都会生活に疲れた!UターンやIターン転職で仕事探しを成功させるコツ

転職サービスを運営している株式会社キャリアプランニングが実施した大都市圏で勤務する20~40代の社会人を対象とした調査によると、全体の約5割弱の対象者が「将来は地方での生活を強く希望する」「どちらかといえば希望する」と回答しました。

もともと地方出身者であり大学入学や就職を機に上京してきた方はもちろん、純粋な東京出身者でも一定の割合で将来的な移住を検討しているということです。

そこで今回は、将来的なUターンやIターンを検討している方に対し、仕事探しを成功させるコツについてお話しいたします。

Uターン/Iターンを考える理由

まず、なぜこのようにUターンやIターンといった人口還流現象が起こるのか、その理由を探ってみましょう。

前述した調査と同様のアンケートはさまざまな会社が行っていますが、多くのアンケート調査を分析するとUターンしたい理由/Iターンしたい理由は以下のような内容に収束されます。

◇自身のワークライフバランスを見直したい
◇子育て環境を変えたい
◇豊かな自然環境に魅力を感じる
◇地域活性化に貢献したい
◇東京での暮らしに疲れた

首都圏にはヒト・モノ・カネ・情報がどんどん集まりますし、仕事は非常にエキサイティング。たくさんの若者が東京で仕事することを目標にしています。

会社の規模や事業の内容、社会的影響力の大きさ、多くの優秀なビジネスマンとの出会いなど、東京で仕事をすることのメリットを挙げればきりがありません。

しかしその一方で、地獄のような満員電車での通勤、常に競争を強いられる社会、どこに行っても混雑する飲食店やショップなど、東京で仕事をするストレスも地方とは段違いです。疲労の蓄積で働く意味を見失ってしまう人も少なくありません。

ある程度ビジネスで成功し金銭的に余裕のある生活が実現できるのであれば、これらのストレスもかなり軽減されるのでしょうが、給料の少ない若手ビジネスマンや出世レールから外れてしまった中堅ビジネスマンにとってはまさに生き地獄です。

特に地方出身者にとっては、慣れ親しんだ出身地を離れ東京で働くという状況が、ただでさえ大きな心身の疲労を伴うことであるため、そのまま東京で仕事を続けるとメンタルを病んでしまう方もいるようです。

また、子育て環境の大きな違いも理由に挙がっています。都市部の保育園不足がたびたびニュースになっていますが、地方では逆に子どもが少ないため保育園が余っている地域もあります。

保育園の敷地も広く、のびのびと子供を育てることができる田舎暮らしに魅力を感じる保護者は多いようですね。

Uターン/Iターンに関する不安

一方で、UターンやIターンを検討する際の不安にも着目してみましょう。同様にアンケート調査から見えてくるUターン/Iターン希望者の不安は以下のような内容です。

◇仕事が無いor見つからないのではないか
◇確実に給料が下がってしまう
◇生活コストはそれほど変わらないかも
◇地域の排他的なコミュニティが不安
◇買い物が不便

このように東京での生活と比較して「生活レベルが変わってしまう」ことへの不安が多いようです。求人情報や職種の豊富さや情報量など、東京が圧倒的に有利だと考えるのは当然だと思います。

地方は仕事の数・種類共に東京と比べて見劣りします。給料もほとんどの場合、東京よりも下がります。ただし、その分都会でのストレスは軽減されますので、ストレスとお金はトレードオフの関係とも言えるでしょう。

そしてコミュニティや買い物の不便さですが、これはどの地方に転職するかによって大きく異なります。例えば名古屋や大阪・札幌と言った大都市であれば、利便性やコミュニティは東京とそれほど変わりません。むしろ混雑しない分、快適でしょう。

このような政令指定都市レベルと人口数万人の地方都市では何もかもが大きく異なりますので、一概に「地方は不便だ」と言い切れませんね。

Uターン/Iターンを考えたらまずは相談すること

UターンやIターンによる転職を考えている方は、まずしかるべき機関に相談してみることをおススメします。現在、多くの自治体が本気でUターン/Iターン対策に乗り出しています。

東京にUターンIターンに関する相談窓口を常設したり、定期的にUターンIターン転職フェアを独自で開催したりと、希望者に対して広く門戸を開け対応しています。

このような窓口やフェアでは、転職先を見つけることはもちろんのこと、実際にUターン/Iターンした際の生活についてもある程度フォローしてくれます。

移住奨励金制度やさまざまな補助なども紹介しているので、まずはこのような窓口で相談してみるのが良いでしょう。

Uターン/Iターン転職を成功させる大きなポイント

それでは、Uターン/Iターン転職を成功させるための重要なポイントについてお話しします。

Uターン/Iターン転職は、通常の転職活動と比べてかなり長い時間を必要とします。通常の転職活動に加えて「長距離の引っ越し」というプロセスが追加されることや、生活環境のリサーチに時間がかかることがその理由です。

加えて、家族を伴っての転職となると、子供の転校手続きであったり配偶者の仕事の都合であったりと、多くの調整事項が発生します。

このように、転職までにはかなりの時間を要するため余裕を持ったスケジューリングを行わなければなりません。もちろん、転職先を見つけるだけでも相当な手間と時間がかかります。

転職サイトなどを見て自分で転職先を探しアプローチするのも良いですが、やることが多すぎて転職活動疲れしてしまうかもしれません。

転職エージェントを活用してUターン/Iターン転職を成功させよう!

このように、UターンやIターンによる転職を考える場合、自分の力だけで転職活動を進めると時間がどれだけあっても足りなくなります。また、現地での面接が複数回にわたるとその分、交通費などのコストもかかり、疲れもたまります。

そこで、UターンやIターンによる転職には、転職エージェントの活用を強くお勧めします。転職エージェントを活用すると、事前のコンサルティングにより、希望の勤務地や年収など、とても濃い情報提供をしてくれるでしょう。

また、履歴書や職務経歴書のアドバイス・添削などの転職支援を行っているので、より効率的に活動できるのも魅力。やはり転職市場のことはプロに任せるのが一番です。

特に全国展開している大手の転職エージェント、例えばDODAやマイナビ転職、エン転職などであれば、地方における求人案件も豊富にストックしています。

転職サイトなどには、表には出てこないレアな求人情報や、独自の技術力を持った光る地方ベンチャー企業などの求人案件も多く、仕事探しにかかる労力が大幅に軽減されること間違いなしです。

企業とのやり取りも転職エージェントが間に入って行ってくれるため、何度も現地へ行くことも無くなり転職活動以外の準備に時間やコストを割く余裕が生まれますね。あなたという人材をしっかりアピールしてくれます。

また、対象となる地方での生活環境はもちろん、住まい探しのコツなども教えてくれます。

あわせて、コンサルタントと一緒に転職活動開始から引っ越しまでのスケジューリングも考えることができます。転職エージェントの活用は、UターンIターン転職の大きな味方となるのです。

まとめ

このように、Uターン転職やIターン転職は通常の転職活動とは異なりかなりの時間や手間がかかります。転職エージェントを活用し、事前に十分な情報収集を行うことを心がけてください。

同時に転職や移住のスケジューリングも手伝ってもらいましょう。また、該当する自治体の窓口も上手に活用してさらに優位に活動を進めてください。