということを懸念してのマイナス評価なのです。

とはいうものの、実際のところ前勤務先にまったく悪い感情を持っていない転職者というのは存在するのでしょうか?

そこでまずは転職希望者へのアンケートを基にした退職理由上位のランキングを見てみましょう。

転職希望者の何割かは前勤務先に不満や不安をもって退職する

不安

多くの転職希望者のコンサルティングを行ってきた転職エージェントのDODAが、2015年に行った本音の転職理由についてのアンケートがあります。

みんなの退職理由のランキング

1位 ほかにやりたい仕事がある 12.2%
2位 会社の将来性が不安 9.4%
3位 給与に不満がある 7.5%
4位 残業が多い/休日が少ない 6.1%
5位 専門知識・技術力を習得したい 4.9%
6位 幅広い経験・知識を積みたい 3.9%
7位 雇用形態を変えたい 3.0%
8位 U・Iターンしたい 3.0%
9位 市場価値を上げたい 3.0%
10位 業界の先行きが不安 2.7%

<出展:DODA転職理由ランキング2015年10月~2016年3月>

このランキングによると、「会社の将来が不安」や「給与に不満がある」をはじめ、「残業が多い/休日が少ない」、「業界の先行きが不安」と、前勤務先に対する不満や不安が数多くランクインしているのがわかります。

つまり、転職者のうち一定の割合の人はネガティブな転職理由を抱えながらその理由を隠して面接に臨み、前勤務先に対する不平や不満を面接で悟られないように”うまくごまかしながら”面接を乗り切っているのです。

会社への不平不満が募って勢いで辞めてしまう人

退職届を渡す

そもそも次の転職先を決めずに退職を決めること自体にリスクがあるのですが、にもかかわらず会社への不平不満がたまりにたまって勢いで辞めてしまう人は後を絶たないのです。というのも、給料が安いといった待遇面だけでなく、人間関係の不満や残業過多による心身の不調など、転職を考える動機は会社に対するネガティブなイメージにより膨らんでいくのです。

しかし、次の転職希望先での面接でこのようなネガティブなイメージを理由にするのはご法度です。少なくとも退職理由や応募動機についてはポジティブなイメージで語らなければ面接官に良い印象を与えません。つまり、以下のような転職理由(=応募動機)は避けるべきなのです。

・自分の働きに対して給料が安いので、高い給料の会社を探していた
・上司と合わずに仕事で衝突ばかりしたので、環境を変えたいと思った
・ボーナスがカットされたのでしっかりボーナスの出る会社がいいと思った
・休日出勤が続いて大変なので完全週休2日で働きたい

などなど

では、これらのネガティブでマイナスな理由で退職した場合は、どのように転職理由を説明すればよいのでしょうか。具体的に見ていきましょう。

ネガティブな退職理由を意欲溢れる言葉へと置き換える

サラリーマン

仮に退職理由が前職に対する不平や不満であったとしても、それを意欲的な言葉へと置き換え前向きな姿勢をアピールすることで面接を乗り切ることができます。以下、面接で使える具体的な回答例をいくつか示してみます。

(左側)ネガティブな転職理由例 ⇒ (右側)言い換え例

前職は給料が安くて不満があった ⇒ 努力や働きを正当に評価してくれる環境で存分に実力を発揮したいと思い転職を考えている

前職はサービス残業ばかりでしんどい ⇒ 腰を落ち着けて多くの実績を積んでいきたいため、よりよい環境でじっくりと腰を落ち着けて取り組みたい

上司と相性が悪くて衝突が多かった ⇒ レベルの高い環境でさらに自身の業務スキルを向上させていきたい

会社の業績が悪く雰囲気も良くない ⇒ 成長する企業の勢いを自らの力に変えさらなるキャリアアップを図っていきたい

同期に後れを取り出世レースから取り残された ⇒ 限られた業務の枠組みで仕事に取り組むのではなく、もっと幅広い視野を持ち業務に取り組みたい

パワハラがひどく自分の意見が通らない ⇒ 自らの意思で組織をリードしていく気概を持ち業務に取り組みたい

いかがでしょうか?このようにポジティブな言葉に言い換えることでかなり印象は変わってくると思います。言い換える際のポイントを簡単に説明します。

① 前職を落とすのではなく転職先を持ち上げること

前職の給料が低いのは正当な評価ではなかったから。転職先なら正当な評価制度があるのできっと給料も上がるというように、転職先企業ならうまくいく点を挙げてみましょう。

② 人間関係の不満は環境変化に言及する

上司のハラスメントはいうなれば会社の方針の押し付けです。開放的で自由な環境で実力を発揮することをアピールすることに置き換えて説明してみましょう。

正直に退職理由を説明してもいいケース

倒産

一方、退職理由をありのまま正直に話してもいいケースもあります。キャリアアップの意思が嘘偽りでなくしっかりと自分のプランに基づいたものである場合はもちろんのこと、自分に非がない場合などがそれに該当します。

では、転職エージェントのコンサルタントが語る「隠さずに面接時に説明してもいい退職理由」をピックアップしてみましょう。

① 会社が倒産した

これは正当な退職理由です。経営者や役員でもない限り本人に責任はありません。

② 早期退職制度に応募して退職した

業績不振な会社が早期退職を募集することがあります。これに応募し退職した場合も隠す必要はありません。

③ 非正規雇用だったため退職した

非正規雇用の場合、正規雇用を目指すのはある意味当たり前ともいえます。なぜ非正規であったかを説明する必要はありますが、転職先も十分納得できる理由でしょう。

④ 最低賃金を割り込む給与であった

そもそも会社が法令に違反している場合、辞めて当然です。証明できるものを用意できればベストです。

⑤ 結婚を機に雇用条件や雇用形態を変えたい

結婚するとパートナーの事情に合わせてさまざまな制約が発生します。例えば全国転勤がある会社から転勤のない会社への転職を希望するなど、雇用形態を変えることを理由に挙げるのは問題ありません。

⑥ UターンやIターンなど

家庭の事情などで出身地や地方に仕事を求めて引っ越す場合もそのまま事情を話しましょう。ただし、特に理由のない引っ越しは例外です。

このように、誰がどう解釈しても「仕方がない」と思われるような退職理由はそのまま面接で話しても問題ありません。むしろ①の会社倒産などを自虐的悲観的にならず笑い飛ばすような説明をすることで面接官から好印象を持たれるケースもあります。

転職エージェントを活用しアドバイスを受けるのが得策

アドバイス

仮にポジティブな言葉で面接を乗り切ったとしても、不合格の通知を受け取ることもあるのが難しいところ。転職活動は一筋縄ではいかず単身で臨んでも成功する確率はあまり高くないのが実際です。

そこで利用したいのが転職エージェント。転職活動のプロであるエージェントのコンサルタントが、応募書類の書き方や面接対策、そしてマイナスの理由で退職したケースをカバーしてくれるような退職理由や応募動機のアドバイスなど、さまざまな面でサポートしてくれます。

数ある転職エージェントの中でも大手エージェントのDODAはベテランのコンサルタントが多く、数多くの有責なアドバイスがもらえる転職サービスと言えます。

短期間で退職してしまった場合や不満が爆発して勢いで退職してしまった場合など、転職ハードルの高いと思われる人でもコンサルタントの的確なアドバイスにより転職を成功させています。DODAでは多くの企業と本音で話せるリレーションを構築しているため、不利な状況にある転職者でも転職成功率を上げることができるのです。

まとめ

合格

退職理由を包み隠さず面接の際に話すのはあまり得策ではありません。倒産やリストラといった不可抗力であればまだしも、わざわざ面接官にマイナスイメージを持たれる必要性はどこにもないのです。

その点、大手転職エージェントを活用することで面接を乗り切ることが可能です。経験豊富なコンサルタントや企業と深い関係性を持つ営業スタッフなどが転職者の味方となって全面的にバックアップしてくれます。

そして転職エージェント大手のDODAであれば求人案件数も日本トップクラスであるため面接までこぎつける機会も多く、転職成功の可能性も上がります。転職理由にうしろめたさがある場合、迷わず転職エージェントを活用してみましょう。